【無駄使いを防ぐ】買って後悔した事務用品
東急ハンズとロフトが好きです。
特に文房具売り場は心がときめきます。
しかし、「無駄使い」というなの落とし穴も大量発生していることも紛れもない事実です。
筆者は経理を生業としているため、これまであらゆる文房具、事務用品を購入しては捨て、を繰り返してきました。
今日はこれまでの経験を踏まえて、これは失敗だったという事務用品を独断と偏見を交えて紹介していきたいと思います。
経理の仕事は、今でもアナログな部分とPC作業とカオスになっていることが多いのが現状です。
そのため、いろんな道具を試してきましたが、実感を持ってこれは要らんかったというものを厳選しました。
読んでくださった方が無駄遣いを防止できたり、共感してもらえると本当に嬉しいです
高級なバインダー
高級感溢れる革製のクリップが強力なバインダーは持ち運びに適しません。
厚みがあって重たいので持ち運びが不便です。
外出先や机がない場所での筆記が目的なのであれば、軽くて持ち運びがしやすいものに限ります。
買うのであれば、クリップ部分がマグネットになっている薄手のものがおススメです。
紙を大量に持ち歩かなければならない方はクリアファイルに入れて保管をした方が良いです。
バインダーに紙を大量に挟んでいても、使い切ることはほぼありません。
紙不足が不安な方は都度補充しましょう。
テプラ
テプラでタグを作っている時ほど、時間を無駄にしていると感じる時はありません。
百歩譲ってお客さん相手に渡すものであれば、まだ理解できますが、会社や家庭内でファイル等を保管するのに、わざわざテープを一回一回作る必要はあるでしょうか。
タグのシールを買うか、直接書き込んで問題ありません。
3Mのカバーシールが貼って書き込んで剥がせるのでおススメです。
無地のマスキングテープでもいいかもしれません。
社内や家庭内でしか使わないのであれば、見た目にこだわるの無駄です。
どうせ見た目にこだわるのであれば、テプラが不要なくらいに物品管理と整理整頓を行うようにしましょう。
インテリアの観点から見ると、テプラがたくさん貼ってある空間は美しくありません。
一覧して、どこに何があるか一瞬で把握できるようにしておくことは生産性アップに直結します。
パーカーのボールペン
シンプルに書きづらいです。
使うと手が疲れるし、失くすとヘコむし、デメリットしかありません。
昔のボールペンは確かに書きづらいものも多かったので、存在意義があったのかもしれませんが、普段使いするにはジェットストリーム一択です。
4色プラス1か3色のモノが使い勝手はいいかと思います。
高級ボールペンといえば、保険の営業マンが契約の時に使っているイメージですが、たかが名前を書くためだけに高価なボールペンである必要があるのか。
相手への印象操作のための代物でしょうが、やっぱり効果はあるんでしょうね。
ハードカバーのノート
値段ほどの価値はありません。
ロイヒトトゥルムやモレスキンが有名どころでしょうが、普段使いには適しません。
メモによほど慣れている方でない限り、高級ノートは書き込むのにためらいます。
本来メモの意義は、備忘や思考の整理に使われるべきです。
そのためにはある程度、思いついた順にどんどん書き込む方が生産性は上がります。
書き込むのを躊躇っていたら、いつまで経ってもモヤモヤが晴れることはないでしょう。
書きやすさと機能性、コストパフォーマンスで考えるとコクヨのソフトリングノートがおススメです。
リングノートなので、半分のサイズにして書き込めるし、リングノート特有の左ページの端っこが書きづらいこともありません。
メモはたくさん書いて自分の中の情報(インプット)を吐き出す(アウトプット)ことが、目的ですので、高級感溢れるノートはあまり適していません。
買うのはメモに慣れてからでも遅くはないと思います。
バッグインバッグ
ただの布の塊です。
出張や旅行で洗面用具を入れるビニール製のものならば、理解できます。
しかし、タブレットPCを入れるため、小物を整理するためといった事務用品を整理するためのポケットが多いものは大半の人に不要のモノです。
紛失の原因になること、請け合いです。
こういう類のポケットが多いツールは一目見てどこに何があるか、わかりづらいので、「モノの住所」を確定させづらいんですよね。
整理整頓の基本はどこに何があるかを確定させることが一丁目一番地です。
その住所を確定させるためには「風景として覚える」ことが最も定着します。
バッグインバッグは風景として覚える難易度が高いので、余程のこだわりがない限りは不要です。
どうしても必要な方は出してすぐに中身がわかる透明なものやメッシュ素材のものがおススメです。
iPad(アップルペンシル)
「GoodNote5」を使ってみましたが、最近、紙のノートに戻しました。
デジタルツールは立ち上げるまでの数秒が地味にストレスです。
思いつきやひらめきは本当に一瞬の時があります。
その時に一々iPadを取り出して、アプリを起動させてとしているうちに「何やったっけ?」ってなるんですよね。
そして、紙のノートに比べるとやっぱり(物理的に)重いです。
保管場所やコピペ機能など、便利な機能も多々あるので、用途によっては使いようもあると思いますが、思考の整理やアウトプットに適しているかと云われれば、若干微妙です。
アップルペンシルもずっと使っていると手が疲れます。
これは私見ですが、アナログのペンと紙のノートの方が、記憶に定着するような感覚があるんですよね。
どこに何を書いたかが物理的に視認できるからか?
めくったり、紙の手触りだったり触覚的なものが記憶に残るからなのか?
ぼんやりとした仮説はあるものの、これは筆者の感覚的なものです。
おそらく同じように感じていらっしゃる方もいるはずだと思っています。
アウトプット主体にメモを使うのならば、アナログな紙とペンがやはりおススメです。
まとめ
買って失敗した事務用品を述べてきました。
無駄使いをなくす趣旨で書いてきましたが、実際、買ってみないことにはわからないんですよね。
やっぱり高級な文具を使っていて仕事ができる人を目の前にすると欲しくなるのも事実ですし、使っている自分を想像するのも楽しいです。
ただ、生産性が上がるかという観点で見ると、結構企業のマーケティングや印象操作に踊らされていることも多いのが実態です。
本当に必要なものか、購入する時に考えるべきはその目的です。
買うことによってどういう結果を得たいのか、その買いたいと思うモノは「手段」として適切なのか、一考するだけでも随分と無駄使いは減らせるのではないかと思います。
無駄使いを減らして、有用にお金を使うことは人生を豊かにします。
もし、参考にしていただけた方や共感してくださった方がいらしたら、とても励みになります。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
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