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似た者どうしの平和

各種SNSでは、批判合戦が始まっている。ウィルスとの闘いのはずが、人間同士の争いを引き起こしていて、本当に「戦時」になりつつある。
批判合戦の本質は、『知りたいものだけを知る』『不快なモノは避ける』という、人間の本能が原因だから、簡単に止みそうもない。平時であれば、日常の忙しさで気にならなかった外部の刺激が、今になっては気になって仕方がないという人が増えたのだろう。

SNSは似た者が集まる仕組みを持っているはずだ。が、一方でバズッた投稿も優先表示にまわされるため、不快なセレブ(以下、単に”有名人”の意味で使います)の発言も目にしてしまう。
であれば、いっそのこと外部情報の一部を遮断して、ストレス要因を減らす覚悟も一策かもしれない。あわせて、自分からの発信も見える人を限定する。コメントや反応も『不快なモノ』かもしれないからだ。フォロワー限定とか、何らかのカテゴリーの方しか表示しないようにするとか、色々な操作がある。

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SDGs的なことを書いていると思いきや、情報社会関連、大学でも教えているボランティア活動などを書き連ねます。斜め視点な政治経済文化評論も書…

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