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春爛漫♪ さくら色桜ラベルのワインでお花見気分を楽しむ3本

開花予想によると、東京は開花まであと約2週間。
咲き誇る桜の花を見ると日本人でよかったなあと毎年思うこの時季。

そんな情緒的な風景は日本人のみならず国籍を問わず多くの人に感銘を与えているようです。

今回は桜シーズンにぴったりのワインを3つご紹介します!

ベッカー プティ ロゼ 桜ラベル

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ドイツきってのエレガントな辛口赤ワインを生み出す造り手として、ワインガイド「ゴー・ミヨ」で、8度にわたる最優秀赤ワイン賞を受賞したフリードリッヒ・ベッカー。

彼らが造るシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)は日本でもファンが多いですよね。

そんなベッカーさんが季節限定で出している「ベッカー プティ ロゼ 桜ラベル」。

もともとロゼはベッカーさんの家用ワインとして造っていたので、毎年セパージュ(品種、ブレンド率)が変わるそう。今年だけの味わいというところも面白いですよね。

クランベリージュースのような鮮やかで透き通った赤色が美しい外観。 フレッシュさと自然な甘みを感じる果実味、やわらかくさわやかな酸味が食欲をそそります

今年はもう過ぎてしまいましたが、ひな祭りにちらし寿司とともにいただくのも素敵です♪

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・参考小売価格:2,800円(税込 3,080円)
・生産国:ドイツ
・生産年:2020
・アルコール度数:11.5%
・ブドウ品種:ドルンフェルダー70%、ポルトギーザー20%、ピノ・ノワール10%​

ワビ・サビ サクラ

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海外の書店で「Wabi-Sabi」というタイトルの本を見かけたり、日本に興味がある外国人たちが好きな日本語に「わびさび」をあげるのをテレビのインタビューで何回か見たことがあります。

日本人からしても言葉の意味を理解するのがちょっと難しい「わびさび」ですが、日本特有の美意識とされるこの言葉をモチーフにしたワインのプロジェクトがオーストリアで2015年にスタートしました。

「ワビ・サビ」はオーストリアの自然派ワインを、広く世界に紹介することを目的としたプロジェクト。

オーストリアのワイン商が主催していて、ビオロジック栽培のブドウから造られたワインですが、ワイナリー名や産地などは非公開

工学的に完全に設計されたワインではなく、不完全な美しさやワインそれぞれの個性を楽しんでほしいと思っているそうですよ。

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「サクラ」はスパークリングのロゼワインで、ブドウはすべて手摘みで収穫し、100%天然酵母で発酵

カンヒザクラのような濃い桃色の外観で、味わいは自然派のクセもほとんどなくやさしいので、すいすい飲み進められます。 ほどよい発泡加減でのど越しも味わいも満足な1本です。

・参考価格:2,230円(税込 2,453円)
・生産国:オーストリア
・生産年:2019
・アルコール度数:11.5%
・ブドウ品種:ツヴァイゲルト80%、ブラウアー・ポルトギーザー20%

クアトロ・メセス サクラ・ラベル

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桜ワインといえばコレ! というくらい目をひかれるラベルで、見たことがある人も多いのではないでしょうか。

ワイナリーのオーナーであるミゲル・ヒル氏がワシントンで初めて桜並木を歩いたときに、その美しさに心を奪われたんだそうです。

ワシントンの桜といえば、100年以上も前に日本から送られた苗木が植樹されたのが始まりということで、直接的ではないですが、このワインが造られたきっかけに日本との縁を感じますよね。

■ ワシントンの桜と日本のつながりはこちらの記事をどうぞ

また、ワイナリーが所有しているブドウ畑が広がる丘の名前がCerezo(=スペイン語で桜の意)というのも運命的。

桜に魅せられたオーナーのもとで造られる桜シーズンにぴったりのワイン、お花見はもちろん、ご自宅でも春を感じさせてくれる1本です。

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スペイン原産の品種、モナストレルから造られるジューシーで肉厚なボディの赤ワインです。

モナストレルはフランスではムールヴェ―ドルと呼ばれていて、南フランスのワインによくブレンドされていますが、このサクラ・ラベルは100%モナストレル。

アメリカやオーストラリアなどでも栽培されていますが、スペインの気候に適している面もあり、この品種の8割以上がスペインで栽培されています。

クアトロ・メセスとは「4ヵ月」という意味で、名前のままですが、バリックで4ヵ月間熟成させています

濃い色合いの外観に、熟したチェリーやサクランボなど赤系果実が豊かに香り、ほどよい熟成感でタンニンは穏やか。 果実のほのかな甘さも感じられる奥行きのある味わいに仕上がっています。

・希望小売価格:2,100円(税込 2,310円)
・生産国:スペイン
・生産年:2020
・アルコール度数:14.5%
・ブドウ品種:モナストレル100%

春の訪れを感じるワインで新しい季節を迎えよう

気温の上昇とともに花が咲きはじめ、桜の開花予想に気分もあがるこの季節ですが、東京では今年も桜の名所といわれるいくつかの公園で宴会は自粛だそうです。

外でのお花見は来年に持ち越しとなりそうですが、桜を愛でたあとに、おうちでお花見気分のワインを楽しんでくださいね。

新しい季節が輝きに満ちていますようにと願いながら、今夜は桜ラベルのワインで乾杯!

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