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自分らしさってなんだろう。


「で、君はどうしたいの?」
いつもこの問いかけに上手く答えられない。
そもそも上手く答えようすることが間違っているのかもしれない。
相手がどんな答えを求めているのかを考えている時点でそれは自分の意見ではないから。



振り返れば昔からそうだった。人生の分かれ道に立たされた時、決まって周りの顔色を伺ってきた。

どちらを選べば両親は喜んでくれるだろうか。友達は喜んでくれるだろうか。恋人は喜んでくれるだろうか。
 

いつしか自分の意見を持つことをしなくなった。周りに合わせそれとなくやり過ごす。
「どっちでもいいよ」「○○ちゃんはどっちがいいの?」
判断はいつも相手に任せてきた。


今の仕事だって安定をとった結果だ。内定を頂いた企業の中から公務員に近い今の仕事を選んだ。




 


「これから先の人生どう生きたいのか」




自問自答を繰り返してきた。もう学生の頃のように助けてくれる大人はいない。
自分で答えを見つけなければ。  
自分の人生、たまには茨の道を突き進むのもアリなのではないか。





多分やりたいことはたくさんあったんだと思う。でも押し殺してきた。周りの目を気にして自分の意思なんて無視してきた。やりたいことを遠ざけ、忘れようとした。





でもひとつだけどうしても忘れられないものがある。



「農業がしたい。」




農業は私の宝だから。





高校時代から今に至るまで私を支えてくれた大切な存在。沢山の出会い、喜び、感動を教えてくれた。





意思が弱いからこそ本当にやりたいことが見えてくることもある。







これからは少しずつ自分の意思を持って生きていきたい。
就農への道幕開けです。


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