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「介護をしたことは、相続の場面でどのように評価されるの?①」


はじめに

ご高齢のご両親を、ご自宅で介護されている方も多いのではないでしょうか。

家族をご自宅で介護する際、その負担を公平に分担できれば良いのですが、実際には介護の負担が特定の親族に集中してしまう場合もあります。

このような場合、ご両親の相続の場面で介護をしてきたことについては、どのように評価されるのでしょうか。

介護と相続について

そもそも「相続の場面で自分に有利に評価してほしい」と思って、ご両親の介護をされる方は、ほぼいないと思われます。
それは親族だからという善意の気持ちで介護をされる方が大半だからだと思います。

ただ介護自体は大変であり、精神的に負担も大きいかと思います。場合によっては経済的な負担も生じます。

そのような負担を長年してきたのに、いざ相続の場面になったら、何もしていない親族と平等に評価される・・・となったらどうでしょうか。

これには納得できない!長年の苦労をきちんと評価してほしい!と思ってしまうのが人情なのではないでしょうか?

介護は評価されづらい

個人的には、このように思うことは当然だと考えます。
ただ、この介護は相続の場面では納得できるような評価がされない、というのが現状です。

この点については、次回以降、詳しくお話をしたいと思いますが、まずは介護をしている=相続の場面できちんと評価される(相続できる財産が増える)というわけではない、ということは覚えておいていただけると幸いです。
また事前に準備をしておくことによって、このような当事者からすれば不公平な結論を回避することも可能です。
この点も改めてお話します。

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