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【コンビニの利益を上げる17の手引き】note.1 ~【参考例】私の20年のコンビニオーナーとしての経緯と、転機となった出来事を暴露~

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■はじめに

これから、お店の利益アップを図るための内容を本書の【note.1】からはじまり、【note.17】までお話ししていきます。
まずは心の準備はできていますか。

それでは、お店の利益アップとは言うけれど、具体的にはどんな方法なのか。

そこでお伝えする前に、まずは私の経験からお話ししていくことにしましょう。

各地へ行ったときにおじゃまするコンビニの経営者の皆さんは、ほんとうに真面目な方が多いんです。真剣に経営に向きあっているのだと思います。そしてどうしたら儲かるかみなさん真剣に考えていらっしゃるのだと思います。

この、どうしたら儲かりますか?という問は、簡単な儲け話はないのかというたぐいのものが多く寄せられます。

ハッキリ言っておきます。

この世にそんな都合の良い儲け話などあるわけがありません。コンビニで儲けるのは「アイデア」ばかりではありません。儲かるアイデア以外にも相当な儲かる努力が必要なのです。

経営セミナーで知り合ったコンビニオーナーの、その儲け方を知ってからはいまのわたしがあります。この方の話を初めて聞いたときは、そんなことが可能なのかどうか最初は理解できずにいました。

しかし、経営セミナーを受けたあと、経営理論にのっとり自分に置き換えながらじっくり考え、発想を転換しました。そしたら一気に利益が乗り始めました。わたしの発想は抜群でした。

何故こんな簡単なことが、気がつかなかったのだろうか。よく例えで、一生懸命に自転車をこぐのだけれど、一向に前に進まない。そばにいた人が、あなたブレーキを握ったまま自転車をこいでも、前に進めないよ!と教えていただいたようでした。

わたしは本気で次のコンビニ契約更新はする気がないので何でも本部の担当者や地区マネージャーにズバズバ聞きます。その詳細については本部担当者にしつこいくらいに問い合せてようやく理解しました。何しろ当時わたしにはコンビニ経営で作った借金約900万円があったからなんです。

売ろうとする努力は次第に大胆になってきて、月間60万円を超える廃棄を出して日販60万円を維持してきました。そんなことが無駄な努力だと思い知らされました。

本書のやり方を実行すれば、むしろ売上は気にせず、利益が乗る方法が書かれているからです。コンビニチェーンの中には日販70万円を売ってもアルバイト並みの給料しか利益が出ていないところがたくさんあるのです。

根本的に考え方、経営努力の出し方が間違っているのです。大変な思いをして儲からないなんて・・・・

人間には欲がありますよね。たとえば日販50万円売ったら次は55万円、それが達成したらいよいよ60万円だ!と。そこで今度はその60万円に縛られてしまうのです。 

 どういうことかといいますと、それを維持するためには「これだけの商品が必要なのだ」と勝手に思ってしまうんです。だから、自分達の取り分と同額の廃棄を出しても何も感じ無いのです。

本部のいう「機会ロス」についても同じことです。仮にそれで売上が伸びたとしても、また「機会ロス」が発生するからです。これではいくらやっても、廃棄額は減らず、あなたの店の利益を圧迫し続けるのです。

今までの考え方は、もうそろそろ大きく舵を切って転換させるべきです。

まずこのことを頭の片隅にいれて、本書を読み続けてください。

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