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初めてのソロキャンプ!何となく行ってみた!

人生で初めてソロキャンプ行ってきました。
人生で初めて行くソロキャンプの癖に、事前準備も勉強も面倒というか、「何とかなるっしょ!」の精神で、ろくに何もせず、最低限の予備知識で行ってきました。
結果、ソロキャンプがマジで超最高で、夏の最高な思い出になったので、最高に暑くて熱い思い出をシェアします。

キャンプの何となくな動機

まず、なんでキャンプ行こうと思ったかなんですが、何となくです。
人生いろんなイベントや事象において、人から「何でやろうと思ったの?」と行動の動機を聞かれることがありますが、どれにおいても立派な理由はなく、ただ何となくです。

だいぶ前にキャンプブームの火付け役になったであろうアニメ「ゆるキャン」を見て、餃子鍋美味しそうだな〜って思ったり、漫画「よつばと!」を読んで「お外で食べるカップラーメンめちゃくちゃ美味しそうだな〜」って思ったり、生まれも育ちも社会に出てからもずーっとコンクリートジャングルで育っているので自然への憧れがあったり、おそらく何より影響がでかいのは、職場やプライベートでキャンプが趣味の人に出会うことが度々あり、「キャンプ!キャンプ!」って聞かされて洗脳されて、じわじわ「そうだ、キャンプに行こう」となりました。

キャンプグッズ何も買いたくない

キャンプって何となく行きたいな〜って憧れはあるんですけど、まずキャンプに必要なものを買い揃えるのがむちゃくちゃハードル高いです。
買うのも面倒だし、持っていくのも面倒だし、現地に着いて組み立てるのも面倒です。

そんなとにかく極力何も行いたくない私がキャンプ地に選んだのはこちら「キャンピンググリーン」さんです。

こちらは千葉県の最寄駅都賀駅にあるキャンプ場で、場所だけ借りるのに比べたら少々お値段かかりますが、このようにスタッフの方がテント張って椅子も設置して、テントの中には寝袋とランタンも用意してあるというように、キャンプに必要な環境が整っています。
夏場なので扇風機も置いてくれましたよ。

キャンプの準備も勉強も何もしてない

私のキャンプ経験はというと、数年前に複数人で行くキャンプであれば2回ほど経験があります。
しかし、一人で行くキャンプは初めて。一人で何でもやらないといけないとなると、キャンプに対して入念な準備、計画、勉強が必要になるでしょう。

ところがどっこい、何もしていません。
前日までキャンプのことなど何も気にせず遊んでいたし、キャンプの当日の朝に持ち物の準備をしましたが、キャンプの準備より部屋の掃除に精が出ました。愚か。

最低限必要なものは食べ物です。これは流石の私でもわかります。
あまり料理をしたくはなかったし、料理をするにしても簡単なものにしたかったので、夜はバーベキュー、朝は簡単なものにしようと決めていました。

なるべくキャンプ場から近い場所で食材調達しよう!と都賀駅の手前にある千葉駅で千葉の食材がたくさんあるマルシェがあったので、そちらで買い込みました。
千葉の食材を使った千葉ーベキューです。
千葉のレモンワイン、千葉のピクルス、千葉のウィンナーなど。
あとは朝食べる用のパンを買いました。ホクホク。

他に持って行ったのは着替えと、暇つぶしに読む用の本と、シャワー室にアメニティとかなさそうなのでボディタオル、ボディソープ、お気に入りの旅用シャンプーなど持って行きました。

余談ですが、千葉のマルシェにて浮かれて落花生のお守り、落花生とびわのハンカチタオルも買っています。
浮かれたテンションでいろいろ買うのが旅ですよ。

キャンプ場にゴーゴー!

キャンピンググリーンさんは、事前にオプションとして設定しておけば送迎いただけます。
都賀駅東口駅で待ち合わせ時間まで待っていると、急に見知らぬ方から「キャンプですか!?」と声をかけられました。スタッフさんです。
気さくなスタッフさんがキャンプ場まで運転しながらいろいろ話をかけてくれました。
見た目の特徴など知らないだろうに、よく私がキャンプの客だとわかったなーと思ったのですが、どうやら大荷物でキョロキョロしている人を客っぽいと判断されているそうです。

雑談の中で聞いたのですが、キャンプに来るお客さんの中には普段クーラーがガンガン効いた室内で働く薬剤師さんが「週末ぐらい自然に触れたい」とキャンプに来たり、普段ホステスで人と喋りまくっている方が「誰とも話したくない!」とキャンプに来たりするんだそうです。
私もたまには自然の中に行きたいなと思ってキャンプに来ているし、人って非日常というか、休みの日は普段と全く違う環境に身を置きたくなるのかなーなんて思いました。

あとは、キャンプブームも落ち着いた中何でキャンプに行きたくなったのかとか気になったらしく聞かれましたね。何となくじわじわです。

そしてキャンプ場に到着。
到着するなり、キャンプ場に住み着く野良猫ちゃんが挨拶してくれました。

(ちなみに、当日キャンプ場の利用者は私だけらしいです…。)

最初は費用のお支払い。事前に調べていなかったのですが、全部現金払いでした。
何とか支払えてよかった…。
キャンプ場の利用料、あとは追加で焚き火に使うもののセットなど購入。
簡単にキャンプ場の利用について説明を受け、いよいよソロキャンスタートです。

ソロキャンスタート!

最初からテントが張ってあるので、着いた瞬間ゆっくりできます。

ここが炊事場。食器や食材はここで洗いました。さりげなくガーランドや小物なんかが可愛いなと思いました。

トイレはこんな感じ。思っていたより綺麗で安心しました。

他のキャンプ場との比較ができないので何ともですが、シャワー室も綺麗だなと思いました。
やっぱりアメニティは一切ないので、ボディーソープやシャンプーなどは事前に用意しておくのが無難。
キャンプ場の受付でも売ってるので、現地調達もできます。

最初にもらった焚き火セットの焚き火台と薪と炭と着火剤。
焚き火ができるか不安になる私…。

最初はキャンプ場の散策だよね〜とプラプラ散歩。
秘密基地みたいな隠れ家みたいなお家が可愛いです。

なんか戦車みたいなものもありました。

ここサバゲーもできるみたいなんですよねー。

キャンプ場は私一人みたいなので、散歩が終わったらめちゃくちゃ独り言喋ったり、一人で歌ったり、一人で笑ったりしてました。一人最高!

キャンプ場に来て読んでいた本はこれ。
最近真面目だねと言われる機会があって、真面目について考えたくなった。
真面目か。

レッツキャンプクッキング!

ちょっと日も暮れてきたので、お料理開始。
何も道具は持って来ていないので、料理に使う道具は全てキャンプ場でレンタルしました。
ボウル、ザル、包丁、まな板、トング、紙皿、カトラリー、チャッカマン。
あと、買ってきたワイン全部飲み干しちゃったのでビールのロング缶を現地調達。

スタッフの方からも、「焚き火の方法はYoutubeとか見てみて!」と言われていたので、Youtube見ながら見よう見まねで挑戦しました。
料理に使うのは炭火らしいので、炭を写真のように積み上げて、着火剤に火をつける。
火をつけるのすごく不安でした、失敗したらどうしようって。

火おこしに失敗しても食べるものに困らないように、念の為そのまま食べられるものも買っておいてました。それくらい火おこしが不安だったんです。
キャンプど素人一人なので、何が起きても一人で対処しないといけない…。

着火!普段火をつける機会もないので、チャッカマンの扱いも不慣れです。
火をつけてから15〜20分待つとのこと。
本当に火なんてつけられるのだろうか…。

Youtubeではこんなに激しく燃えてなかったんだけど…なんて思いつつ、炭を散らして網を置きます。

これで良いのか不安になりつつも買ってきた食材を並べる。
クーラーボックスないし買うのも借りるのも面倒で勿体無かったので、生肉ではなくウィンナーを買ったのですが、我ながらナイスでした。

焼けているっぽい?ウィンナーとピーマンを取り出してみる。

ん!?んふふふふふふ美味しい!!!!!
初めて自分で火を起こして焼いたウィンナー。生焼けでも焦げすぎるでもなく、とてもちょうどいい焼き加減。
不安ながらも初めてながらも大成功!至福の味でした…。

初めてのソロキャンプバーベキュー大成功だ!

キャンプに来たら焚き火もやらなきゃ!とこれも初挑戦。
何が焚き火の正解なのかも分からぬまま、火を付けてとにかく薪をくべていきました。

焚き火も成功しました!

失敗すると思っていたことも、やってみると上手くいくもんだなーなんて、この夏で一皮剥けた気分に浸った夜でした。

焚き火が終わったら、体が汗でベットベト。
それもそのはず、ただでさえ暑い夏の夜にバーベキューと焚き火してるんだから余計暑いのです。

ボディソープやシャンプーを持ってキャンプ場のシャワー室へ。
お風呂とかはなくただのシャワーなのに、汗でベットベトな体をシャワーで洗い流せてめちゃくちゃ気持ち良かった…。

真夏のテントの中は虫だらけ。
たくさんの無数の虫たちと添い寝しながら寝ました…。

最高の朝焼けとパン

早朝のキャンプ場も良い雰囲気。

ふと周りを見渡すと綺麗な朝焼け!
夢中で木々の方に走っていきました!

写真では表現しきれてないかもしれないのですが、とても綺麗でした…。
そして綺麗な朝焼けは一瞬で終わってしまいました…儚い。

朝には千葉駅で買ったパンを食べました。
日持ちするか心配で、パン屋のお姉さんに「明日の朝食べるのですが…」と聞いたら、食い気味で「大丈夫です!」と答えてもらいました。確かに大丈夫でした。

さよならキャンプ

名残惜しいけど、とても名残惜しいけどこの景色ともお別れ。
ありがとう。ありがとう。

11時チェックアウト。
領収書の入った封筒にはスタッフの方の手書きメッセージ。
また来たいな〜。

帰りは冷房の効いた車で送ってもらいました。
そして、送ってくださったスタッフの方には冬のキャンプをお勧めされました。
夏みたいに虫もいないし、暖を取る方法なんていくらでもあるそうな。

返却するときに気づいた焚き火台の足、あったんだね。
足を使わず使ってました、危なかったかも。

初めての夏ソロキャンプ振り返り

何も勉強せず準備せず行ったわりには、特に大きな反省点はなかったです。
ノリと勢いだけで行っても何とかなるものですね。

敷いてあげれば反省点はこんな感じ。

  • 虫が多すぎる。虫除け対策をすれば良かった(でも気にしなければいいので何とかなった)。

  • バスタオル忘れた(でもハンドタオルで何とかなった)。

  • 焚き火が上手くいくか不安すぎたので、予習すれば良かった(でもYoutubeで何とかなった)。

  • バーベキューの残り物を保存する用にジップロックとかあれば良かった。

あと、事前にキャンプの本を読んだり、「ゆるキャン」などキャンプが題材の作品に触れたり、Youtubeなどを観たりしてキャンプの時の過ごし方や料理を勉強しておくと、もっとキャンプの時間が豊かになるかなと思いました。

好きなYoutuberやまももちゃんが、目玉焼きとベーコン焼いて朝ごはんにするのをキャンプ後に観て早速真似したくなっちゃったり…。

まぁでもまずはやってみることが大事だと思ってます!
準備不足や勉強不足も含めて楽しむのが楽しい!!

知らなかったこと見たことないもの新しいたのしい

大好きな前向きソング、WANIMAの「やってみよう」
この曲の歌詞がまさに私の言いたい言葉や気持ちをそのまま代弁してくれています。

やりたかったことやってみよう失敗も思い出

やってみよう/WANIMA 作詞 篠原誠

誰でも最初は初心者なんだからやったことないこともやってみよう

やってみよう/WANIMA 作詞 篠原誠

知らなかったこと見たことないもの新しいたのしい

やってみよう/WANIMA 作詞 篠原誠

実際キャンプやってみて、一番嬉しかったのは火おこしが成功して、バーベキューが美味しく楽しめたことです。
絶対に絶対に失敗する、火なんて起こせないよって火をつける前ビビってました。
でもやってみたら意外と出来て、最高の結果が得られました。

これってキャンプに限らず何にでも言えると思うんです。
やってみたいけど、上手くいかないよ!って勝手にネガティブに考えていたのに、やってみたらすんなり上手くいくってこと。
心配でも不安でもよく分からなくても、とりあえずやってみるって大事だと改めて感じました。

今回キャンプを通して、やったことないことをやってみる、見たことないものを見る、分からないことを調べてなんとかやる、いつもとは違う環境に身を置く、
そしてそんな中で上手くいったことの嬉しさや楽しさが自分に自信や勇気を与えて、新しい挑戦や冒険や旅に連れて行ってくれる、背中を押してくれるだなと感じました。

キャンプに興味あるんだけど、よくわかんなくて自信なくて行けてない方。
キャンプど素人の私が何も頑張らなくても行けたので、ぜひノリと勢いで行ってみてください!ゴーゴー!

最後まで読んでくださるなんて! うれしい~ありがとうございます! これからも思考まるだしの文章を書いていきます(^o^) コメントあればお気軽にどうぞ~♪