子供に「なんで勉強しないといけないの?」と聞かれたら
みなさんは子供に「なんで勉強しないといけないの?」と聞かれたら、なんと答えますか?
この間、子供の読んでる『きかいのしくみ図鑑』という絵本を見ていて、ふと、私たちが勉強する理由を突然理解した気がしました。
『きかいのしくみ図鑑』
これです。めっちゃ面白い。
この手の本を見ながら、私は「いや〜、機械の仕組みはさっぱりわかんないな〜」と感心しきり。
…私、工学部卒なのに…(¯―¯٥)。
そしてふと、「あぁ、この仕組みをちゃんと理解して、かたちにしてくれてる人がいるから私たちの暮らしは豊かなんだな」ということに思い至りました。
勉強は先人の叡智の受け皿になるため?
私たちの暮らしている住宅、便利な家電、心ときめく電車まで、私たちの身の回りにあるものは先人の知恵と工夫でできている。私たちがその恩恵に預かれるのは、それを理解し、かたちにしてくれる人たちがいるから。
科学技術だけじゃない。今の安全安全な社会は(いろいろとガタがきてる部分はあれど)政治学や社会学の賜物。私たちが『光る君へ』を楽しめるのは歴史学者や文化人類学者が研究を繋いできてくれたから。
そう考えると、私たちが学校で勉強するのは、先人の叡智の受け皿になって、その叡智をかたちにしたり、次世代にその叡智を繫げるためなのではないかな。国語や算数の勉強は、そのためのトレーニングなのかも。
どの叡智の受け皿になれるかは、お皿の大きさも含めて人それぞれ。科学技術に興味がある人は科学技術を、歴史が好きならば歴史を、あまり勉強が好きじゃないならば、身の回りの生活の知恵や、代わりに職人技を、それぞれが少しずつ受け継いで次の世代に繫げていくって考えると、勉強ってなんか素敵じゃないですかね?
子供になんで勉強しないといけないのと聞かれたら
そんなわけで、子供に「なんで勉強しないといけないの?」と聞かれたら、私は上記のようなことを答えてみようかなぁと思います。いい大学に行って、いい会社に行くため、よりはいいかなぁなんて。
私も勉強、頑張りますか!٩(๑`^´๑)۶
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『きかいのしくみ図鑑』はこちら。
ちなみに我が家は『光る君へ』よりも、三国志系のエンタメのお世話になってます。子供たちの名前も三国志にちなんでつけたくらい(笑)。
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