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風邪をひいて感じた「うちの夫でよかった」と思ったこと。

私はよくInstagramで漫画を読む。育児とか、夫婦の話とか、いつの頃からか、漫画を読むことが習慣になっている。

漫画でたまに見かけた描写で「え、まじで?」と思ったことがある。それは「風邪をひいたら旦那は自分の分のごはんしか買ってこなかった」「風邪をひいているのにジャンキーなものを買ってきた」というもの。

漫画だし少し大袈裟に描いているのかな?と思ったが、コメントで「うちの旦那かと思いました」というものを結構見かけたので「そういう人って本当にいるんだ……」と思っていました。



私は喉が弱いこともあり、どちらかというと風邪をひきやすいタイプ。季節の変わり目には大人になってからもよく発熱をしていた。

が、不思議なことにコロナ禍になってからはより予防を徹底していたからか、気を張っていたからかはわからないけれど、ずっと風邪をひいていなかった。

つまり、コロナ禍になってから出会った夫の前で私は弱った姿を見せたことがない。

そんな私がつい先日、風邪をひいた。熱は38度台ではあったものの、頭痛がひどい。今日はその時の話をしようと思う。(前置きが長い!)



数日前から頭痛があった私。タイミング的には生理と重なっていたので、そのせいかな?と思っていた。が、金曜の夜に私はついにごはんを作れないまで体調が悪化した。

LINE
私:ごめん。体調悪くて夜ごはん作れない。
夫:大丈夫?なんか買ってくよ!

ちなみにうちの夫はごはんを作れない(本人的には作らないだけと言っている)。なので「私がごはんを作らない=外食orコンビニ」に必然的になる。

私も別に作ってほしい!とかは思わないタイプなので、その日の夜は買ってきてくれたコンビニごはんで事なきを得る。


翌日も体調が悪い。土曜日だったため、夫も家にいる。

この日も夫は私のごはんを買いに近所のコンビニに向かう。私も私で、風邪をひいたらジャンキーなものを食べたくなるので「おかゆ」とか「うどん」という選択肢にはならない。

しかもなぜか食欲はいつもよりあるでのある。吐き気と熱が39度を超えなければ、いくらでも食べられる気持ちになるのだ。

夫もそんな私に驚いたようで「え…?」と言いながらも、忠実に私が求めたカツ丼とカップラーメンの買い置きを買ってきてくれた。


日曜日。熱は少し下がり37度台。でも頭痛は相変わらずひどい。我が家はいつも休日に二人で食材を買いに行く。が、その週はどう頑張っても私はいけない。

ということで、夫、一人で食料を買いに行く。

「一体いくらかかったのだろうか……」と思うほどの食材たちが我が家の冷蔵庫に収まったのだが、私なら買わないであろう珍しい食材もあったので、ちょっとだけワクワクした。


日曜の夜には、私回復。夫の前で初めて風邪をひくというイベント(?)が、無事に幕をおろしたのだった。



冒頭のInstagramで見る漫画の話に、話を戻そう。初めに言っておくけれど、別に私はマウントを取りたいわけではない。

きっと夫は「素晴らしい夫」なんだな、と実感した。「自分のものだけを買う」なんてこともなく「ジャンキーなものを食べたがる私に対しお粥にしなよ」とかいうこともなく。私のことを思いやり、私の食べたいものを尊重してくれたのだ。


こういうのって風邪をひかなければわからなかったな〜と思うし、今改めて考えてみると、私の元彼の中には「自分の分のごはんしか買ってこない」ってことをしそうな人が実は思い浮かんだ。

もし自分が風邪をひいたら夫や恋人、気になる人は果たしてどうするのだろうか、と思いを巡らせてみるのもいいな、と思った、そんな出来事でした。


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