やまね

関東平野の終わり。田と川と山に囲まれた町で生まれ育つ。つい周りに合わせてしまう性格はい…

やまね

関東平野の終わり。田と川と山に囲まれた町で生まれ育つ。つい周りに合わせてしまう性格はいつからか。ぎこちない笑顔と丸まった背中の裏で、行くあてもなく彷徨う思考やイメージのかけら達。愛おしい彼らに命を与えて、膨らませて。高い空に飛ばしてみよう!

最近の記事

自動思考の裏側

前の続きです。長くてすみません。 認知行動療法の本から、①出来事からおこる自動思考②その原因③そこからどうしたいのか=どんな行動を選択するかを探るワークをやってみました。 今日のカウンセリングで、ワークで書いたものを先生に見てもらったのでした。 先生からは、とある出来事について、原因が深掘りされてないのはどうしてだろう?という問い。 もしかしたら、そこに触れて傷つきたくないからあえて深掘りしないのでは。 ぎく。図星でした。。 心の奥を探るというのは、心をえぐること

    • 認知行動療法始めました。

      脇見恐怖症という心の病気を数年前から抱えているワタクシ。 そんな私がカウンセリングに通って早9か月が経ちました。最近やっと進展がありました。 これまでは心理中心でしたが、気分や状態を数値化して症状を客観的に見ることに慣れてきて、そろそろ行動の方に行ってもいいのかもと言われていました。 認知行動療法っていうやつです。 認知とは物事の捉え方という意味で、心の問題を抱えている人はこの認知が何かしら歪んでいる状態です。 認知と行動は互いに影響しあっている(認知によって行動が決まる

      • ムカデの愚問は興味深い

        どういうわけか、2月になって3回も映画館に足を運びました。 間近にみえる季節への期待からか、新しい世界を覗いてみたい気分なのかもしれません。 今日観たのは『天才たちの頭の中』という映画です。 世界中のいろんなジャンルで名を馳せる107人の「奇人」たちのもとに駆けつけ、ほとんど突撃インタビューみたいな形で"Why are you creative?(あなたはなぜ創造的なのですか?)"というシンプルな質問をひたすら投げかけるというもの。 インタビューを受けるのは、ディビット

        • 【バルダ漬けのサタデー】

          立春が来たって本当の冬の寒さはこれから。 そんな凍えそうな2月のよく晴れた週末。 私にとってその日は、待ちに待ったバルダ・デーでした。 ヒカリ座でアニエスバルダの映画3部作のうち2作品を観ました。バルダは『シェルブールの雨傘』のジャン・ドゥミ監督の奥さん。ご本人は独創的なドキュメンタリー映画をたくさん作っています。 昨年90歳で亡くなりましたが、一昨年に観た『顔たちところどころ』はまだ記憶に新しく、あのチャーミングなバルダにまた会える機会に感謝しつつ、やってきたわけです。ヒカ

        自動思考の裏側

          1917を観ました 第一次世界大戦って

          第二次世界大戦のドキュメンタリーとか映画とかたまに観たくなる時があります。 日本が舞台になっているものだと、どうしてもいろんな感情が湧いてしまう。でもちゃんと観ようと思って、節目節目で観ます。 神風特効隊、沖縄戦、東京大空襲や原爆投下、それから終戦の映像とか。どれもとても悲しく、やりきれない思いになります。 その点、ヨーロッパの戦いだと、客観的に見れるので、見ないとという義務感より、純粋な好奇心で見ます。戦争がいかに無意味かということも思うけど、それだけではない。

          1917を観ました 第一次世界大戦って