人との関係性について
会いたい人がいる。
幼稚園が同じだった僕の初恋の相手。
2年間担任だった幼稚園の先生。
小学校時代、僕をいじめていた彼。
とてもお世話になった中学時代のクラブチームのヘッドコーチ。
高校時代のチームメイト、クラスメイト。
遅くまで英語の面接練習につきあってくれた先生。
大学で一番最初に仲良くなって、一番長続きしている親友。
去年亡くなったおじいちゃん。
会って話しがしたい。離れ離れになってから、僕はこんな風に育ったよ。こんなことができるようになったよ。当時の僕はどんな感じだった?客観的に見てどういう人間だった?今どんなことしてる?就活はうまくいってる?死ぬ瞬間何を思った?
訊きたいことはたくさんある。
会えなくなった人もたくさんいたけど、新しい出会いもたくさんあった。そしてそれはこれからも増える。
人との縁とか、関係が途切れてしまうのが少し怖い。就職活動を終えて、いよいよ卒業が現実味を帯びてきて、今の大学の友達ともなかなか会えなくなってしまうことに言いようのない抵抗を感じる。
中学時代も高校時代もそうだった。卒業が迫るたびに、周りの人間に恵まれていたおかげで離れ離れになることが本当に嫌だった。それこそ、おもちゃを買ってもらえない5歳児のように泣きながら駄々をこねたい衝動に駆られていた。
でも新しい環境に移るたびに新しい友人ができて、環境と人に恵まれて幸せに過ごしている。だからこそ会いたい人が増えていく。
どれだけインターネットやSNSがはやろうと、直接会って話をすることの代替にはならないと思う。
学生最後の1年は、読書もしたいし旅行にも行きたい。就職してからのための勉強もしたいけど、会いたい人に会って話をすることを最優先にして生活したい。
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