25卒 公務員試験 特別区体験記
初めに
25卒の令和6年度 特別区Ⅰ類採用試験で最終合格しましたので、最終合格までの体験記を書こうと思います。
他の公務員試験についてはこちら。
このnoteに含まれるもの
・全体的な流れ
・面接シート
・筆記試験の点数
・3分プレゼン原稿
・人事院面接の質疑応答(うる覚え)
ただ、区面接は第一次提示を断っていまして、他の公務員で内定があるので、辞退すると思います。区面接はわからないので、ご了承ください。
私も公務員試験というか、就活というものが未知すぎて、めちゃくちゃネットで体験記や面接について調べてお世話になったので、私も数多くの公務員試験体験者の一人として、ネットに放流したいと思います。
こういう体験記の意義って、何もわからない中で不安でいっぱいの中、こんなもんでいいのか〜と安心するためのものだと思うので、ぜひ、こんなもんでいいのか〜と思って頑張ってください^^
令和6年度 特別区Ⅰ類採用試験
まず前提として、私は都民ではなくて、東京の土地勘が全然ありません。強いて言うなら豊島区くらいでした。また、特別区の説明会などは一切行っていません。存在を知りませんでした……。気づいた時にはもう終わってました……。たぶん行った方がもちろんいいです。でも、まぁ行かなくても最終合格までは大丈夫っぽいです。
私は、お金ややりがいよりも、ゆるゆると働けて、めったにクビにならない、無能な私を永年雇用し続けて欲しかったので、公務員がいいと思いました。民間は大手以外探すのがムズいし、どうやればいいのか分からなかったし。ガクチカや私の性格などは、少しいいように書いた事実ですが、志望動機は言いずらかったです。安定以外何も無いので。できるなら働きたくない。夢は不労所得以外にありますか?地主では無いのでしょうがない。すごい頑張ってる人や志の高い人が目立つので不安になるかもですが、そんな人ばっかりじゃありません。もちろん。
特別区エントリー
申込受付期間:3 月 8 日(金)午前 10 時 ~ 3 月 25 日(月)午後 5 時
申し込みは3月から始まります。この際、エントリーシートがこの時点での提出となるため、できればこの時までに、ESの書く練習をしといたほうがいいです。ただ、もちろんそれまで全然ESを書いたことないわけですし、めちゃくちゃ難しいです。できるなら、生協やキャリアセンターなどので添削してもらうといいです。できなくても、ネットとかで落ちてるやつを見て、Chat GPTとか使って書くといいと思います。3月に書いたESで7月に面接するの全然意味わからないですけど、しょうがないです。あと、当日3分プレゼンがあるので、面接までに付け足したいな、とかブラッシュアップできるものが見つかればそこで言うのもありです。私も、ESにはゼミのことしか書いてなかったのですが、3分プレゼンでバイトのことを入れ込みました。
と言うことで、3月時点の拙い面接シート大公開。
でも特別区の面接シートはキャリタスなどでそれなりの数があるのでたくさん参考にするといいと思います。
面接シート
1 あなたが特別区でどのような仕事に挑戦したいか、あなたの強みと志望動機も含めて具体 的に書いてください。(250文字以内) ※面接の冒頭に3分間程度でプレゼンテーションしていただきます。
私は、教育や福祉、文化などの政策に積極的に関与し、生涯を通じて心身ともに健康的に住みやすいまちづくりに挑戦したいと考えています。心理学を学ぶ中で、養育環境や心理教育、そして周囲の理解が個人のメンタルヘルスに与える影響を理解しました。メンタルヘルスの重要性が全国的に認識される中、都と連携して大規模で先進的な取り組みを住民に近い立場で、実現できる特別区を志望しました。学んだ専門知識や、ゼミナールでの研究で培った課題解決能力を活かし、積極的にニーズを汲み取り、特別区の課題解決に貢献します。
2 あなたが一つのことをやり遂げた経験を挙げ、その中で最も困難だと感じたことと、それ をどのように乗り越えたかを教えてください。(250文字以内)
臨床心理学系のゼミナールでの研究発表を成功させたことです。初めての本格的な研究であり、最初の発表では、ただの情報の羅列で、研究の策定には程遠いと指摘されました。そこで、まずは興味のある分野についての論文を多く読み、結果だけでなく、問題、目的、研究手法、課題点に注目し、研究の進め方を学びました。また、研究室の先輩に積極的に意見を聞き、毎週教授からのフィードバックを受けることで、徐々に研究を完成させました。その結果、最後の研究発表で担当教授から高い評価を得ることができました。
3 目標達成に向けてチームで行った経験において、チームへの貢献につながったあなた独自の アイディアを、ご自身の役割とともに教えてください。(250文字以内)
ゼミナールでのグループ研究を完成させた経験です。グループ内では、メンバーの知識や意欲に差があり、研究の進行が困難でした。そこで、私はまとめ役として、週に2回の会議を設け、疑問点や意見を整理し、積極的に解決策を模索しました。同時に、各メンバー得意分野を考慮して、文献の収集や調査、アンケートの配布など、役割分担を行い、研究を効率的に進められるように配慮しました。結果として、効果的な役割分担のおかげで、全員が協力して学内の200人に対してアンケートを実施し、40ページに及ぶ文書を完成させることができました。
見ての通り、ゼミのことだけなので、前述した通り、3分プレゼンで、バイトのエピソードを入れ込みました。
筆記試験
試験日:4 月 21 日(日)
公務員試験では国家総合職の次に早い日程です。ただ合格発表は6 月 14 日(金)とかいう、鬼おそスケジュールなので意味がわかりません。しょうがないです。
試験内容(受験案内からコピペ)
教養試験(2時間)
一般教養についての五肢択一式(48 題中 40 題解答)
①知能分野(28 題必須解答)
②知識分野(20 題中 12 題選択解答)
専門試験(1時間30分)
一般行政事務に必要な基礎知識についての五肢択一式(55 題中 40 題選択解答)11科目各5問
憲法、行政法、民法①[総則・物権]、民法②[債権・親族・相続]、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経営学、政治学、行政学、社会学
(科目ごとでなく、個別に40問を選んで回答。国家一般は科目ごとで選択回答。)
論文 (1 時間 20 分)
課題式(2 題中 1 題選択解答)字数は 1,000 字以上 1,500 字程度
筆記対策
自分はあまり勉強していなかったので、何も言えることはないです。
憲法と民法とミクロ経済は、生協の動画講座を見て、後の科目は教科書を一気読みするなどしました。
一番は過去問だと思います。特別区は3年分の過去問が掲載されているので、それをやると感じが掴めますし、ある程度勉強した後にやって、平均点と比べると、自分がどれくらいできるのかがわかるので、勉強の進捗も掴めると思います。ただ、H Pに掲載されている過去問には、文章理解の文章が掲載されていないのですが、特別区の文章理解は癖があるので、できるなら生協などで、ちゃんと文章が載っている過去問をもらうといいです。これで私は得意だと思っていた文章理解で爆死しました。
論文問題はAmazonで売っていた論文対策のテキストを中古で買いました。
無茶苦茶なことを書かなければ、大丈夫だと思います。
筆記得点
教養:14/40
専門:16/40
今年の教養はゴミほど難しくて、9点でも受かっている人がいました。意味がわかりません。かなり低い得点ですが、受かれば何も問題ありません。
人事院面接
筆記の合格発表が6/14にネットに掲載され、少し遅れてメールも来ます。
いくつか基本事項を入力すると、合格通知と面接の日時が掲載されたものがダウンロードできます。
この面接の順番や日時は点数順なのか、受験番号順なのか、申し込み順なのか、と言うような論争が度々ありますが、別にどうでもいいと思います。受かればいいので。私は7月15日で割と後半組でした。成績が悪いからですか?!
面接は例年大田区産業プラザらしいです。
面接は午前組と午後組があり、またその中で、おそらく受付順で、3組に分かれて面接します。
14時10分集合で、①14:40~,②15:10~,③15:40~のような感じです。
私は早めに受付をしたので、①で、15時10分には終わって外に出ていました。
会場は以下のような感じで、でかい会場にパーテーションで区切られたスペースが大量にあります。そこに、一気に50人ほどの受験生が一斉に面接を開始します。かなりおもろい光景です。
パーテーションの中には3人の面接官が座っており、少し距離は遠いです。
最初に、受験番号と氏名を言って、促されて座り、少しのアイスブレイクののち、3分プレゼンを始めます。私はいつも受験番号が覚えられなくて、若干どもりました。受験番号が一番鬼門まである。
3分プレゼン原稿
それでは、プレゼンを始めさせていただきます。
まず、私が特別区で挑戦したい仕事についてお話しします。私は、特に子育て支援に取り組みたいと考えています。大学で臨床心理学や福祉を学ぶ中で、子どもにとっての養育環境や、子育て世代にとっての周囲の理解と協力の重要性を学びました。特別区は日本の首都であり、人口が多く経済活動が活発な地域です。しかし、まだまだ出生率が低く、住み続けて子どもを育てたいと考える人が少ないという問題があります。この問題を解決するためには、東京で働く人々が働くだけでなく、住み続けたいと感じる街づくりが必要です。若い働き手世代が安心して住みやすい街づくりを推進し、子どもを産み育てたいと思える街づくりが重要だと考えています。そのためには、保育園や学童の開設、公園の整備、子育ての悩みを相談できる場所、そして子どもの居場所づくりが必要です。児童相談所が区で設置できるようになったことからも、このような児童福祉や母子支援を充実させようとしている特別区で、積極的に関わっていきたいと考えています。
私の強みは、相手の話をよく聞き取る能力だと考えています。ゼミでのグループ研究があります。ゼミナールでのグループ研究において、メンバーの知識や意欲に差があり研究の進行が困難だった際、原因が知識不足ややることが分からないことによるモチベーション低下にあると気づきました。そこで、情報の共有を徹底し、週に2回の会議を設けて疑問点や意見を整理し、積極的に解決策を模索しました。また、各メンバーの得意分野を考慮して文献の収集や調査、アンケートの配布など役割分担を行うことで、研究を効率的に進めることができました。
この力を生かして、さまざまな背景を持つ人々と連携し、それぞれの事情を聞き取りながら、特別区の課題解決に貢献したいと考えています。
最後に、私が特別区を志望した理由は、特別区であれば住民に近い立場でありながら、都と連携して先進的な取り組みを実現できると考えたからです。特別区では、児童相談所の区での運営や、学費・給食費の無償化など、全国に先立った取り組みが行われています。そして、特別区での取り組みは全国の取り組みに対しても影響を与えることができます。このように、日本全体をより良い方向へと進める立場である特別区での取り組みに関わりたいと考え、志望しました。
また、中学・高校と豊島区の学校に通い、区役所や区民センターの新築、南池袋公園の整備など、住みやすい街づくりが進められていることを実感しながら過ごしました。このように、住民の声を聞きながら、住みやすい街づくりに貢献できる特別区職員を志望しました。
以上です。ありがとうございました。
結局原稿には書いてないんですが、イベントバイトで身につけた、お客様に対して丁寧で冷静な対応力を区役所職員として生かせると思います。というようなことを付け足しました。
これをうる覚えで、時々言葉を変えたり、端折ったりするとちょうど3分くらいだったんじゃないでしょうか。3分プレゼンを作るのは前日までできるので、ギリギリに作りました。なかなかどんなものがいいのかわからず、検索したのですが、マシュー先生のYouTubeしかなくて、手探りで作りました。こんなもんで良かったんでしょうか。人の3分プレゼンを聞きたくて仕方ないです。というか、人の面接とか知りたいです。就活している友人がいなかったので、いまだに謎です。
面接内容(かなりうる覚え)
自分:失礼します。
面接官:受験番号とお名前お願いします。
自分:受験番号〇〇、〇〇と申します。本日はよろしくお願いします。
面接官:お座りください。
自分:失礼します。
面接官:緊張されていますか?
自分:はい、とても^^
面接官:そんなに緊張しているようには見えませんが笑。今日は雨が降らなくて良かったですね。ちょうどいい気温で良かったですね。
自分:はい。そうですね。
面接官:ここまでは何で来ましたか?どれくらいかかりましたか?
自分:電車で、1時間半ほど?ですかね。(ここで少しどもりました。なんで?)
面接官:そうなんですね。では、緊張せずに、〇〇さん本人のいつも通りの姿を見せていただけたらと思います。では、プレゼンの方お願いします。
自分:はい。それでは、プレゼンを始めさせていただきます。
〜3分プレゼン〜
面接官:ありがとうございました。では、〇〇さんは。福祉系の取り組みをしたいと考えてらっしゃるようですが、なかなか福祉職の人手不足などがありますよね。このような課題にはどのように対応しようと思っていますか?
自分:はい、そうですね。確かに、福祉職の人手不足の問題はあると思います。その問題の原因としては、福祉職は待遇が悪い、などのイメージがあることだと思っています。ですので、まずは、働く人の待遇の改善や、人材教育の周知などが必要だと思います。
(まさかのいきなり具体的な政策系?だったのでびっくりしました。大学生が知るわけないだろ!と思いながら、月並みのことを言いました。)
面接官:そうですね。待遇の改善というのは必要ですよね。
面接官:最も困難だったことに、ゼミでの研究と書かれていますが、具体的にはどのような研究ですか?
自分:はい。私は、臨床心理学系のゼミに入っておりまして、社交不安という人の目が気になって、人と話せなくなってしまう、というような疾患に対して、人を避けてしまう回避行動がどのように影響を与えるのか、ということを研究しました。結果としては、やはり、回避行動をたくさんすると社交不安に悪い影響を与える、というものでした。
(研究系はどうせ説明しても興味ないやろ、という気持ちですが、どうにかわかりやすく説明しようと頑張りました。)
面接官:そうなんですね。これはグループ研究と同じものですか。
自分:はい、そうです。
面接官:グループ研究では、まとめ役であった、とありますが、これは自分からリーダーになったのですか?
自分:いえ、自分が意見を出しているうちに自然とそのような感じになりました。
面接官:そうなんですね。グループだと、意欲に差があるとあるように、あんまりやってくれない人とか、反発する人はいませんでしたか?
自分:そうですね。やはりあんまりやってくれない人はいたんですが、その理由が、何をやっているかわからないので、やることがわからなくて、やりたくなくなる、というようなことになっていると思ったので、自分が何をして欲しくて、なぜそれをする必要があるのか、というようなことを伝えました。
面接官:それで納得してくれたんですか?
自分:はい。そのようにやってほしいことを伝えたら、やってくれる人でした。
面接官:そうですか。(面接官が釈然としない顔でしたが、やってはくれる人だったので、それくらいしか言えませんでした。)
面接官:もし、意見が違う人ややる気がない人を説得する際には何を心がけていますか。
自分:そうですね。やはり、人それぞれ事情があることは理解して、例えばバイトだったり、サークルだったりがあると思うので、そこで、自分の意見を押し付けるのではなくて、どのような事情があるのかを聞き取って、考慮した上で、何をしてほしいのか、なぜそれが必要なのか、というのを伝えることが重要だと思っております。
面接官:イベントバイトをしていた、とプレゼンでありましたが、それはどのような業務なんですか?
自分:はい。イベントスタッフのバイトは、イベントごとに、会場に行って、席案内やチケット確認などの業務を行いました。
面接官:そこで何か困難なことはありましたか?
自分:はい。チケット確認を行う際に、名義と身分証の名前が違うことがあったり、身分証を持ってきていない、というような人がいた際に、お通しできないので、それを伝えることがあるのですが、やはりそれでも、いや、自分で買ったんですけど、というように粘られることがあって、その時が少し大変でした。
面接官:なるほど。そんなことがあるのですね。それは自分一人で対応するのですか?
自分:はい。最初は自分で、お伝えするのですが、それでも粘られてしまうと、職員さんに判断を仰ぐような形でした。
面接官:それだと、少し怒っているような人もいたんじゃないですか?
自分:そうですね、やはり自分で買ったと言い張るような方もいたんですが、その際は丁寧にお通しできない旨を、冷静にお伝えしていました。
面接官:そのようなことはどれくらいの頻度であったのですか?
自分:そうですね、2割くらいですかね。
面接官:そうですか。(これもなんかがっかりした感じでしたが、本当のことだからしょうがない。そんなにいてたまるか。)
面接官:これまで、最もストレスがかかった経験はなんですか?
自分:そうですね。この就職活動ですかね。
面接官:そうですよね笑もう少しですから頑張ってください。(ややウケしました。本当に思ったことを言ったんですが。)
面接官:それでは今までで、一番困難だったことはなんでしょう。
自分:そうですね。やはり、ゼミでのグループ研究だと思います。それまで、あまり人と対立することがなかったので、この経験で、人に対して、意見を言ったりすることができるようになったと感じました。
面接官:じゃあ、その経験がかなり大きい感じですか。
自分:そうですね。
面接官:区役所職員ではたくさんの人と交流しますが、人と関わる上で大切だと思っていることはなんでしょうか。
自分:そうですね。やっぱり、信じることだと思います。それまで、人があまりやってくれないと思って、全部自分で進めてしまう、ということがあったのですが、このグループ研究で、やってほしいことを伝えたら、意外とやってくれたので、そのように信じて、役割分担をすることが重要なのだと思いました。
面接官:そうですか。では、時事の話なんですが、最近痛ましい虐待などの事件が多くニュースなどでやっていると思います。そこで、特別区では、区で児童相談所を開設できるようになったりしています。そのような虐待や子供の保護などに対して、どうお考えですか?少しアバウトなんですが・・・。
(これは、前日にオープンチャットで先に面接を終えた方が時事を聞かれたと言っていたので、それだ!となりました。区営の児相については調べていたことなので、知っていることを聞かれて良かったです。)
自分:はい。そうですね。まず、区で児童相談所ができるようになったことは本当にいいことだと思っています。その、虐待というのは、母親だけが悪いのではなくて、さまざまな原因があると思っていて、貧困であったり、どうすればいいのかわからない、頼るべき場所がわからない、また、周りからの助けがない、などのことがあると思います。その際に、例えば豊島区が、赤ちゃんがいる家庭に看護師の方が訪問して、様子を見るというような取り組みがあるように、周りの助けや、そのような行政の取り組みの周知などが必要なのかな、と思っています。
面接官:そうですか。
面接官:では、時間が余ってしまったので、もう少し聞こうかな^^
面接官:〇〇さんのこれからの目標とかはありますか?
自分:そうですね。今は卒論を書くのを頑張っています。
面接官:まぁそうですね笑もう少し大きな人生の目標などはありますか?(しょぼすぎて、苦笑いしてました。でも本当に思いつかなくて。)
自分:そうですね・・・。健康に生きる、ですかね。やはり、体を壊さずにこれからも生きていきたいですね。
面接官:そうですか笑では、時間なので、面接を終わりにします。ありがとうございました。
(これも苦笑い。ちゃんと心身健康ですよ!っていうのをアピールしたかったんです。それもしょぼいけど。)
自分:はい。本日はお時間いただきありがとうございました。
(実際はもっと、なんかわかりずらい終わる感じの言葉で、いつ立ち上がって、切り上げていいのかわからなくて、若干もたついた。)
こんな感じでした。かなりうる覚えなので、たくさん抜けています。もっといろんなことを聞かれたと思います。また、簡潔に書いていますが、もっと口語ですし、もたついています。でも、とりあえず、思ったことを言えばいいと思います。面接練習や面接カードを書いていくうちに、いろんな考えがまとまって、エピソードトークが上手くなると思うので、抽出する伝えたいことを決めておくといいと思います。私はかなり馬鹿正直で、記憶力も良くないので、盛ったり、捏造したりするのが苦手で、面接の節々で、もっと上手く言えよ!みたいなのがあると思いますが、それはできる人はやればいいと思います。嘘苦手な人は別にそんな嘘ばっか言わなくても大丈夫ですよ。多分。
合格発表
最終合格発表:7 月 30 日(火)午前 10 時
ネット上で公開されます。10時半にメールが来ていました。
合格通知がダウンロードでき、そこに、総合順位と点数が書かれています。
私は、3000人中の半分より少し下くらいでした。
最終合格すると、23区のどこからか、第一提示と言って、採用面接に呼ばれる電話がきます。これは成績順なので成績は良いに越したことがありません。
私は志望区を、第一志望豊島区、第二志望世田谷区、第三志望板橋区にしていたのですが、16時くらいに足立区からの電話が来ました。正直、豊島区にしか思い入れがなかったのと、足立区は治安が悪いイメージだったので、その日は保留して、父に相談して、次の日に辞退電話をしました。
第一次提示区の面接を辞退すると、提示が来た区と人事委員会に提示区辞退の書類を郵送する必要があります。これが結構めんどいですが、まぁしゃーない。
また、提示区の辞退であって、特別区職員の辞退ではないので、第2提示や第3提示が11月や年明けまで来るようです。もう特別区職員にならない場合は、特別区辞退の書類をまた郵送しなければならないです。めんどくさいですね。申し込みはネットになったのに、辞退は郵送って、解約はお電話で、みたいな悪徳商法感がありますよね。閑話休題。
終わりに
今年の公務員試験は就職活動の早期化に伴い、筆記試験が例年より1週間前倒しだったらしいのですが、普通に最終合格まではめちゃくちゃ長くて意味がわかりません。それに、最終合格しても、希望の区に採用されるかもわからないというなかなか鬼畜な採用フローです。いい加減にして。
同じ日程で、都庁の試験があります。これは、専門記述という科目があって、面接カードは筆記終わりの提出で大丈夫です。また、面接は一回で、3分プレゼンはないですし、最終合格発表が一番早いです。
専門記述がネックですが、採用フロー的には魅力的です。筆記で専門記述が必要な国家総合職志望の方などが受けていました。専門記述は結局裁判所や国税でも必要ですし、白紙でも合格するくらい採点は甘いそうです。真偽は不明ですが・・・。どちらにせよ、いろんなことを考えて、受験先を決めるといいと思います。
このような体験記を読むのはどのような時期なんでしょうか。
ネットに落ちている体験記にかなりお世話になったので、参考になるかわからないですが、ネットに放流します。
また、国家一般と国税と県庁について書こうと思います。
がんばれ自分。お疲れ自分。
今は内定先を複数持っていて、クッソ暇な大学4年生の夏休みを謳歌しています。私は社会人になれるのでしょうか。人生は不安の連続です。