再開発とリセット
いつかの自分が変化を感じるための備忘録、兼日記。
日々の出来事とか考えたこととかを書いている。
今日は無計画の日。お仕事は休み。
絶対やるべき重要×緊急のことは、遠方の弟くんに荷物を送ること。
他は予定がなかった。無計画に動いた。
弟くんへ贈り物。宅配、10日に届くらしい。
炭酸飲料を同封したので、郵送中にいっぱい振られないか心配。
弟君に伝票を写真に撮ってLINEしたところ、「楽しみにしてる。あと(伝票の僕の)字が綺麗」と褒められたので、とても嬉しかった。
郵便局に行った帰り、そのまま図書館へ。
電車にのって、ちょっと遠い図書館へ行った。
まだ読みきれていない本もあったんだけど、読み終わった本だけ返却。借りている本を、iPadでメモをとりながら読んでいた。
吃音が起きている時の体、当事者にどういうことが起きているか…という本。
まだ100ページも読めていない。
自分の身体が、本当に自分のものなのか疑いたくなってしまうのは何故だろう。
序盤でも触れてたけど、この本は「心身二元論」に寄っている。
「こう言葉を発したいのに、うまくいかない」というのは、体をコントロールできていないということ、そして当事者から聞く話は心身二元論に徹しているのだとか。
心と体はまったく別もの、と僕は思わないんだけど、完全に1つだとも思わない。この本に登場する「うまくいかない」は僕にも経験あるなぁと思うから。
他にも気になる本があった。
タイトルが気になって、パラパラめくってみた。今回は借りなかったけど、次は借りて読むかも。
先日、元上司と話をしている時に「多様性って言葉が嫌い。本来の意味で使われるより、何でもアリ、はぐれものも100%善って主張が全部許されて当然、みたいな感じ」と言っていたことを思い出して。
ああ、確かに言葉が社会に定着して久しく、その解釈は必ずしもみんな一緒じゃないよなぁって思った。
また先日、本社の偉い上司が「ESG経営」という言葉を出してきたこともあって。SDGsの次はESG経営か、と思って。
知らないで食わず嫌いするより、とりあえず概要を把握しておくのが僕の好奇心。
帰り道、再開発地区の近くを通った。
この再開発、なにがきっかけで始まったのか僕は全く覚えていない。僕が中学生くらいのころから再開発の計画があって、大学生のころからゆっくりと再開発地区の取り壊しや再建が始まった。
たぶん周辺商店街の老朽化、公共施設の閉鎖とかが重なったんだろう。
祖母の実家がその再開発第1段階の地区にあって、祖母の生家は取り壊された。
周辺にあった商店街も大きな商業施設や複合ビルになったし、今度は別の商店街周辺が、大きなマンションかホテルかなんかが立とうとしてる。
再開発もほぼ終わりなのかなぁと思ってる。最近、立ち退きに反対していた地元のお店が閉店したらしい。そのエリアも取り壊しが始まっていくんだろうな。
大きな重機は、結構好き。でも建物を壊したり、新しく作っていく様子をみていると、時々不安になる。
街も循環しているんだな、変わっていくんだなぁって。
なんかそれに取り残されているような気がしてしまって、寂しくもあり不安でもあり、どこか遠くへ行きたくなる。場所って永遠じゃないんだ。
もともとあったお店や、そこに住んでいた人たちはどこへ行ったんだろう。
必ずしも、ここから離れなきゃならなかったのかな。建物の老朽化は避けられないのは仕方ないとして、建物も生活も文化もリセットするみたいな再開発でよかったのかな、とか考えてしまった。
たぶん加齢のせいもあるんだろうな。
あまり大きな変化がない場所にいた方が、僕は良いのかもしれない。
(どうでもいいんだけど、終の住処は海の近くがいいなぁと思ってる。緑豊かなお山も好きなんだけど、波の音とか開けた視界とか潮の匂いとか好き。)
明日は、またもや無計画の日。仕事はお休み。ありがたい。
ちょっと読書熱が高くなったので、明日も継続したい。そのためにはやっぱり、家に引きこもっててはだめだと思う。暑いらしいけど、外に出よう。
書を持って、街に出よう。
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