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浜野カズシくんコメント


「こんな場所に行ってみたい。
近藤さんと出会って10年以上になりますが、絵を前にしていつも思うことです。
静けさの中に温かみを感じるのはいつも微笑みながら絵と戯れて描いてるからかなぁ。近藤さんの絵がより多くの人に届くということがすごく嬉しい。」
写真家 浜野カズシ

11月下旬に発売された僕の初めての画集「ここは知らないけれど、知っている場所」に向けて写真家の浜野カズシくんからコメントをいただきました。

今回、画集に向けてたくさんの方からコメントを頂きましたがその中で一番仲が古いのは浜野くんだ。群を抜いて古い付き合いだ

僕たちはも出会ってから何年になるのだろう。僕がライブペインティングを始めた直後から出会っているのだから10年くらい経っている事になる。

浜野くんは確か広島の出身だったかな。カメラ一つ持って上京をしたのだ。本当にカメラ一つ。僕も本当に絵の具一つで生活を始めたばかりの頃でなんだかとても親近感を感じてる。


浜野くんが上京したての頃の話が僕は好きがあるのだけどそれは

浜野くんがたまたま飲んでいたBARの隣の席の人が割と著名なミュージシャンで飲んでいるうちに写真を撮ることが決まったという話だ。

そんな風に浜野くんのキャリアは始まったのだ。そしれさらに僕が好きな話は、

浜野くんはそうしてライブ写真を撮るようになって、そのミュージシャンが他のミュージシャンを紹介して、そしてそのミュージシャンがまた別のミュージシャンを紹介して、、、そうこうしているうちに今の浜野くんのポジションが生まれたこと、という話だ。

今や浜野くんはマキシマム ザ ホルモン、クリープハイプ、ONE OK ROCK、UVERworldなどなどを撮る素晴らしい仕事をたくさんしている。

浜野くんはいつも自然体なのだ。懐にふっと飛び込んでいる。なんかそして談笑が始まっているっていう感じ。

僕も何度か浜野くんに撮ってもらったことがある。とても不思議な才能なんだと思うけど僕が「ああ、この一瞬」と思う瞬間を浜野くんはちゃんと撮っているのだ。

これは浜野くんがあの自然体で心を無にして何かを力んで創ろうとしていないからなんだろうと思う。

同じビジュルアのアーティストとして心から尊敬している表現者です。素敵なコメントを本当にありがとうございます。

そしてライブ写真ではなくてこっちの風景?写真もすごく好き。

近藤康平画集「ここは知らないけれど、知っている場所」
刊行/月とコンパス
特別寄稿 / 文月悠光(詩人)
装丁 / 坂川朱音
翻訳 / 岩渕デボラ
印刷 / サンエムカラー
製本 / 篠原紙工
箔押し加工 / コスモテック
4,700円 + 税 240 x 250mm 60頁 ドイツ装
ISBN / 978-4-909734-00-6

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