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【作詞】真冬のひまわりのように鮮やかに、って

こんにちは、
作詞作曲家の近藤薫です。

今回は作詞のお話をしてみたいと思います。

「真冬のひまわりのように鮮やかに」というのは、Mr.Childrenの名曲「CROSS ROAD」の一節です。

この曲をはじめて聴いたのは20代前半だったと思うけど、当日音楽で頑張っていこうと、小さな一歩を踏み出したあたりでした。

正直当時「なんで、真冬のひまわりが鮮やかなんだろう?」とかいろいろ考えたものだ。この辺りから歌詞とか、フレーズ作りとかに向き合い始めたんだと思う。

ストレートな表現、比喩表現、
自分の中のリアル、妄想…

表現に正解不正解はないわけで、

なので、作詞もモノづくりは、ゴールをどこに設定するのか?が一番大事なポイントだと思っています。

描きたい世界がどこにあるのか?
歌うアーティストのコンセプトは?

ただ闇雲に、良いフレーズ探しをしてみてもそれは自分に酔ってるだけで、良い作品につながるとは言えません。

  1. 今描こうとしている歌詞は、
    どんな人に向けたものなのか?

  2. 歌う人のアーティスト性、
    キャラクターを知る、調べる

  3. 表現方法の決定
    (ストレートなのか、抽象的なものなのかなど)

  4. ここで(はじめて)歌詞のテーマを決める

  5. 季節感、情景、主人公などの創造

  6. サビを作る

  7. サビのメッセージが決まったら他を肉付けしていく

僕の場合、こんな感じで進めることが多い。あくまで職業作家として書くときですね。シンガーソングライターとして書くときはもっとラフに向き合います。

これから、音楽制作、楽曲制作の裏側や理念みたいのも、どんどん書いていこうかと思っていますので、是非よろしくお願いします。

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