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2023年12月が終わった

年が明けて約1週間が経ったけど忘れないうちに12月のことを。

仕事
もうすでにあまり記憶がないけど、振り返ると12月は1日も休まず、わりと残業もして、しっかり働いていた。
下期の方針を決めてキックオフで"選択と集中でやっていきます!"と宣言したり、登壇したウェビナーきっかけで相談をもらった客先を訪ねたり、新規の問い合わせに対して年末ギリギリまで全力で提案したり、クセのある人とちゃんと話したり、ここ最近の中ではけっこう頑張れたほうだと思う。

体調
しかしながら、いや、当然の如く体調は悪かった。終電に間に合うように会社を出る日が何日かあったり、自宅でレッドブルを片手に、日中できなかった仕事を深夜~明け方にかけてなんとか片づけたり、31歳、身体あまり強くないです女がそんな働き方をした代償は大きかった。両家顔合わせという結婚関連のイベントの中でかなり上位にランクインするであろう大事な日に生理痛と発熱でドタキャンをかましてしまったり、会社の納会でいろんな人に会えるチャンスというタイミングでアレルギー性結膜炎になり、見慣れない眼鏡姿でぎこちなく話さざるを得なかったり、極めつけは入籍前日に39度の熱が出て、これはもう一緒に役所に行けないかも、、と思ったり。すごく楽しみにしていた友人との食事や電話の予定も泣く泣くキャンセルさせてもらったり。書いていると情けなくて暗い気持ちになってくる。。

入籍
でも、なんとか、秋頃から決めていた日に夫となる人と一緒に役所に行って婚姻届を出すことができた。(熱は前日の夜には下がっていた。空気を読んで頑張ってくれた身体に感謝。)証人欄にも、二人でお世話になった人たちに、二人揃って書いてくださいとお願いすることができた。少し前から温めていた、二人で久しぶりにスタジオに入って1曲演奏する、という企画も実行することができた。しかもそれについては互い(主に彼)のこだわりの強さが十分に発揮され、今後も聴き続けられるレベルの編集がほどこされた。私もテレビAD時代の経験が少しだけ役立ち、そこそこ満足いく画角での撮影とマルチカメラの編集ができたことは良かった。彼がリビングで音の編集をしている間、寝室で画の編集をしていたあの時間は一生忘れないと思う。

変化
トータル10年以上付き合っていること、3年半は一緒に住んでいることを考えると、結婚によって何かが変わるとはあまり思っていなかったけど、日取りを決めてからほぼ毎日、恥ずかしいくらい結婚の2文字に支えられて生きていた。この秋は体調と仕事とのバランスが本当に難しく、もう無理かも…と思うこともあったけど、その度に、"大好きな人と結婚する"という目に見えないけれど確かな安心感みたいなものによって自分を奮い立たせて走り続けた。結婚することにしていなかったら、2023年を乗り切ることはできなかったかもしれない。入籍後の変化については、仲の良い友人が質問してくれたおかげで気づけたのだけど、「もう剥き出しの自分で仕事に向かわなくていいんだな」という気持ちになれたこと。かなり体当たりの状態で働いていたことが伺える。笑 仕事の役割が変わったり物理的な負担が減ったりするわけではないけど、自分と仕事の間に薄い膜(友人はベールと言い換えてくれた)のようなものができた気になったのでした。
あとは、想像以上に親や親戚、友人や同僚が喜んでくれたことがとても嬉しく、ただただありがたかった。時代的にも家同士という意識とか、仕事への影響とかあまりないから、極論二人が良ければそれでいいという感じなのかと思っていたけど、親族からの「安心した」や友人からの「感慨深い」という言葉をもらってみて、やはり結婚は二人だけでするものではないのかも、と捉え直した。

偶然
このタイミングで結婚した理由の一つに、彼の仕事の方向性が見えたということがあるのだけど、その仕事との出会いが奇跡的なもので、二人とも本当に人に恵まれたありがたい人生だなと思っている。
12月はそんな、人との縁というか偶然に驚かされたことが個人的にもあった。友人に誘われて訪れたカフェが、稲垣えみ子さんがピアノを練習していたカフェだったこと。(しかもそのカフェは稲垣さんと母が打合せをしたことのある場所でもあった。)後輩に誘われて観たダンスの公演に先日知り合ったばかりの振付師さんがいたこと。(しかも後輩の友人のダンスを私は先日も観ていた。)カフェの日もダンスの日も、体調が悪ければお断りさせてもらっていた可能性もあるけど、そうしたらこの偶然には出会えていなかったので、運良くどちらも行けて本当によかった。仕事でいつも様々な事象に対して予測を立てたり先回りしてリスクを回避したりしているので、人生にはこういう偶然というか、予測不可能なことが絶対に必要。最近はこういう偶然を面白がる余裕がなかったというか、面白がる気持ちを忘れていた気がする。疲れていると、家に籠ってピアノを弾いたり本を読んだりしたいなと思うけど、外に出ることでしか味わえない感情もあるので、欲張りだけど、どちらも大事にしていきたいなと思いました。

このままもう少し深い振り返りと2024年の目標なんかを書いてしまいそうだけど、それはまた別の回で。

おしまい

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