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夏だったんだ

タバコを買いにコンビニまで出た。
そして、今日は朝からエアコンを止めている。
少し風はあるが、室内は30℃。これだけ熱中症に注意とか、毎日の様に死亡者が出てる中で何やってるんだか。
いや、電気は止められてないですよ。一応、大人なので。

外回りの人とか、エアコンに当たりたいのに当たれない人からすると、お前は何をやってんねん。ってことになる。
至極ごもっともだ。
だが、出来るのにしない。と言うのはある種、最大の贅沢とも言える。

一瞬だけど、外に出て夏を感じられた。
引き籠ったのは春だから、完全に一つ季節が移ろった。
何だか、昨日まで夏かぁ…と暑いだけで不快な気持ちだったのに、
ちょっと、久しぶりに夏を感じて嬉しくなれた。

子供の歓声が聞こえない。夏休みってこんなだっけ?って言う位静か。
こう言う所でも、色々と常識が変わってきているのだな。と実感する。
半分くらいしか理解できないくせに、FOXラジオなど聞いてみる。
ちょっとリゾート気分。

リゾート気分くらいなら全然良いと思うのだが、真夏のスポーツを日中やるのはいい加減何とかならないものか、と思う。
オリンピックの時にも既に散々言われていたのに、未だ甲子園野球を始め真夏の日中に大会をしている。
暑いのを耐えるのは美徳、もうその価値観は終わったと言われて久しい。
確かに、若者が真っ黒に焼けた肌で白い歯を見せて、一生懸命に何かをしているのは本当に美しい姿だと思う。

このおじさんの様に、ずっと部屋に居て真っ白な手足の正反対だ。
その真っ白なおじさん達が、あの真っ黒な若者達をそうさせて喜んでいるのではなかろうか?
それを見たいが為に、強制の動きをしていないと言い切れるだろうか?

確かにスポーツにおいて、ビジネスライクだったり、わざとらしいファールアピールなプレイより、一生懸命で集中力と精神力は本当に素晴らしい。
何事にも代えがたい青春の価値だと思う。

応援や観戦の方々も凄いなぁ…と感心してしまう。
私には出来ない事だ。
どちらも無理をせず、夏を満喫して貰えればと思う。命を懸けてまでするべき事など、この世に存在しない。
戦争を始め、しなければ行けない状況など、もっての他だ。

窓を開けてただけだけど、今は夏なんだ。
そう当たり前を感じられた日。

もう少し回復したら写真も撮りたいかな。

とある日の夏の夕暮


自己肯定が爆上がりします! いつの日か独立できたらいいな…