このまちを作るのは誰だ。part2

「市民の声をまちづくり」にと良く耳にするメッセージ。市民の声を聴くその役割は、行政にあるの?はたまた市議会議員の方々にあるの?

自分たちが欲しい暮らしを実現するのは、「自分たち」じゃないんだろうか。自分たちの声に耳を傾けて、自分たちの欲しい暮らしを手に入れる。できるコトを見つけ出して、実践する。

そういうまちこそ、面白いと思う。

アンケートの回答が初回目標の5件に到達!

初回の記事、「このまちを作るのは誰だ。」で掲げたアンケートの回答数目標を5件、と決めていました。

まずは5件、回答目標!

このまちを作るのは誰だ。

「5件」という数が少ないのか、多いのか、まったく分からない状況でのスタートでしたが、アンケートの設計を改めて読み返してみると、なかなかハードなボリューム。

「小さくスタートして、小さく失敗しながら、少しずつかいぜんしていこ!!」みたいに考えていましたが、「これ、答えてくれる人おらんわw」と自嘲してしまったのが本音のところ。

そんな自嘲を吹き飛ばす、神様が延べ5名、出てきてくれました。まずは、こんなハードボリュームなアンケートにしっかりと回答をくれたこと、ありがとうございました~~~!!!涙

やってみると聞こえてくる声、見えてくる世界

「こんな感じのアンケートで、いったい何が見えるんやろうか?」と、自分自身に問いかけつつ、「いや、何か見えてくるはずや!」と不安を振り切ってスタートさせたわけですが、そんな心配はどこへやら。

いただいた回答を眺めながら、これは、とても、貴重な、情報、声になっている。いろんな角度からの声が届いていますので、ここでリアルな声をご紹介です。

▶空き家問題について

佐伯市内の空き家が目立ちはじめました。売却だったり、解体できるものはいいんですが、放置されつづけてる空き家が佐伯市に多いと感じます。
普段は空き家なのに、お盆や正月の帰省のために放置されていたり、仏壇があるため放置されている空き家をより多く適正に管理でき、誰かに使ってもらえるような仕組みは作れないでしょうか?

私たちのまちリクエスト【佐伯市版】 アンケート回答より抜粋

▶観光事業について(人に振り切った観光事業立案)

佐伯市の観光地は、なかなか強みを持たないと思う。場所を推すんではなく、人にフォーカスをした集客策に注力すべきだと思う。

段々とそういう機運が見られるようになっているけど、人に振り切って事業立案してもいいと思う。

私たちのまちリクエスト【佐伯市版】 アンケート回答より抜粋

▶難病支援について(骨髄等移植にかかる行政支援の充実)

①骨髄等移植にかかる助成範囲の拡張
骨髄移植を行う際にドナーに対し行政からの助成金制度があるが、【骨髄バンク】に登録されたドナーに限定されているのが現状であり、親族間の移植は対象外となる。ドナーの負担(身体的、金銭的)に違いはないため、同等の支援があるのが望ましい。

②移植後の各種ワクチン接種にかかる助成範囲の拡充
骨髄等移植を行った場合、幼少期に接種したワクチンの効果がなくなるため、再接種が必要となる。小児については支援制度があるようだが、成人は対象外となっている。必要な接種項目に違いはなく、感染症のリスク等もあるため、同等の助成があるのが望ましい。

参考リンク:佐伯市骨髄等移植ドナー等支援事業助成金交付要綱
https://www.city.saiki.oita.jp/reiki/reiki_honbun/r159RG00001473.html

私たちのまちリクエスト【佐伯市版】 アンケート回答より抜粋

▶市議会運営について(議会改革調査への参加をしてほしい)

議会改革調査へ参加し、佐伯市議会の質をより高める機運と実践に期待します。

参考リンク:https://www.waseda-manifesto.jp/gikaikaikaku

私たちのまちリクエスト【佐伯市版】 アンケート回答より抜粋

▶市民の声

市役所や市会議員に、何も期待していません。市民の声に聞く耳持った人いますか?

私たちのまちリクエスト【佐伯市版】 アンケート回答より抜粋


さて、この声をどうしたものか。

いただいた声は、小さいけれど、この声に賛同する方たちは少なくない気がしています。こうした声を行政運営や実際の現場にアップデート、インストールするための検討作業が次の段階でしょうか。

個人的には、難病支援についての声は、知らなかった事実ですし、実際に自分がその立場になって初めて気づいてしまったら、途方に暮れる・・・んじゃないかと思います。

こうしたことを改善していきながら、多様性ある人たちが暮らし続けられるまちであってほしいですよね。

こうした声を聞き続けながら、実際に動かすことができる課題に落とし込んでいきたいと思います。


この課題はこの人が得意!

もし、この記事を読んで、この課題はこの人が解決してくれそう!この人はこの課題が得意だよ!という人をご存じでしたら、コメントやメッセージをください。

内容をシェアしていきたいと思います!!


引き続き応援をよろしくお願いいたします!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?