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建設業の一大イベント「安全大会」とは?現場で働く人の命を守る大切な行事をご紹介!

こんにちは!

前回の記事は読んでいただけましたか?

インタビュー記事は、社員の生の声を皆さんにご紹介できる良い機会

少しでも近藤組に興味を持っていただけたら嬉しいです!

さて今回は建設業においてとても大切な行事、「安全大会」についてご紹介します。

「安全大会ってどんな行事なの?」「建設業に興味があるけどよく知らなかった…」

そんな方でも、どんなことをしているのか分かりやすく書いていきますので、ぜひ最後までご覧ください!


「安全大会」って何?

建設業での「安全大会」は、建設現場の安全な環境を維持・労働者の安全に対する意識を高める行事

自社の従業員だけではなく、取引先や関係会社の人々を集めて年1回行われます。

安全大会の実施は義務ではありませんが、労働衛生教育の一環であることから取り組むべきとされています。

建設業は他の産業に比べ、労働災害が起こる可能性が高いといわれています。

そこで、現場での事故や災害を未然に防ぐ意思や行動が非常に大切

また、現場で働く時は安全第一ですが、効率も考えなくてはいけません。

効率を重視しつつ安全を第一に考える、これは現場監督だけでなく働いているすべての人が注意すべきこと

そのため、安全大会の実施が大切になってくるのです。

「安全大会」は何をするの?

なんのためにする大会かは記述しましたが、実際にはどんな内容が行われているのでしょうか?

いくつかご紹介していきます!

⚫︎安全・健康講話

安全講話
現場状況の重点対策やヒヤリハット実体験談から経験を活かし、今後の現場仕事での労災を防ぐために行います。

ヒヤリハットとは…
重大な災害や事故に直結する一歩手前の出来事のこと。
思いもよらない”ヒヤリ”とする出来事(些細な事故も含む)、事故が起きる寸前の”ハッ”としたりすることからこのように呼ばれているそう。
元々アメリカの損害保険会社の安全技士であるハインリッヒ氏が発表した法則であることから、「ハインリッヒの法則」が本来の呼ばれ方らしいです。

健康講話
日々の仕事において、安全を守るためにはまずは心も身体も健康であることが大事とされています。
その意識や姿勢を健康講話で高めたり、体力維持や体力訓練なども行われます。
この体力訓練では、軽い運動や体操をすることもあります。

⚫︎避難・消火器訓練

避難訓練
前記の通りいくら労災を防いでたとしても、自然災害が起こる可能性もありますよね。
そんな時に必要になってくるのが震災を想定した避難訓練

皆さんも学生の時や会社に勤めている際に定期的に避難訓練に参加したことがある人も多いはず。

もちろん建設現場で働いている人にとっても大切な訓練です。

例えば、足場にいる時にいきなり地震がきたら…。
焦って足場から急いで降りようとして、転落する危険性があります。

避難訓練はそういった震災が起きてしまった時に冷静に判断・安全な場所まで退避することを学ぶために行われています。

できればあまり想像はしたくないことですが、震災はいつだって突如やってくるもの。

いざという時のために、大変必要な訓練なのです。

消火器訓練
もしも火災が発生してしまった際に、落ち着いた対処を行えるようにするための訓練です。
実際に粉末消火器を使用して火を消すことも行います。

宿舎や仮設事務所、建設現場での火災発生時の想定をして訓練に臨みます。

⚫︎救命講習

知っている方も多いかもしれませんが、AEDという機械の講習もします。

AED(Automated External Defibrillator)とは、心停止を起こしてしまった方の心臓を正常に戻すために使う医療器具のこと。

AEDを取り扱っているメーカーさんから講師の方を招き、どういう風に使用するのかを学びます。
その教えをもとに、実際にAEDを使った訓練も行います。

そのほかに、怪我の応急手当・救急処置・心肺蘇生などの講習も

大切な命を守るためにこういった機会は本当に大事だと思います!

また、最近では異常気象でとても暑い日が続いています。

夏の時期に考えられるのはなんといっても「熱中症問題」。

現場での水分補給や適度な休憩、日頃の食事や睡眠、入浴の大切さなどの講話もあります。

暑い時期だから気を付けるということではなく、その季節ごとの体調管理もしっかりしていきたいですね。

⚫︎表彰式

この安全大会においては、優秀な現場に対して表彰式が行われることもあります。

なぜ表彰をするのか…?
表彰という形をとることで、建設現場全体のモチベーションが上がるからです。

讃えられる基準はその会社や現場で様々なようですが、主に「大きな事故を起こさなかった」ことであったり、「積極的に安全保持に取り組んだ」ことが多いです。

近藤組では、現場仕事の社員同士が和気藹々わきあいあいとしているので、安全大会にこだわらず日頃からスタッフ同士褒め合っています。

歳を重ねても、誰かに褒められるのは嬉しいものですよね。

弊社では「風通しの良い職場」を目指しています!

いろいろな部署の方が役職関係なく意見を言ったり賞賛し合ったりする姿は、自分の会社ながらとても素敵だと感じます。

・ ・ ・

まとめ

今回は建設業の一大イベント「安全大会」についてご紹介しました!

建設現場で何より大切な”安全対策”。

近藤組ではいつも日々働いてくれる現場職員の皆さん1人1人が、安全について深く考え、理解することを考えています。

そして、誰一人大きな怪我をすることなく仕事ができることを願っています。

そのために行われているのが、今回ご紹介した「安全大会」です。

また、起こってしまった事故や労災は消すことができませんが、仮にそのようなことが起きてしまった際にはきちんと現場で働く人同士共有することが大切

そうすることによって同じことを繰り返さない・更に安全意識を高めることに繋がるはずです。

近藤組でも6月に安全大会が実施されました

建設業に興味がある方で、こんな行事があるとは知らなかった!と新たな発見になってくれていたら嬉しいです。

またシェアしたい行事がありましたら、noteで皆さんにご紹介したいと思いますので、今後も読んでもらえる記事をアップしていきます!

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