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(イケメンに限る)って話。

婚活時代の実体験をnoteに綴ります。

今回は婚活パーティーで知り合った男性と1回目のデートをした時の話です。

※コロナが流行前の話になります。


婚活パーティーで知り合った彼は普通にいい人でした。話も楽しいし、食の好みも合う。何気ないLINEから「今日ごはん行こう!」となった人です。フットワークの軽さも近いものがあるし、ノリも最高でした。

ただ、こう言うと叩かれるかもしれないけれど、見た目だけはタイプではありませんでした。

今の私は「見た目って大事!」と声を大にして言っていますが、当時はまだいい子ぶり気質満載だったため「見た目より中身だよね」と本心では思っていもいないことをよく口にしていました。

※本心:中身も大事だけれど、まずは見た目がタイプじゃなきゃ!


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たった一度ごはんに行っただけだったけれど、その彼は本当にいい人でした。何度も言いますが、合うなと思うことも多かったのです。そしてこれも何度も言いますが、ただただ、見た目がタイプではありませんでした。

彼との食事は楽しかったです。程よくお酒も入り、ケラケラと笑い、婚活で出会った人の中ではめずらしく早い段階から“素”を見せることができました。

そんな楽しい時間を共に過ごし、お店を出てエスカレーターに乗った時、事件はおきました。


少し酔っ払っていることもあり、なんだか彼の距離が近い。

エスカレーターは基本1つの段差を空けたい派の私。知らない人なら2つは段差を空けたいと思うところです。

しかし、酔っ払って距離が近い彼は、1つ空けるどころか片足が私の段差に入っている!

「あれ?うまくエスカレーターに乗れなくて、つい距離が詰まってしまったのかな?」

と考えた私は、1つ段差を進むことに。すると彼も同じく一歩を踏み出しました。同じだけ進んだため、もちろん私と彼の間にスペースが空くことはありません。


極端で好き嫌いがはっきりしている私にとって「距離感がおかしい!」というたった1つの出来事は、先程までの楽しかった思い出をスッと消してしまうには十分でした。

一度無理と思ってしまった私の頭の中には、一昔前に流行った脳内メーカーでたとえると「近い」「無理」の2つのキーワードしかありません。

人にはパーソナルスペースがあります。人によってその距離感はまちまちだけれど、初めから私の空間に侵入してくる彼のことを「そのほか多くのところで合うと思っても、肝心なところは合わない人」と認識してしまったのです。

それまではケラケラと笑っていたけれど、無理と思ってしまったものはしょうがない。2件目に行く雰囲気はあったけれど、なんとか理由をつけて帰ってきました。


個人的に、距離感問題は仕方がないと思っています。こればっかりは感覚的な問題なのでなんとも言えない出来事だと捉えています。

でも、ふと思いました。これがイケメンだったら?好きな顔だったら?好きな芸能人だったらどう思うのか、と。

たとえば私が好きな玉木宏だったら?……うん、嫌悪感を抱くどころか、大歓迎。

きっと本当に「パーソナルスペースが〜」とか言う人は、きっとどんなにイケメンでも、好きな芸能人でも、玉木宏でも、無理なんだろうな〜とふと思いました。

これが巷でよく聞く(イケメンに限る)現象かもしれないと思った出来事でした。


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