見出し画像

日帰り|我が家の参拝場 Grazie (MN)

我が家から車で15分ほどの距離に、Grazieという、いかにもありがたい名前の地域があります。例年、8/15(日本のお盆の時期ですね)には、世界中から広場にマドンナの絵を描くMadonnaro達が集まることでも有名です。

画像2

炎天下、8/14の午後から8/15の夕方までの間に、アスファルトにどんどんと絵を描いていく人たち。コンクール形式で、授賞式まで行われます。
8/15の夕方、屋台が出て大賑わいの道を通り抜け、広場に出ると、彼らが一分一秒を惜しんで絵を描く様子が楽しめますが、私たちは近くに住んでいることもあり、ふらっと、誰もいなくなった広場に、絵だけを眺めに来ることの方が多いです。このお祭りも、やはりコロナさんの影響で、今年は中止となりました。

それでも、この夏も、Grazieに立ち寄った私たち。
年末年始やお盆など、日本にいないながらも、なんとなく体が参拝したくなる節目の時期というのがあって、そういう時にぴったりの場所があるからです。Santuario della Beata Vergine 、サンクチュアリ、というのがぴったりな、どこか宗教を超えたところのある教会で、恐ろしいもの見たさで入っているような気もします。

画像9

↑このように、かなりゴシックなのですが、中に入ると頭の上に吊られているのが、トップの写真にもある、ワニです。
そして、右手にも左手にも、聖人ではなく、悪人ヅラの張子マネキンがたくさん並んでいて、おどろおどろしく、個人的に、写真に撮るのはNGです…

が、一見の価値はあるかと!
怖いもの見たい方は、是非お連れします。

内部の参考画像はこんな感じでお許しください↓

画像2

この天使さん達も、ぷりぷりなのに、よく見ると結構本気で悪人を罰している…。い、石…?!

画像6

画像3

フゥゥゥ。 とにかく、気が滅入った・・・。

しかし、似たような感覚を、高知県内でも体験したなぁ… 笑

屏風絵同様、どうやら「恐ろしくて美しい」のと、なんとなく、悪いことしちゃダメよ、という気持ちになるからか、大して信心深いわけではない私ですが、節目や区切りの際に足を運んでいる、このサンクチュアリ。
(この日は誕生日でした。笑)

一通り、胃が縮んだかな、というところで、外に出て深呼吸。空が青い!

画像6

なかなかオツな体験を、ありがとうございました。
と心の中でお辞儀をしながら、マントバが誇る、沼湿地帯を眺めに教会の裏手に回ります。

画像8

一転、天国のような光景が広がる、このコントラストが好きなのかもしれません。
この時期は、蓮の花が迎えてくれます。なーむー。

画像8

遊覧船に乗って、もしくは、カヌーを漕ぎながら、この自然の迷路に入っていく体験もそのうちしてみたいものです。

SANTUARIO BEATA VERGINE MARIA DELLE GRAZIE
Piazza Santuario, 4 - 46010 Grazie di Curtatone (MN) 
e-mail: santuariodellegraziecurtatone@gmail.com

この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?