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究極のサブ機 BiGmini

最近かなり気に入っているフィルムカメラについてご紹介します。

サブ機が欲しい


近年ますますコンパクトフィルムカメラの価格が高騰している。高級コンパクトで絶大人気なcontaxt2やt3は10万や20万を軽く越えてきている。普通にデジタル機のフルサイズが買えるレベルだ。
いくら魅力的なzeissレンズ搭載といっても個人的にそんな高いものは買えないしあくまでサブ機として楽に使えるものを探していた。今までサブ機としては写るんです感覚で撮れるYASHICA MF-1を使っていたけれど、さすがに少しボケ感や解像感が欲しくなってきたというところだった。

そんな中目に止まったのがKonica BiGminiである。BiGminiにもいろんなシリーズが出ているけど購入したのは1990年発売のKonica BiGmini BM-201だ。
BM-201はBiGminiシリーズの2代目にあたる。

Konica BiGmini BM-201


BiGmini BM-201について

BM-201の簡単なスペック
・レンズ:35mm F3.5
・シャッター:3.6秒~1/500
・撮影モード:プログラムAE
・最短撮影距離:0.35m

フルオート
まず魅力的なのは露出、フォーカス、フィルム巻き上げ全てフルオートで行えるところだ。ファインダーを覗いてシャッターを押すだけで写真が撮れる。
押すだけでフィルムが巻き上げられ、撮影が終われば自動で巻き戻される。

次に寄れること。
最短撮影距離は0.35mなのでかなり寄れる。写るんですとかはピントは∞のみで1m近く被写体から離れないとボケてしまうが、こちらはしっかりピントを合わせられる、ありがたい。F値は少し控えめな3.5だが、最短撮影距離であればなかなか綺麗なボケを見せてくれる。普段使っているレンジファインダー機では難しいテーブルフォトや手持ち撮影ができることがサブ機として必要とする条件だった。
ちなみにBiGminiシリーズにもF値2.8のBiGmini Fというモデルがある。実際人気なのはこっちかもしれないが、安くても今は数万円はする。私が買ったBM-201は7000円でかなり状態は綺麗だったので満足している。

作例

ということで最近BiGminiで撮った写真たちを。

とある喫茶
愛機たち
逆時計
ピアノの音
やってなかった珈琲屋
中古カメラ屋
友人のCanon
クリスマス
観葉植物
海辺
車窓から


うん、程よくボケてくれるところが良い。


究極のサブ機だ。

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