見出し画像

赤子には"残酷な愛"を🐝#2

お久しぶりです!

中間考査が終わって勉強のモチベだだ下がり中のファーブル昆虫記です😇

ナンモシタクナイ…ゴロゴロシタイ…

とか言ってられないのでのでアシナガバチの続き書きます👍(?)

※キノコ写真はなんの関係もありません


いつもなら「虫が苦手な人は頑張ってね☆」と言うところなのですが今回に関しては「やめといたほうがいいよ」と言っておきます


前作↓↓


蜂の生活のぞき見|д゚)



前回はアシナガバチとの出会いまで書いたところで終わりました。

出会ってからというもの、そりゃあもう四六時中床に這いつくばって観察していました

ほんと永遠にながめていられるんですよね…


最初に見つけたときはちょうどカヌレくらいの大きさの巣でした。色も形もカヌレみたい。
我ながら的確な例えすぎてびっくりです

そのカヌレの外壁に女王蜂と働き蜂が二匹、カヌレの中には幼虫ちゃんたちが何匹か住んでいました。(ごめんなさい)


まぁ毒を持った蜂とはいえ?こんな三匹程度じゃ怖くないわ〜

とか思っていた数日後、


なんか増えとるんだが


あっという間に巣の外壁を埋め尽くすようになりました😯

さすがにちょっと怖かったですが、温厚な子たちで幸いでした。
そんなことより観察したかったしね


はじめは巣の材料を運んでくるのも、虫を狩ってくるのも女王がこなしていましたが、だんだん働き蜂に任せるようになり、途中から産卵マシーンと化していました。


彼女たち本当に器用で、泥団子みたいなものをくわえて運んできては綺麗にハニカム構造を増築していきます。

もはや一級建築士

どうなってるんですかね…?不思議…

そして狩ってきた虫もご丁寧に肉団子状にします
脚と口でぺたぺたしながらお団子作ってるのかわいい☺️

肉団子は結構バリエーション豊かでした

緑のときは青虫さんだなぁとか黄色っぽいのはなんの幼虫かなぁとか考えながら観察していたのですが、紫っぽいやつは未だに謎です…なんだったんだろ…🟢🟡🟣


カラフルな肉団子は幼虫ちゃんたちへ与えられます

もぞもぞ動きながら小さなおくちで食べてるのきゃわいい…()

そうして大切に育てられて肥えた幼虫ちゃんは口からまゆをだしてお部屋に蓋をして、成虫の働き蜂へと成長して出てきます

あの白くてまるまるした幼虫からあんな禍々しい姿に成長するのは何年経っても解せません…

とまぁこんな感じでアシナガバチは生活しておりましたね



赤子には残酷な愛を

8月に入り夏真っ盛り

お部屋が増築され、女王は産卵マシーンと化し、お世話してくれる働き蜂もたくさん育ちました

巣の大きさもカヌレ2.5個分くらいにはなっていたかと。

当然カヌレの中では大量の幼虫ちゃんたちがお腹を空かせてすごしています(ほんとごめんなさい)


事件は突然に起こりました




なんか落ちてるんだが





幼虫が転がってんだが




白くてもぞもぞ動く幼虫が巣の下に転がっていました

まぁなんかの拍子にころっと落ちたんやろ…
ハニカム構造下向きやし、今まで落ちてなかったほうがすごいわ…かわいそうに…


と思っていると、哀れな幼虫のもとに働き蜂が飛んできました

ああ、、大切な赤ちゃんがね、、悲しいね、、、、

んん?






なんかかじってね?





しっかり肉団子をつくってんなぁ…

もうお分かりですね


まさか、まさか、、とは思っていましたが肉団子は別の赤子へと運ばれていきました。

かわいそうに、肉を剥がれた赤子はぐったりとうごかなくなってしまいました

合掌🙏


これが自然界の厳しさ…と呆然としていたところ、さらなる追い打ち





なんか引きずり出してきてるんだが!?





新たに横たわりうごめく幼虫

…転がっていた赤子は不慮の事故なんかではなく、意図的に引きずり出されたものでした


残酷とはこのこと。



幼虫が多すぎてエサが追いつかなかったんですかね…
調べてみたところこういうのは結構よくあるんだとか。


なかなかおもしろいものを見せてもらいました




なんとも言えない気持ちになったところで、今回はこの辺にしておきたいと思います。

長々とお付き合いいただきありがとうございました!!

次回、最終のつもりです。



余談のこーなー

最近訳あって生物一般を勉強しているのですがめちゃおもろいですね

生物基礎では意味わからんかったところが解き明かされていく感じ

あと人間の身体すごえ…ってなりっぱなしです

ほんと奇跡なんですね人間って(浅い)


さて、毎回写真載せるのが恒例化してきたので今回は遂に実写フルオープンをを載せたいと思います









アオドウガネ



やだ恥ずかしいですね//

アイコンはイラストなんですけど遂に実写が…え?なにか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?