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【全三十話】私にヨガの先生はできません!【完結済み】

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【創作大賞2024】お仕事小説部門に参加中!いいね・コメントありがとうございます⭐︎全三十話。
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#ヨガ

私にヨガの先生はできません!【第二十三話】橘さんもかつては

【第二十一話:橘さんもかつては】  フィットネスクラブ・アルタイルに到着したのは、十四時…

私にヨガの先生はできません!【第十六話】えりかさんの反省

 カレンの住んでいるマンションから帰る途中、私はホットヨガスタジオ・Vegaに寄ることにした…

私にヨガの先生はできません!【第十四話】集客に苦戦して

 【第十四話:集客に苦戦して】  六月がやってきた。  じめじめとした生ぬるい空気が肌に…

私にヨガの先生はできません!【第十三話】新しい扉の向こう側

【第十三話:新しい扉の向こう側】  なにかに夢中になっていると、月日はあっという間に流れ…

私にヨガの先生はできません!【第十一話】ぬぐえない不安

 翌日、更衣室で私服から制服に着替えてスタッフルームの扉を開けると、すぐにフロントからの…

私にヨガの先生はできません!【第八話】カレンのこと

 休館日の清掃業務が終わったのは、五時半だった。  なんとなく窓の方を見ると、日の入り前…

私にヨガの先生はできません!【第七話】清掃と恋バナ

 本当なら、水曜日はヨガのインストラクター研修がある曜日なのだけど、二月のこの日は、先生の都合が悪くお休み。 「うう、手が冷たいです」  ドーナツ型のドライヤーのフィルターを水洗いしながら、私は肩を震わせた。スポンジみたいな素材でできた薄いそれは、放っておくとどんどん埃にまみれてしまうから、たまにこうやってお手入れしないといけない。 「冬はこれ、辛いわよねえ。でも、あと少しよ」  隣で同じ作業をしているえりかさんの手元に視線をやると、私とおんなじように、指先の皮膚が赤くなって

私にヨガの先生はできません!【第六話】レンタルスタジオと片井虎太郎

 駅前のメインストリートがバレンタインムードに包まれつつある一月のある日。  レンタルス…

私にヨガの先生はできません!【第五話】ヨガ研修の受講生

 ヨガのインストラクター研修は、週に二度ある。  すべての店舗が共通で設定している休館日…

私にヨガの先生はできません!【第四話】あの日のこと

 市民会館のステージ袖で、私は小さく深呼吸をした。  ステージの真ん中にはマイクの置かれ…

私にヨガの先生はできません!【第三話】もしも、インストラクターだったなら

「あ、入会に興味ある方、いらっしゃいました。私、まだ手続きできなくて……。お願いできます…

私にヨガの先生はできません!【第二話】ペンタスガーデン

 私が勤務しているホットヨガスタジオ・Vegaは、三年前にリニューアルオープンしたビル『ペン…

私にヨガの先生はできません!【第一話】無理です!

【あらすじ】  前屈をする。  わかっていたけどやっぱり痛い!  太ももの裏側はびりびりす…