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さよならは突然に🐝#3

諸事情により原稿用紙3枚分の作文を書くことになりました、ファーブル昆虫記です。


…こんのくっそいそがしいときに…やめちくり…


海がテーマなんだとさ、、環境系の部活に所属している弊害が今ここででてくるとはな、、


でもよく考えたらですよ、

いつも書いてるnoteってそんくらい書いてるんじゃね?

ってことでラストアシナガバチ行ってみましょう🐝

前作↓

なんか今見たらすごいタイトルですね

前回は赤子(幼虫)が残酷な愛(同じ巣で育っていた幼虫の肉)を受け取ったお話をしました

さて、今回はタイトルの通りハチとのお別れを語りたいと思います

え?もうお別れですか?と思ったそこのあなた、

もうお別れなんです。


今更ではありますが、アシナガバチの一年をご存知でしょうか

アシナガバチの巣は一年サイクルです

ちなみにスズメバチも同様に一年で滅び、ミツバチは一年以上の巣がほとんどです。

春になると越冬していた新女王蜂が動き出します

まだ働き蜂もいないので巣作りと産卵に大忙しの時期。

6月頃になると働き蜂がお手伝いしてくれるようになり、女王は産卵に集中します

私が出会ったのはこの辺ですね


7、8月は子育て最盛期 ←前回の記事ココ

8月後半あたりからはオスバチ、新女王蜂(来年女王蜂になる働かない蜂)が誕生し始めます

女王はどうやって産み分けているんでしょうね…

オスと新女王蜂は秋頃に飛んでいって交尾し、オスは死に絶え、新女王蜂は越冬して春を待つわけです



そう、今からはオス蜂や新女王蜂が見られる時期…!楽しみ…!

と思っていました。



別れは突然なんですね





8月も後半に差しかかったある日の朝



そこに巣はありませんでした

残されているのは、

うろたえる働き蜂十数匹。


前日の朝までは確かにあったはずの巣は、
こつ然と姿を消しました

このとき、前日の朝しか観察できなかったことをものすごく悔やみました

いつまで巣が残っていたのか、何者が巣を襲ったのか、なぜ襲われたのか

なにもわかりませんでした


以前アシナガバチとの出会いをお話したとき、スズメバチはアシナガバチの巣を襲いに来ることがあると書きました

ですが今回の犯人はスズメバチではありません。

スズメバチは"物理的に"巣を襲うことはないからです。

…つまり、巣の中身(幼虫)は奪っても、巣ごとかっさらっていくことはありません。



いや犯人だれ???



ほんまにだれ?

ネットでも色々調べたつもりではありますが、これといった情報は見つかりませんでした…

駆除の宣伝ばっかでてくる…

考えられる犯人候補としては、

イタチ、野良猫、父親、不法侵入者

くらいです、、

イタチや野良猫についてはなんの根拠もありません

巣を襲うことができて、近所でもたまに見かける動物といったらイタチか猫くらいだっただけです


父親は虫を嫌うタイプの人です

でも、いくら無愛想で娘と会話もない父親であっても、熱心な観察者がいることを知りながら無断で駆除するほど心のない人ではないと思っています


ぬぅ、、

折木さん、私、気になります、、(アニメ氷菓見たい)


観察するには立地の良すぎた巣は、何者かにとっても良い立地だったんでしょうね

どなたか「こいつじゃね?」という情報を持っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただきたいところです


この突然の別れは、正直私にとっては好都合でもありました

というのも、アシナガバチの観察日記を夏休みの自由研究にしておりましたので、ちょうど良い区切りとなったわけです

このまま観察を続けられていたらいつ終わるつもりだったんでしょうか、、ギリギリに仕上がってよかった、、


去るタイミングまで完璧でしたね

なんて空気の読める蜂なんでしょうか。



住む場所と妹たちを失った働き蜂は、数日間巣のあった場所でうろたえていましたが、やがて数も減り、いつの間にか巣の根っこだけが残りました


さっき、まだ残ってるかなと見に行ってきましたが、さすがにもうありませんでした


5年も経ったもんね―


2017年8月末 ない 何度見ても ない 夢? 昨日の朝までは確かに― 作り上げてきたものは何処へ? あるのは むごたらしい現実と 残された彼女らの戸惑い そして わけもわからずカメラを向ける私

あの夏、君を追いかけた🐝〜プロローグ〜


エピローグにとびますか?
はい◀
いいえ



編集後記

さて、ラストアシナガバチ日記でした。

ここまで毎回読んでくださった方、なんかこの記事をたまたま見つけて読んでくださった方、みなさま本当にありがとうございます🙇大好きです🙇🙇

虫を語るのめちゃめちゃ楽しかったです

やっぱり私はこういうのが好きなんだなと再確認できた気がします


余談のこーなー


あとこれは蜂関係ありませんが、ここ数ヶ月前からnoteはじめて、私は話すより書く方が向いているんだろうなと思ってしまいました。

話していると、「あっ、これ言い忘れた」とか「さっきの言い方変かな」とか考えちゃうけど、書くのはいくらでも修正可能ですからね


時間内に書けみたいなのは苦手です

小論文とか

じっくり考えさせろ?


…でもやっぱり、お話上手な人には憧れてしまいます…

声のトーン、話すスピード、言葉の選び方、全てが合わさって、いわば一種の芸術みたいですよね

とか思ったことありませんでしたがなんか指が勝手に打ってました(・∀・)


国語力大事だなぁと感じる今日このごろのお話でした。



とにかく、長々とお付き合いいただきほんとにありがとうございました!!

よければまた「読んでやるかぁ」くらいの気持ちで読みに来てやってくださいね☺️


ここまでの文字数約2200文字(400字原稿用紙5枚半くらい書いてた🙄)

p.s.なんとか作文書き終えました

雑にタマゴタケ載っけておきます

かあいい🐣


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