「生きるの疲れるし、別に明日死んでもいい」と思ってた

中学生くらいから、私の人生の目標は臨床心理士になることでした。

しんどい思いをしている人の力になる仕事をしたい、と思ったからです。
そうじゃないと自分には生きている価値がないと思ってました。

しんどい思いをしてる人の力になることで初めて、
「自分が生きていい意味」を作れる、と思っていました。

 
その信念があったから、しんどくても諦めずに夢を叶えることができました。
やりたいことに向かって頑張れるのは、幸せだと思います。


頑張って臨床心理士にはなれたけど、自分に自信がなくて、
「もっと◯◯な心理士にならなきゃ」と思って働きながら専門学校に行ってさらに勉強しました。
理想の心理士になろうとしました。
もういっぱい頑張ってきたと思うしもう頑張りたくないけど今のままでいいと思えなくて、もっと頑張らなきゃダメだという強迫観念みたいなものがありました。

その頃から「生きるの疲れるし、別に明日死んでもいい」と思っていました。


でも、私の力で頑張れる限界がありました。
それ以上理想に近づくことができなくて、ダメなところばかりでした。
ダメな自分を責めてばかりいて、体が動かなくなりました。
1年休職したけど元に戻らなくて、退職しました。


それから1年が経ちますが、まだあまり動けないままで、もう元に戻るのは無理だろうなと思います。
仕事は、私の経歴を買ってくださった会社があって、今は週3日だけ働いています。
(転職サイトに登録して、できそうな仕事を探してたら声をかけて頂きました。)
今の会社では、無理に頑張らなくても「今自分ができることをやれば大丈夫」と思えています。
心療内科に通院して、カウンセリングを受けて自分の人生について振り返ってみたりもしました。


そんな経験を少しずつ積むことで、「理想の自分になれなくても、今できることをやればいい」と思えるようになってきています。


この記事を書いてみると、今は
「明日死んでも仕方ないけど、死ななくても大丈夫」
と思えています。

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