非モテ男はとりあえずブ○女と付き合うべき理由

炎上しそうなタイトルなので気が引けるが…なぜ本稿を執筆したか言うと、非モテ男子が陥りがちなピットフォールに問題意識を持ったからである。

非モテ男子が婚活をしようと決意し、魑魅魍魎がうごめく婚活市場で揉まれる中で、さすがに1年も経てばあなたに好意があり、もう一押しで付き合うことができる女性に出会うことができる(はず)。でも、その女性はあなたが思い描いていた理想のA級・S級女子ではないかもしれない。あなたは本音では「もっと可愛い・美人な女性と付き合いたいんだよなぁ💔」と思っているかもしれない。そんな状況下で、とりあえず目の前の女性と交際するべきか、より美しい女性を求めて目の前の女性をリリースするべきか…この2択で迷うかもしれない。

このような悩みに対して私は「とりあえず(あなたの理想通りの女性じゃなくても)付き合うべき」とアドバイスしたい。なぜなら非モテ男子に何よりも欠けているのは交際経験だからである。男性は女性との交際経験を通じて磨かれる。交際してからじゃないと経験できない(とされる)もの(例:セックス等)や磨かれない感性(例:女性が何に喜び・悲しみ・傷つくか等)もある。交際経験に乏しい非モテ男子のままでは、理想のA級・S級女子とは付き合えない可能性が高い。より競争の激しい女性の心を射止めるには、まずは自身が経験値を蓄積してレベルアップしなければならない。

こう主張すると「ようはブ○女を踏み台にしろってことか?」とか「僕は女性を傷つけたくないんだ!」と反論されることがある。童貞に限ってそんなことを言い始めるのだが…男女ともに恋愛には利害関係が大なり小なり付きまとうのも事実だ。あなただってブ○女に踏み台だと思われてるかもしれない。綺麗事ばかり言わずに清濁飲み合わせることができる男になることが、非モテを卒業する第一歩だと思う。

また上記のような主張をする非モテ男子は、なぜブ○女と付き合いたくないのだろう?そもそも恋愛市場における男女の価値が均衡しているから交際に発展する訳で、非モテ男子にはブ○女と同程度の価値しかない可能性が高い。しかし「踏み台」とか「傷つけたくない」という言葉を聞くと、あたかも自分が目の前のブ○女よりも立場が上だ!と錯覚してるんじゃないか?と感じる。本当にそうなのだろうか?もしブ○女にフラれでもしたら、あなたのプライドは傷つき怒り狂いそうである。非モテ男子は上記のような肥大化した自己認識を改める必要がある。まずは謙虚になり、非モテである自分と交際してくれる女性がいること自体に感謝するべきである。

またブ○だって心が清らかかもしれないし、話していて楽しいかもしれない。でも非モテ男子は付き合う女性を選ぶ基準が容姿に偏り過ぎているので、そうした点を軽視しがちである。今までA級・S級女子に相手にされてこなかった非モテ男子は、容姿が麗しい女性と付き合うことで、自らの男性としての価値を証明したいのだ。ほら、いくら善人ぶっていても、結局のところ恋愛に利害を見出しているじゃないか!

そりゃ交際相手が美人であるに越したことはない。でも交際を重ねると、容姿の美醜だけでは解決できない色々な問題にぶち当たる。外見だけで交際相手は選べないと自覚する。女性の容姿にばかり目が向きがちなのは、交際経験が乏しい証左である。そんな器の小さい自分を棚に上げて、女性を傷つけたくない!とか言わないで欲しい。ブ○女を恋愛対象と認識することができないのは、あなたの男として器が小さいからなのだから。

それでも真面目な非モテ男子は「いや…婚活を経て交際するということは彼女と結婚しなきゃいけないのでは?」とか「彼女と結婚する気がないのに、その気持ちを押し殺して付き合うのか?」とか悩んでしまうかもしれない。その悩みは杞憂だと思う。例えば結婚相談所で真剣交際に発展しても、成婚退会に至らないカップルは山ほどいる。出会って2-3ヶ月程度の男女なんて、相手のほんの一部しか理解できていないからである。交際閾値は低くして、もし交際過程で合わない部分が大きくなったら、お互い恨みっこなしで交際解消すればいいのでは?どうせ交際してから色々な問題に直面するのだから、交際前に悩み過ぎて時間を浪費するのは得策ではないと思う。

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