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高学歴者が遠ざけられる理由?

日本学術会議の一件で、じわじわと明らかになりつつある?「高学歴者嫌われ」。実体験も踏まえつつ、私なりにまとめてみました。

1.そこまで理詰めにならなくても・・

相手に見る見ないが任されている投稿や関連する議論の場ならいいが、普通の会話でも持論を押し続ける行為が嫌われる。たまにやるぐらいならいいのだが、常習と思われてしまった先には、人間関係の分断が待っている。

ここ十年ほど、リベラル寄りとされる政党、今でいう立憲民主党や共産党、社民党の支持が低下する傾向にある。各党の支持者たちが『これは正論!』と、押し付けてきたこともまた原因ではないだろうか。
対する自民党などは、正論よりも利益を追求する。田中角栄以来のシステムというか、政府発注の土木工事やら補助金などを回しては、選挙民の懐を潤そうとする。都会のインテリが『田舎の構造は古い、正しい手続きを経ていない』といくら叫ぼうが、彼らを食わせたことのない人間である以上、聞く耳を持たれないのは当然だ(これは4.にも通じます)。

ある店で『△△さんが「それは違う」とよく口にして、話が弾まない』とぼやかれたことがあった。△△氏は私が尊敬する人物だったので、半面で驚いたが、もう反面では有り得ることだと納得した。
彼自身、れっきとした知識人、インテリで、持論を掲げつつ官民の間で動いている自負がある。仕事上、方々にかけ続けている圧のようなものが、プライベートな空間でも出てしまったのだろう。同情する事例だ。

2.○○大学出たのに、何でわからないの?

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SDGs的なことを書いていると思いきや、情報社会関連、大学でも教えているボランティア活動などを書き連ねます。斜め視点な政治経済文化評論も書…

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