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金縁細丸メガネを買いたい 24/01/04

男友達の家に計3人で泊まって、14時頃に起きた。これでも自分が一番早く起きていて、他2人は歯を磨いている間に起き始めた。

昨日書いてなかったことを思い出した。
友達が金縁細丸メガネの男で、試しに着けてみたかったので借りて着用し写真を撮った。
今まで黒縁長方形メガネだったのが不思議なくらい似合ってしまっていて、嬉しさと同時に自分の「似合う・似合わない」の信用ならなさが湧いてきて複雑だった。コンタクトよりも今のメガネよりも、全体的に印象が柔らかくなった。自由にお金が使え次第買ってしまうと思う。

というのもまたM1グランプリに影響されている。
ヤーレンズの出井さんと令和ロマンのくるまがどっちも金縁細丸メガネで、もっと言えばモグライダーの芝さんも真空ジェシカのガクさんもそうだ。
メガネなのは世間の母数からしてある程度仕方ないとしても、金縁細丸メガネ芸人どんだけいんだよ。ロングコートダディの堂前さんも、東京ホテイソンのたけるも。

最近でもある程度オールドスタイルだったのは男性ブランコの二人やオズワルドの伊藤さん、もっと遡ればマヂカルラブリー・もも・おいでやすこが・インディアンス・ゆにばーす・ミキ・スーパーマラドーナ。

いわゆるM1戦士というか「試されている状態の芸人」に金縁細丸メガネはこんな露骨に多くなかったと思う。モグライダー芝さんですらよく見ると2023になって黒縁からそのタイプに変化している。マユリカの中谷さんのメガネは少し分類が難しい。あのタイプはあまりいない。

見え方が柔らかく、かつ物怖じせずに面白いことを言いそうな雰囲気自体が最近の金縁細丸メガネにはある。前はもっと胡散臭いオシャレさだけだったのに。関係ないけど金縁細丸メガネって言いたくなるし、意図的に回数を増やして書いている。
僕の中では文化系女子大生のもののイメージだったんだけど、今ではセンス系面白人間のイメージが強い。

「M1グランプリ2023の金縁丸メガネの多さに影響されて、ソレに買い替えようと画策している22歳男性がいる」。憧れるにしても安直すぎるというか、形だけ過ぎるかもしれない。

ネタを認められることに行き詰った芸人が見た目をまず変えてみる、みたいなことがあってかなり興味深い。
M1グランプリの2023開会式ではオズワルドの畠中さんが「綺麗な畠中をお見せします」みたいなことも言っていた。優勝したくるまさんでさえ「もはやネタより見た目の問題」といって美容を試行錯誤していた。ヤーレンズも全然違う宣材写真がかなり有名だけど、特に楢原さんはあの感じじゃなくなった。

あのレベルになるとなお見た目が面白さの一部なのは明確で、掴みになりやすい判断材料はわかりやすいほうがいい。たとえば霜降り明星をパッと見た時にせいやがボケだとすぐにわかるのは、あの風貌だからだ。もっと入り組んだことを言うと、トムブラウンやランジャタイやヨネダ2000が二人ともあの違和感のままなのも、視聴者にツッコませたくなる芸だからこそだと思う。

これもしかして雑記か?日記に戻そう。既に1200字書いたらしい。

近くにある地元チェーンのうどん屋さんでご飯を食べた。安さに対して十二分に美味しいし、気を全く使わない場所。よそへのアピールポイントにはならないけど、地元チェーンのうどん屋が一番安心できる外食だ。しかも福岡ってうどんチェーン店が変に多い。

うどんの王道を保ったままのカスタマイズ性ってかなり好きだな、と食べるたびに思う。たとえばラーメンでカスタマイズすると、もはや味が変わって別物になってしまう。出汁のベースが同じまま具材や麺質で嗜好が割れるうどんの存在がかなり好きだ。揚げ物が抜群に合うのもいい。
孤独のグルメみたいな胡散臭さの文だ。

ということで海老天丼うどんセットと磯部揚げ、かしわおにぎり1つを食べた。
「最近自分が食べる量が読めなくなってきている」と友達と話した記憶があるが、書き上げてみるとやっぱりシンプルに頼む量の問題だった。
周りもそんな感じだから共感され、一呼吸おいて「まあこれは量の問題か」と着地した。マックなら3つ食べることもある。
僕がそのつもりなく犯罪を起こしてしまうとしたら、食欲が原因になってしまうと思う。そんなことは滅多に起きないけど、それくらい食欲が一番強い。これは何回か書いている。


戻ってボードゲームを2時間ほど遊んだのち、桃太郎電鉄を2時間ほどプレイして帰ってきた。
持ち込んだプレイ感の重いボードゲームは協力プレイにしては異常に難しく、桃鉄は逆にラフすぎて雑談が主だった。面白くはあったけど、普段通りにSNS見ながら雑談してても同じくらいの面白さだ。
ボードゲームやパーティーゲームは時の運で面白さが決まると思っていて、同じゲームをしても状況によって評価が極端に分かれる。ちょうど帰りたくなる境目くらいに桃鉄をするのってちょっと苦しいな。

「楽しめる雰囲気か」というのが最重要ポイントで、逆にその雰囲気が薄い時に輝く遊びもあると思う。
M1準決勝でくらげとダンビラムーチョが異様に面白かったのを覚えているから、これを書いていてちょっと気持ちが引っかかった。
「楽しもうとする気概」「そういう道化という前提・楽しみ方のコツ」を初出場だと共有できないから、キャラ付けとして見た目ぶっ飛んでるくらいがやっぱりいいのかもしれない。
そう考えると「今の見た目が一番面白い」と思った令和ロマンがあのコンディションなら結果も頷けてしまう。M1に関する予想は軒並み外した。

金縁細丸メガネの話に戻ってきてしまったな。「面白くなりたい」という自覚がそんなになかったから今まで存在しなかった感情で、見た目を寄せようなんて思ったことがなかった。それにしても友達から比較で「絶対それの方がいい」と言われるほど似合ってはいた。

「面白くなりたい」を仕事でもないのに公言するのは、それなりに笑いにくくなるし痛いから難しい。でも無意味にボケる人なんてみんなそうだ。少なからず面白い人を目指している。ウケを狙った見た目の改善はさりげなく心がけようかな。Xのアイコンも変えたことだし。知ってるキャラクターに固有名詞の話をさせるのは心苦しかった。

桃鉄のあとはパーキングの料金を宿泊費・送別代として払って、友達に家まで送ってもらった。こんなに送ってもらってていいのか。

日記にしては雑談チック報告チックな部分だけど、見返す時に「あの友達そういえば信じられんくらい優しかったかも」と思えるように残しておく。車を運転してみたが故に、他人の運転のありがたさが沁みすぎる。

うどんも別の一人にお年玉って名目でおごってもらった。奢りってご飯体験のプレゼントだしハズれなく嬉しい。
やはりこう愛嬌の先行投資として金縁細丸メガネをだな……。

帰ってからはまたネットでボードゲームをしました。
ハローワークに行く11日くらいまでは、職について何も考えないことにする。

こなまるでした。

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