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公務員試験受かったよ~[感想]



近況

7月に鬱々としたnoteを書いていたが、結局公務員試験は普通に受かったし、内々定も出た。
あの後、母が祖母宅に帰り、物静かな父と二人暮しになったのも私の精神衛生上良かった。とても心穏やかに生きている。父のために食事の用意をしたり、なんとなく気まずい、母に話すような内容は父には話せないというようなことはあるが、概ね快適だ。やはり、母とは距離を置いた方がいいのかもしれない。母は明るくて、沢山話すし、楽しいことも多いが、悲しくなるようなことも多い。根本的に性格が全く違うので、いちいち言葉が強く、責め立てられると、とても苦しい。今はそんな母が居なくて、寂しいが心穏やかでいられる。

公務員試験について


そんなことは、さておき、公務員試験について。長丁場で、3月頃からエントリーが始まり、4月に国家総合職、特別区、5月に裁判所事務官、国税専門官、6月に国家一般職、県庁の筆記、国家一般職の説明会や裁判所事務官の面接、7月になると官庁訪問、大学法人の筆記試験、県庁の2次試験、国家一般職の人事院面接、8月に県庁の面接、国税、国家一般職の合否、採用面接など、怒涛のスケジュールだ。
就活というのは、凄いもので、大学受験と違い、エントリーが無料なのだ。とりあえず片っ端から受けた。大量の受験者と、大きな会場、大学受験並みの問題冊子を貰い受けて、全て無料である。私のような大学受験を乱れ打ちし、受験料をバカほど払った人間からすると、こんな大規模な試験が無料!?となった。とてもお得感。それに、私は小学生の頃から問題を解きまくり、試験を受けまくっていた戦闘民族である。試験の緊張感が懐かしく、とてもしっくり来た。これから私が詰め込んだ知識、知能をぶちまけ、公平に採点される。これこそが、快感である。

公務員戦績


後でまた、公務員試験のまとめノートを書くと思うが、私の戦績

国家総合職 筆記試験 落ち
特別区 最終合格 区面接辞退
国家一般職 最終合格 官庁訪問 内々定あり
国税専門官 最終合格 内々定
裁判所事務官 二次面接 落ち
国立大学法人 筆記試験 合格 二次面接行ってない
埼玉県庁 最終合格

とりあえず、公務員試験を調べて出る代表的なやつは全部受けた。大学生協の講座を取っていたので、そこで、紹介されていた必ず受けてください、って奴を受けた。

筆記試験勉強


 正直、全然勉強していなくて、講座が始まったのは大学3年の6月とかで、対面もあるが、オンデマンドもあったため、オンデマンドを見ていた。対面に行くのはだるくて。それも見だしたのが9月からで、結局夏休みはなんもせんかった。(本当は、祖母の家で1ヶ月ほど過ごす予定でテキストを持っていこうとしたら、激安航空だったため、重量オーバーで泣く泣く送り返した。ゴミ。大学3年生にもなって飛行機も満足に乗れやしない😭)
 それから2ヶ月ほどかけて、憲法と民法の授業だけ頑張って見切った。憲法は一コマ100分のものが、20コマ。民法は40コマだった。あとミクロ経済学20コマを見た。マクロまで見れんかった。それ以外は結局オンデマンドを見ていない。ものすごい大量の科目のオンデマがあったのに……。
 なので、それ以外の必要な科目は教科書を一気読みして、あとはポイントマスターという要約された冊子があったので、それをパラパラと読んでいた。憲法民法は割と頻繁に見ていたのだが、それ以外のマイナー科目は試験の1週間前とかに読んでいた。
 1番は過去問で、特別区と裁判所は3年分掲載されているので、それを解いて、こんな感じの問題か、っていうのを把握してやった。国税は1年分。特別区のネットに掲載されてる過去問は文章読解のとこが無くて、ぶっつけ本番でやったら癖が強すぎて、ちゃんと文章読解のとこも過去問で解いとくべきだった……って後悔したので、国家一般は生協に過去問くださいって言ったらくれた。生協はちゃんと利用しましょう。
 正直専門科目は暗記が苦手すぎて、憲法と民法だけ詰め込んで、あとは勘と常識でどうにかしようってなってた。教養科目は私にとってはどうにかなる方の科目だったので、沢山解いた。特に数的処理が苦手な人が多いが、私はむしろ得点源だったので、かなり有難かった。しかも、国家公務員では教養科目が40問から30問に減り、知識科目が減らされたことによって、知能分野、つまり、数的処理と文章読解の比率が上がり、これが本当に私のような人間にとって有利に働いた。マジで教養試験が激アツだった。
 県庁以外は問題を持ち帰れて、解答も出るので、即採点して、予備校などが出してるボーダーなどと照らし合わせて、ドキドキするなどした。全部ギリギリで、うーん……になってた。一番最初に出る筆記の合否が裁判所事務官で、それが受かっていたため、そこから結構自信がついた。案外、受かるんだな〜と思って、気負わず国般や県庁の筆記に挑めた。

面接について


 面接については、5月に全然縁のない市役所の早期選考に応募していて、練習がてら、その市役所のエントリーシートを携えて、生協の面接練習をして、面接での入退室などのマナーを教えてもらった。その市役所は面接で落ちた。めちゃくちゃ喋れたな〜って思ったけど、多分第1志望ですか?の質問に言い淀んだからだと思う。そりゃあそう。ちょっと練習ですよ感が強すぎたか。この時は本当に公務員受かるだろうか……って不安で仕方なさすぎて結構セーフティネットを広げようとしてた。
 5月の下旬に今度は特別区の提出済みのエントリーシートをたずさえて、3分プレゼンってなんですか?ってとこから聞いた。この時はまだ特別区1次の合否出てなかったから、正直受かってなかったら、意味ないな……って思いながらやってた。ほぼ面接練習ってより、何すればいいですか?っていう質問、相談だった。あと、その時具合悪すぎて、めちゃくちゃ態度悪く先生に接しちゃって、先生がイラついてた。ごめん。
 その後、6月の下旬に、特別区、国税、裁判所の1次合格が出たあと最初の面接である、裁判所事務官の面接カードを携えて面接練習をした。これは結構模擬面接ぽく練習した。悪くないと言われて、悪くないんだ……になった。
 その1回の練習後、裁判所の面接だった。これはかなり答えずらくて、私の準備不足のせいではあるけど、あんま上手くいかなかったな、っていう感想ではある。それでやっぱり、落ちてた。面接の詳細についてはまた違うnoteで書こうと思う。
 その次の日に、zoomで国税の面接カードを携えて、面接練習をした。それをやっぱり悪くないと言われ、悪くないんだ……になった。正直、あんま模擬面接ではいいアドバイスは貰えなかった。思ったより喋れるんだね。あんま、喋れないのかと思った。と言われたので、見た目?かそれまでのやり取り的にどもりそうな印象を受けていたのかも。私は初対面だったり、もう人生で関わることないやろなって人に対しては全然喋れるタイプの人間だから、面接向きなのかも。
 それで面接練習は終わり。なので、面接練習は計4回した。予備校とかだと、かなり辛口で評価されたりするらしいけど、生協なので、結構緩めだと思う。体験記とか教えてくれたり、人前で話すっていう練習にはなるので、もちろん、やらないよりはやった方がいい。でも後半は実践のなかで、答え方をブラッシュアップしてくと思うので、一つ一つの面接をこなしていくのがいいかも。
 結局、本番の面接は、某市役所、裁判所1回、国税の人事院面接、官庁訪問で2箇所、厚生局で2回、厚労省で2回とグループディスカッション、特別区の人事院面接、国家一般職の人事院面接、県庁で2回の面接、国税の採用面談、をした。
 合格発表が、特別区、裁判所、国般、国税、県庁、の順なので、結構ドキドキはしたし、全落ちしたあとのために、民間の選考も一つだけおざなりにやってた。特別区の合格発表の日に民間の1次面接の予定を入れて、zoomでやった。全然意味わかんない。その民間も一次面接は受かった。意味わからん。公務員試験受けてるって言わん方がいいのかと思って、なんで今この時期に民間就活してるんですか?って聞かれて、ゼミが忙しくて……とか、6月くらいからやり始めました、友人もあんまやってなかったので……とか言った、はぁ?やば……みたいな顔された。辛い。
 特別区は最終合格すると、23区から面接来ないかって連絡が来るんだけど、全然希望してない区だったので辞退して、裁判所も落ちていたため、8月になってもまだ内定がない人だった。それで、内定がないな〜と思いながら、8/13になったところ、国家一般職も国税も最終合格しており、官庁訪問で仮の内々定をくれたところから電話が無事来て、県庁と迷ってると言ったら、県庁の合格発表後にまた連絡くださいってなって、内々定ない人になった。
 その後、国税の採用面接に行ったら、軽い意向確認で内々定が出て、意思が決まったら連絡してね、との事だったので、内々定がでた。今のところ、国家一般職か国税の人になれることになった。県庁の合格発表はまだなので、どうしよかな〜になってる。

8/27 追記
県庁受かってました〜。でも気持ちがだいぶ国家に傾いてるので、とりあえず国般の方に内々定承諾の電話したよ〜。県庁はもういいかな……。国税とも正直迷ってるんだけど。うーん……やっぱ国般で対あり👊かな。

まとめ


公務員試験は本当に長丁場で、試験勉強も大変だし、それが終わったら今度は終わりのない面接練習になるので、マジで五里霧中って感じ。精神衛生のケアと適度なストレス発散がめちゃくちゃ大事だと思う。あと、官庁訪問で仮の内々定出るとマジで自信つくし、ほっとするので、官庁訪問で出先機関とか不人気官庁行った方がいい。私の行った厚生局の官庁訪問の仮の内々定は即日出て、実質一番最初の面接の合格で、本当に安心したし、嬉しかった。官庁訪問の体験記って殺伐としてて怖かったけど、私の行ったところは無駄な拘束時間もなくて、ラッキーだった。1番最初で切られるか、仮の内々定っていう両極端な結果のせいかもしれないけど。ウケる。全部の面接が終わったあと、合否まで1、2週間空くから、もうできることが無いため、家宝は寝て待て。あと、国家公務員の合格発表の日に、民間の最終面接のエントリーシート締切になってて、受かってなかったら、民間の最終面接受ける気でキープしてた。受かってたので、その日面接辞退のメール送って、公務員になるぞ~!になった。民間を併願した方が心の安寧的にいいと思うけど、私がタスク管理が下手すぎるので、1社だけ、学校が提供してくれてる企業スカウトのやつに登録して、なんとなく進んだやつをやってた。早稲田なので、多分それだけで雇ってくれる会社が何個かあるんだと思う。とはいえ、全然分からんシステム開発系のIT企業で、志望動機とかも書けなすぎるので、公務員受かってよかった〜


終わり


遂に内々定を貰って、就活終わりだよ〜
あとは卒論……。卒論の実験に人が集まらなすぎて、私の人脈がなくて、それが本当に辛いよ。今度は卒業できるかの不安でいっぱいだよ。いつになったら開放されるの。こんなに頑張って、私は労働する場所を決めたの全部意味わかんないよな。地主になりたい。不労所得で生きていきたいよ。そんで私の大学での唯一の友人は就活してるんでしょうか?7月でまだ髪が青かったよ。はぁ〜でもこれでゼミの人に内定あるよ〜って言える。
しょうがないから頑張って生きるよ〜


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