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僕の持っているネットワークがすごいでしょ!って話ではなくて

第二創業で業態拡大を狙う相談案件

先日、佐伯市ではない地域で第二創業の相談を受けていました。相談の内容は「今の業態のまま、客席を増やし、別事業も展開できるような大き目の空きテナントに移転をしたい」というものでした。

積極的に動かれる方で、空きテナントの不動産登記や、内装工事や設備などの見積りも取得済み。融資相談の際にどのような資料を持って行くべきか、第二創業で活用できる補助金などがないかなど相談を受けました。

僕の持っているネットワークがすごいでしょ!って話ではなくて

佐伯地域での相談であれば、相談者の方をDOCREに紹介して設備の見積りや設計図、平面図などを確認しながら相談者へのサポートが図れます。商工会議所の担当者さんに紹介し、マル経融資の相談や、第二創業の支援策などの紹介を仰ぐことも可能。佐伯市商工振興にも繋ぐことができますし、相談者と同じ業態で数か月前に移転拡大した同業者を紹介することも。

これ、僕の持っているネットワークがすごいでしょ!って話ではなくて、佐伯にいる仲間たちの心強さといったらないなってことに気づいたんです。

相談者さんに、なんなら一回佐伯に来ませんか?と言いたくなるくらい。

佐伯のネットワーク環境は全国有数

相談に伺った地域でも、同じようなネットワークがあるのかもしれませんが、地元の方たちに話を聞いている段階では、まだネットワークの構築ができていないということでした。

佐伯でのネットワーク環境は全国的に見ても優秀な構築度合いだと思うんです。明治大学の中澤教授もこの点に興味を持ち、足しげく通ってくださっています。(Wifi環境はまだまだ(笑))

僕にできることは、この相談者さんのご商売が軌道に乗るようにサポートすること。そして、この案件を通じて、ネットワークの構築に貢献できるようにしたいと思います。

一つずつ一つずつ、小さな失敗と成功を繰り返しながら前に進んでいきたいと思います。

人の己を知らざるを患えず
人を知らざるを患う

ひとのおのれをしらざるをうれえず ひとをしらざるをうれう

最後に、孔子の言葉を紹介したいと思います。これは、自分自身への戒めを込めて時々思い出す言葉です。

この言葉の解釈は様々あるかと思いますが、僕なりの解釈をお伝えします。

「あの人、僕たちの活動を知らないんだ・・・」と嘆くんじゃなくて、「僕たちはまだあの人のことを知らない」ということに注目する。そして、それを同じ地元に暮らす仲間に出会えるチャンスだと捉えて、その人を知るきっかけを作る。

そうすることで人と人とのネットワークがどんどんと広がりを持つようになりました。

僕と同じように、地域にコミュニティやネットワークを作ろうと頑張ってらっしゃる同志たちに、この言葉をお届けしたいと思います。

共に頑張りましょう!

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