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【大学受験】国語編 ~MARCH合格!センター8割取得大学生が説く勉強法~

現文・古文・漢文。

大きく3つに分かれる受験国語は、そのどれをとっても伸ばすことが難しい教科です。特に現文は、勉強しても結果が出にくくいことこの上ない。そのため、成績を見て長期的に勉強する必要があります。

この記事では、そんな受験生に向けておすすめの勉強法を解説します!


まず、私の受験経歴についてお話ししましょう。勉強法には直接関係ないので、勉強法だけ知りたい!という方は読み飛ばしてください。

現在、立教大学に通う現役大学生です。2018年に受験を経験し、センター利用入試で合格して大学に通っております。高校はいわゆる進学校で、週3で7時間目、隔週で土曜日にも授業がありました。塾には中高通して通っておらず、学校ですべてを完結させていました。(学校の小テストとか自分で決めてやりたことがあったのに、加えて塾の課題を出されるのが嫌だった…)
「国語編」ということで、国語に関わることも少しだけ。小学生の頃から読書は好きで、ハリー・ポッターとかの物語系を好んで読んでいました。そのため、現文でも特に小説は毎回高得点でした。


1.現文

1-1 評論

まずは、評論についてです。基本事項をおさらいしておきましょう。
第一問は、漢字問題が5問出題されます。その後、内容に関する問題が何問か続き、最後に内容を包括した問題が出題されます。(2021年度共通テスト参考)

国語全体で言えることですが、「日本人なんだから勉強しなくてもある程度解けるでしょ」と思っているそこのあなた、要注意です。
そもそも、日本人が普通に解けるレベルの問題だったらみんな満点です。「日本人でも解けないような難しい問題出るに決まってるでしょ」というワケです。焦らず、時間を取って徐々に点数を上げていきましょう。以下に、現在のレベル別に勉強法を書いていきます。示している割合は、テスト全体ではなく各部分ごとのものです。今のレベルが分からない方は、ぜひ一度、赤本などで解いてみましょう!

高レベル (7割~。安定して取れる)
センター/共テでこのくらい既に取れているのであれば、場合によっては放置しても構わないかと思います。他の教科で危機的なものがあれば、評論は授業に任せてそちらに時間を割きましょう。
しかし、MARCHや早慶、国公立を狙う場合、7割では心もとないと言わざるを得ません。9割は安定的に取れるとかなり安心できます。まずは、苦手を分析することです。自覚できないないのであれば、過去の模試など最低5回分くらいを集めて、間違いを計算しましょう。手元にない場合は、解いてください。(「1-1 評論」のみ、全レベル分読むことをおすすめします。雑学などもちょこちょこ書いているので、さらっと流し読みしてみてください。)

漢字で落とすならば、漢字の一問一答問題集をひたすらやりましょう。学校で既にやっている方も多いと思いますので、毎回確実に満点を取るという気概で臨んでください。

内容問題で落とす場合、読解力がまだ足りません。要約にチャレンジしましょう。共テの問題であれば、300字程度に要約してみてください。このレベルの方の場合は、新聞・MARCH/早慶の過去問を使用することを私はお勧めします。共テはレベルが低めなので、難しい問題に挑戦する方が力が伸びます。
要約のやり方は以下のとおりです。
①段落に分ける。(既に分けられていることが多いので、その場合は不要)
②各段落で、中心的な文章を一文ピックアップする。
 →何度も出てくる表現を重点的に確認しよう!
②同時に、不要な文を削除する。
 →「例えば~」「他にも~」など、例示は削除できる文の代表格です。他にも、主題と関係ない文章はどんどん削除していきましょう。場合によっては、段落丸々例示ということもあるので、そこは全部削除しちゃいます。
➂ピックアップした文章を集め、さらにきれいな文章にまとめます。
 →重複する単語は指示語を使って簡潔に。

やったままでは意味がありません。国語の先生に、元の文章も添えて必ず添削してもらいましょう。要約用の問題集を購入するのも一つの手ですが、あまりおすすめはしません。要約は「これが確実に正解!」といえるのものがなく、自力で丸付けをするのは難しいです。専門の方にお任せするのが確実だと思います。

②の「各段落で、中心的な文章を一文ピックアップする」のが難しいんだよ!という声が聞こえてきそうなので、そこもフォローしておきます。
以下の点に注意してみるといいでしょう。
・文中に何度も出てくる単語を含んでいる文
・「つまり~」など、いかにもまとめを言っていそうな文
・それでも分からなければ、段落の一番最初か最後の文
重要なのは、「あなたが重要だと思っているか」ではなく「主題に沿っているか」です。要約なので、最終的に出来上がった文章が内容をまとめたものになっていなければなりません。まずは、チャレンジ。300字が難しければ、500字でも構いません。難しいのは承知の上です。目指したい高みがあるのであれば、挑戦してみましょう!

中レベル (5割程度。点数フラフラ)
たまに7割とか8割取れることもあれば、5割のこともある。点数フラフラしてるな~という方は、全体的に基礎的な力が足りていません。確実な対策をしていきましょう。
まず確認してほしいのは、使っている教材です。レベルが高すぎるものを使っていませんか?解いていてもほぼ点数が取れないのであれば、それはあなたのレベルに合っていないかもしれません。アルファベットをようやく覚えた小学生が、英語で専門書を読んでも仕方ありません。普通だったら絵本とかから始めますよね。少しずつレベルを上げて、着実に力をつけていくことが大事です。

漢字が取れない場合、やはり一問一答問題集を手に入れてやってみましょう。上記の高レベル者の項目を確認してみてください。
参考書に迷う場合は、下手に「東大を目指す人用」とかを選ばなければ、何でも大丈夫です。東大などのレベルを目指している方も、まずは普通のものにしてください。そちらをクリアしたら、レベルを上げてみましょう。
デザインでも例文でも、何でも自分が気に入ったもので構いません。少し大きめの書店に行ったり、ネットでベストセラーとかになっているものをてきとうに選んで買ってみてください。

内容問題についてです。このくらいのレベルの方の場合、書かれている内容によって得意不得意があることが多いです(私調べ)。「得意はそのまま、苦手を徹底的に!」は受験勉強の鉄則です。

まずは、内容の得意不得意を把握してください。参考書のレベルもしっかり確認しましょう。難しすぎるものは選ばないでください。おそらく、センター/共テの赤本や模試が最適だと思います。進路室や教室に置いてある学校も多いと思うので、毎朝始業前にひとつ解いてみるのもいいかもしれません。

重要なのは、解いてそのままにしないことです。解く→丸付け→終了にしてしまっていませんか?合っている箇所も間違っている箇所も、「なぜ〇なのか」「なぜ✕なのか」を確認してください。
合っている場合、なぜ合っているのかを解答と照らし合わせます。「自分がなぜそれを正解だと思ったのか」と「解答に書いてあること」が合っていれば大丈夫です。合っていても、そこが間違っていればできたことにはなりません。思考プロセスをしっかり確認しましょう。
間違っていた場合、なぜ間違っていたのかを解答と照らし合わせます。二択で迷っていた場合、そのもう一方の選択肢も確認しておいてください。「これはないな」と消したものも、考えが合っているのかをチェックしましょう。

全然取れない! (5割以下。やる気もないし超苦手!)
まず、一番問題なのは「やる気」です。
苦手でやる気もないけど、行きたい大学があって、このままじゃダメだ!と思っているなら、このまま読み進めてください。
苦手でやる気もないし、頑張ったところで行きたい大学もないな~という方は、勉強しなくていいと思います。
そもそも、全員が大学に行かなければいけないわけでもないです。詳しくは別記事にも書きますが、他にやりたいことがあったり、国語を頑張って点数を上げた先に欲しいものがないのであれば、やらなくていいのでは、というのが私の意見です。

やる気がない!という方は、まず授業に全力集中してみてください。放課後や休日は遊んでもいいし、スマホを触ってもいいです。授業で先生に問われたことをしっかり考えてみてください。
出された課題にしっかり取り組み、自己採点で満足してはいけません。合っているのなら、自分の思考プロセスが本当に合っているのかを確認してください。間違っていたら、なぜ間違えたのかを解答と照らし合わせ、分析してください。定期テストにも全力で取り組み、100点を目指しましょう。

とはいえ、学校の授業があまり受験向きでなかったり、他にも様々な要因があって授業に集中できないという方もいるでしょう。そういう場合は、授業中は最低限アンテナを向けつつ、ひたすら漢字を覚えましょう。授業外で時間を取る必要は出てきますが、そこは我慢してください。最初から「1時間やるぞ!」ではなく、「とりあえず座って参考書開いて、問題だけ読んでみよ!」と考えるようにしてみましょう。最初のハードルを下げるというのは、案外大事なものです。


1-2 小説

少し読み疲れてきたころでしょうか。夜な夜な不安になって、ベッドにもぐったままこれを読んでいる方もいるかもしれませんね。一朝一夕には点数も偏差値も上がりません。深呼吸して、読み進めてください。笑
不安なもんは不安ですしね。むりやり寝ようとしたところで結局眠れないと思うので、最後まで読んでください。

さて、小説についてです。こちらも基本事項をおさらいしておきましょう。
第一問は、熟語の意味を問う問題が出題されます。その後は内容に関する問題が続き、最後に主題と関わる包括的な問題で終わります。(2021年度共通テスト参考)

この項では、レベル別の記述はしません。解き方のポイントを書いていくので、実際に解く際はその点に注意しながら解いてみてください。

意味問題に関しては、漢字の一問一答問題集の中に内容が入っていることが多いです。それ以外では、本をたくさん読みながら分からなかった箇所を確認するという方法が有効なので、昔から読書が好きだと言う人は小説が強いことが多いです。問題集や模試などで出てきたものをしっかり暗記し、用法までチェックしておきましょう。

内容問題に関しては、コツをいくつか。
①最後の問題を先に読む
内容をなんとなく把握していると、少し読みやすくなるかもしれません。大問の最後は、ほぼ全体を包括した内容の問題が出題されます。もちろん間違いも含まれていますが、「前半は同じで後半が違う」ということが多いので、文章内容のだいたいは把握できます。最後の問題が分からず、もう一度読み直すという人も少なくないのではないでしょうか。それも防げますし、内容も把握できます。問題文を読む前に、最後の問題の選択肢を読むのも一つの手です。

②自分で推測しない
「この人はこういうこと思ってそうだな…」と、自分で判断しないようにしましょう。心情はあくまで文章から読み取ります。地の分にこうある、この人はこう言っている、といったところから判断します。これには訓練が必要なので、まずは数をこなすことが重要です。

➂登場人物の関係性
「読んでればそれくらいはさすがに分かるよ!」とお思いですか?侮るなかれ、現代文。もう一歩踏み込んだ考察をしてみましょう。登場人物が2人いたとします。彼らの関係性の大枠は、読んでいればなんとなく分かるでしょう。「友人」だとすると、彼らはどんな友人でしょうか。あることがきっかけで、ぎくしゃくしているのかもしれません。一方は仲直りに積極的で話しかけようとしますが、どうにも踏ん切りがつかなくて話しかけられません。もう一方はもうどうでもいいと考えているかも。他にも友達はいる。でも、少し寂しいような。そんな背景があるかもしれませんね。頭の中で関係性を整理しながら、問題文を読んでみましょう。

「評論に比べて、具体的な勉強法提示してないな…」とお思いでしょう。そう、小説はある程度点数は取りやすいですが、そこから停滞しがちでもあります。昔からの読書量(小説系)がものを言うので、仕方ない部分は大きいです。スポーツだと分かりやすいかもしれません。昔からバスケットボールを習っている子は、体育でバスケをやったら当然活躍するし、その部分の評価は高いでしょう。当然です。それをやっかんでも仕方ありません。それと同じことが、この小説の分野(評論もだけど)にも言えます。
「じゃあバスケ教室に行って一から基礎を学ぼう!」という心意気は素晴らしいですが、おそらくはそんなに時間をかけてもいられないでしょう。コツをつかみ、"いい解き方"をすることが重要です。


2.古文

古文は、現文以上に苦手意識を持っている方が多いかもしれません。
古文は暗記がものを言います。その知識がある上で、問題を解く必要があります。数学と一緒ですね。数学で言う公式=古文単語・古文常識 みたいな感じですね。

では、基本情報をおさらいします。最初に訳の問題が出題されます。その後内容に関する問題が続き、2021年度は和歌に関する問題も出ています。(2021年度共通テスト参考)

まずお伝えしたいのは、「腹をくくってください」ということです。暗記から逃れる術はありません。ただ、覚え方はひとつではありません。その辺も含め、ご説明していきましょう。

2-1 助動詞・敬語の活用

さっそく暗記です。ここはもう覚えるしかありません。しっかり頭に入っていれば、得点源にもなります。そもそも、ここができていないと文章が読めないので、読解の上でも重要になります。

古典の教科書の一番後ろなどに表で載っていることが多いですが、助動詞・敬語の使い方に関しては自分でまとめることをお勧めします。その時、活用表はもちろんですが、前後につながる言葉を含めて書いてみてください。自分では分からないことが多いと思いますので、こちらのサイトを参照すると良いでしょう。それぞれの助動詞で使い方を書いてくれていますので、内容を自分でまとめて暗記するのがいいと思います。

2-2 逐語訳

文章を逐語訳するのもおすすめです。「逐語訳」というのは、文章を単語で区切って訳していく方法です。その都度、助動詞であれば活用の種類を書き、単語であれば現代語の意味を書きます。正解が載っている参考書が必要になりますので、「やってみよう!」という方は購入してみてください。購入することが難しい場合は、学校や塾の先生を頼ってみましょう。やり方を以下に示します。

①品詞分解(/)
やうやう/白く/なりゆく/山際、/少し/明り/て、/紫だち/たる/雲/の/細く/たなびき/たる。
②助動詞を囲って、その横に活用の種類を書く(サイト上では示せないため、ここでは太字、カッコ書きで代用)。意味が分からない古文単語があれば、その意味も調べて横に書く(ここでは省略)。
やうやう/白く/なりゆく/山際、/少し/明り/て、/紫だち/たる(存続)/雲/の/細く/たなびき/たる(存続)
➂全体を現代語訳する。
やうやう/白く/なりゆく/山際、/少し/明り/て、/紫だち/たる(存続)/雲/の/細く/たなびき/たる(存続)
だんだん白くなっていく山際、少し明るくなって、紫がかっている雲が細くたなびいている。

こんな感じです。ここではかなり難易度の低い選びましたが、難しい分の場合、助動詞の分類でつまづく場合も多いでしょう。そう言う時は、最後の現代語訳やそのあとの文章で変わることがあるため、いったんすべての候補を書いておくといいです。また、慣れていない方は品詞分解も難しいと思います。あせらず、とりあえず自分の思うところで区切ってみてください。間違っていたら、正しい情報をインプットすればいいだけです。
単語帳などで単語を覚えたりするのが苦手な方は、こういった感じで問題を解きながら覚えるというのもいいと思います。私は授業で行われる単語テスト以外では勉強せず(単語帳めちゃ苦手だった)、出てきた単語で重要そうなものを覚えるようにしていました。

和歌
2021年度の共通テストでは、和歌についても出題されました。私大などでも、大学によっては和歌が毎年出題されるところもあります。和歌の修辞は規則性がかなり難しいですが、授業で扱う際にしっかり確認しておきましょう。

先述したとおり、2021年度の共通テストは最後の問題が和歌に関するものでした。2020年度のものや、それ以前のセンター試験の時の場合、最後の問題は現文と共通して内容を包括したものが出題されることが多いです。何が書いてあるか全然分からん!という状態で読むよりは、最後の問題を読んで内容をだいたいつかんでから問題文を読み始めるというのもおすすめです。


3.漢文

ここまで長かったですね。もう少しですので、辛抱してください。笑
基本情報をおさらいしましょう。最初は言葉の意味を問う問題です。次に言葉の解釈に関する問題が続き、内容の問題に入ります。最後に内容を包括した問題が出題されます。(2021年度共通テスト参考)

漢文は句形。それに尽きます。句形覚えて問題解く!それだけ!!
攻略法はそれしかありませんが、逆を言えばそれだけです!数えられるくらいしかないので、授業中に全部覚えて叩き込んでしまいましょう!それで漢文は満点取れます!

「現文→古文→漢文」の順に書いてきましたが、回答の順序は何でもいいです。「いつも漢文で時間が無くなっちゃう!」という場合は、いっそ漢文から解き始めるのもいいでしょう。模試を積極的に受験し、時間配分も試してみてください。


4.さいごに

さて、これまでつらつらと書いてきましたが、受験は自分に合う勉強法と出会えるかどうかで勝負が決まると言っても過言ではありませんこれまで記した勉強法、そしてこれから記すものもそうですが、できるだけ汎用性が高いよう、多くの人が試せるよう留意してはいますが、それがあなたに合っていなければ意味がありません。

もし今、「成績が上がらない、勉強法どうしよう…」と悩んでネットサーフィンをしているのなら、今すぐ辞めてください。意味ありません。
どこのサイトにもブログにも、書いてあるのは大抵同じです。今日この記事を読んだのであれば、それで終わりにしてください。勉強法は、試さなくては自分に合うかどうかは分からないからです。

とは言え、私も同じことをしていました。心配で、いい勉強法が見つかれば爆発的に成績上がったりするかも…と期待して、同じようなことが書いてある記事をひたすら読んでいました。不安ですよね。怖いですよね。この記事は半分、過去の私に書いているようなものです。なので、先輩ぶって「これがいい!」「これはやるな!」とは言えないです。笑

何事も、専門家に聞くのが一番だと思っています。学校の先生でも、塾の先生でもいいです。勉強法は彼らに聞いてください。ネットは情報が溢れすぎて、終わりがありません。もし信頼できる先生が身近にいないのであれば、ここのコメント欄かプロフィールからとべるTwitter(動いてはいないけど見て入るので反応はします!)にきてください。いくらでもお話聞きます。アドバイスします。一応、過酷な大学受験を経験した者として、お伝えできることがあるかもしれません。

これを読んでいるのは、どんな方でしょうか。高校2年生でしょうか。共通テストを明日に控えた受験生でしょうか。最後のチャンスの浪人生でしょうか。
「頑張れ」としかお伝えできることはありませんが、やるべきことをやりましょう。高校2年生なら、自分の現在位置を確認して志望校までの距離を測ってください。共通テストが明日なら、もういっそ寝るか、映画でも見てください。浪人生なら、充てられる限りの時間を勉強に充てましょう。これから死ぬ気で頑張って楽しい4年間を送るか、ある程度頑張ってある程度の大学に合格してある程度の大学に行くか。どちらがいいかは火を見るより明らかです。

頑張れ!!!受験生!!!



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