結婚相手に求めるもの1位は男女とも「見た目」。婚活でも結局は「顔」なのか問題について。（1）

2022年12月13日 14:00

東京・池袋「婚活エグゼ」チーフアドバイザーの坂田です。

12月にはいり、東京でも朝晩の気温が一桁台の日があります。アウターはコートやダウンに変わりつつありますね。

手洗い、うがいを続けて、コロナ、インフルや風邪にも気を付けていきましょう。

12月8日のライブドアニュースで、

Parasolが運営するオンライン婚活サービス「ヒトオシ」は、同サービスの利用ユーザー2018人を対象に「結婚相手に求めるもの」について調査を実施。

1位は男女ともに「見た目」という結果になった。

という記事が出ていました。

「見た目」を最も求めている男性のうち38％は「タイプの容姿であること」が最重要であり、「見た目」を最も求める女性のうち58％は「清潔感がある見た目」を最重要として希望、とのこと。

マッチングアプリはもちろん、結婚相談所も、現在は大きなブライダル連盟に加盟し、そのデータベースからお相手を探す方法が普通になっています。

よくも悪くも色々な条件で、検索できるわけですが、その結果最初に出るのが「顔写真」です。

そこから中に入って、詳細情報を確認していくわけですが、ファーストインパクトは、どうしても「顔」になってしまいます。

このブログで書いている「顔」というのを定義しておくと、「顔」＝「プロフィール写真」という意味で捉えています。上半身（バストショット）や全身ショットを含んだものですね。

第一印象は顔になっていくのは、リアル婚活パーティ以外、ネットを使った出会いはそういう風になっています。

そこには大きく二つの要素があります。

1 .プロフィールとして出す（データ上の）顔

アプリでも結婚相談所でも、まず受諾して会わなければ結婚へは進めません。そのため、顔写真は写りのよいものを出すのは当たり前で、そこは最重要だと思います。

ここでバリバリのレタッチ（画像処理）をすると、どんどん見栄えは良くはなりますが、本当の自分と乖離していきます。あまりにやりすぎると、直接会ったときに、「えっ？この人なの？」ということが、実際起こっています。

いまは体型でも、顔や目の大きさも変えられますが、どこまでやるかのさじ加減が求められます。

相談所のデータベースでも、「ミーティングルームで、スマホで撮りました」的な写真も上がっていますが、第一印象としての顔写真は、できるだけプロに撮ってもらうことをお勧めします。

私は普段、Webマガジン「SHOOTING」の編集長としての仕事もしています。今年も11月30日に

「SHOOTING PHOTOGRAPHER + RETOUCHER FILE 2023」という432ページの書籍を発売しました。

ここには広告や雑誌で活躍しているプロのフォトグラファーとレタッチャーの仕事と作品が掲載されています。

そうやって普段から多くの写真に接している中で、婚活エグゼの会員には「お見合い写真」ではなく、タレントやモデルを撮るのと同じように、「人として魅力的なポートレート」を意識して、撮影しています。

レタッチはもちろん行うわけですが、本人の印象をブラッシュアップするのが目的です。素で「良い写真」というのは、大袈裟なレタッチに頼らなくても良く見えるのです。なので、そういう写真が撮れるかどうか。

同じポーズ、似たような光で撮られた写真は、着せ替え人形のようであり、私に言わせれば本人の魅力云々ではなく、フォーマットに収められた70点くらいの写真かなと感じます。

「スマホ自撮り」よりはマシですが、本人に寄り添った写真ではなく、そのスタジオのフォーマットに当てはめられた写真、ということです。

「婚活エグゼ」がプロデュースして撮影する場合、女性はもちろん男性でもヘアメイクが入ります。

そこで最初にするのは、「顔のマッサージや美顔器によるフェイスケア」です。それをすることで、口角が上がり、撮影慣れしていない一般の人でも気分が上がっていきます。

ベースメイクやヘアは、その後です。

あとは天気の状況にもよりますが、できるだけ自然光で撮影します。一般の方がストロボを光らせると緊張しがちなので、ロケ＆自然光で撮影することで、自然なしぐさや、良い表情を引き出していきます。

そうやって撮られた写真であれば、あまり過度なレタッチをしなくても、「人となり」が出てきて、魅力的に見えるものです。

2.リアルな人間（実体）としての顔

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結婚相手に求めるもの1位は男女とも「見た目」。婚活でも結局は「顔」なのか 問題について。（1）