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時には自分からも!で、面白くなる。(ボランティア社会へ)

これからは、政府による統制でも経済論理による利得の誘導でもなく、個々の判断に基づいた協力の積み上げで、世の中が成り立っていくという。
自発的な行動はもちろん、自前の判断基準がより必要になるから、会社に従うのが楽な人とか、あるいは『まわりと同じ』に合わせて来た人が、生きづらくなる可能性は高い。
空気を読みながら方向性を出してくれる理想的リーダーの登場を、ただ望むだけでは先がない。私個人としても、助ける気になれない。

理想的リーダーなどいない

理想的リーダーの代わりを務めているのが、国や自治体、あるいは流行をリードする広告代理店やマスコミ、あるいは一部のタレント(たとえば、オンラインサロンを主宰していれば、その傾向が強い)である。
しかしながら、これらのリーダー代わりは多数を相手にしているから、権力による統制や利得の誘導を基本モデルとしている。何らかの理由がない限り、個人レベルの要望には取り合わない。市役所や市議に各地区の悩みを訴えても法律や条例が優先したり、企業を訪れて自分に合ったサービスを要望しても一定以上の顧客が読めなければ検討すらされない。
何かを納得させる、合理的あるいは魅力的な条件を付けてこそ交渉が成立する。先輩方ほど、様々なご経験がおありかとは思う。

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SDGs的なことを書いていると思いきや、情報社会関連、大学でも教えているボランティア活動などを書き連ねます。斜め視点な政治経済文化評論も書…

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