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Reading "嫌われる勇気"


去年までは読むつもりのなかったこの本、
Twitterでフォローしてる人が
(またTwitterかよ)


「モヤモヤしてたものが消えた!本当は今の状態ってとても幸せなことに気づいた」

って大絶賛してたので、
なんかカバーもキラキラしてるし
読んでみよっかなみたいな感じで手に取りました。

岸見一郎さん、古賀史健さん著の

「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」

です。


基本はポジティブに過ごしてるんだけど、
やっぱり人間なので、やなことが続いたり、
体調悪かったり、特に女の子の日の前とか、

色んなことが重なってどうも落ち込む

みたいな日ってあるじゃないですか。


でもそんな時こそこの本を思い出すと、


落ち込んでたことってそもそも自分が悩むべきことなのか?
これは私の問題ではなく相手の問題では?
気にしすぎかな?

って思えそうな感じがするわけです。


私まだ1周しか読んでないのだけど、


きっとこの本は何回か読んで
自分のものの見方をちょっと変えていく


っていうのが醍醐味なのかなぁと。
(自己啓発系の本って全部そうなのかもしれないけど)



この本では、人間の悩みというのは


全て人間関係に紐づいている


ってことらしいんだけど
要は人と比べるから不幸だとか
恵まれてないだとかなんだとかなるわけで、

さらに自分が悩んでることは

自分が決めることなのか(自分の課題)
相手が決めることなのか(相手の課題)

ということに着目します。

そうすると、実は大抵のことは自分じゃどうしようも出来なくて
結局相手が決めることだから自分が悩む必要ないって理論。

わかりやすくいうと、

「仕事で成果を出したのに給与が上がらない」

という悩みは、

給与を上げるに値するかどうかの
成果を出しているか判断するのは
自分ではなく、上司とか経営者であって
悩む点はそこではないということになります。

そもそも

給与を上げたい→誰かと比べて低い

と思っているからそう感じるわけで

さらには評価されたいという承認欲求は
アドラー心理学において、

自分の課題と相手の課題を切り分けられていない

ということになるそうです。


こうして人間関係に紐づいて悩んでる人は
周りが敵だと思いがちになるらしいので


もっと自分の課題を見極めて
周りは仲間だと信じ
仲間だと思う人に貢献していく

ということが大事なんだと、
そんなことが書いてありました。


他者への貢献はした方がいいけど
自分が気持ちよく出来ること、
その行動を起こすことで自分が満足すること


そこが大事で
それを嬉しいと思うか嫌だと思うかは
相手の勝手だし


自分が満足する行動や考えを起こして
嫌ってくる人が居ようとそれは自分の課題
ではないので

行動or考えを起こした自分に〇をあげよう



っていう優しい世界の話なんだと思います。


サラッと読むだけだと
厳しい事言ってくるなアドラーは、
ってすごい思うんですけど

噛み砕きながらじっくり読むと
結構簡単で、今の自分の状態を良いとか幸せだとか感じられると思います。

(え、洗脳?とかそんなことはないです)


今自分の周りに起きてることを
どう捉えるか、哲学的な話です。

いや、哲学の話です。はい。



読んでる人たくさんいると思うけど
まだ読んでなくて気になった人はぜひ。

哲人と青年の対話形式なので読みやすいです。



本の詳細はこちら



では。

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