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素直になれない大人たちに #ビバラバ を
「ビバラバ」の正式名称は「VIVA LA VALENTINE」。
劇団ノーミーツとサンリオピューロランドがコラボしたワンカットのオンライン演劇です。昨夜(2月6日)初演を迎えました。
仕事や日常に疲れて、素直な心を忘れていませんか?
ビバラバはそんなわたしたちをやさしく抱きしめてくれる公演です。
※スクショ写真を載せるため少しネタバレがあります
オンライン観劇の方法
観劇方法は特設サイトでチケットを購入し、届いたメールに添付してあるURLにログインするだけです。ギリギリまで夕飯を食べていても、もちろん食べながらでも鑑賞可能。公演自体は約50分です。途中で電波状況が悪くなってしまっても翌朝9時までは見逃し配信もあります…!なんて優しいんでしょうか。
開演前の映像は入口の側にあるアトラクション、ボートライドでした。昨年10月にリニューアルしてからまだ乗れていなかったので(そもそもピューロに行けていないので)久しぶりの多幸感溢れるメロディーに早くも涙…。アナウンスはダニエル、さらに公演中に書き込めるチャットには今回出演していないばつ丸が登場!時間に余裕がある人は早めにログインするのをお勧めします。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44981524/picture_pc_4c6290a01c67bb4b59a40416f4a47af0.jpeg?width=800)
観賞後のカメラロールが「かわいい」で埋め尽くされます。
今回のストーリー
公演名の「VIVA LA VALENTINE」はダニエルが演出を担当するショーの名前です。ハローキティに素直な気持ちを伝えたいというのがテーマのショーだったのですが…本番3日前にスポンサーであるバイアス製菓から内容の変更を言い渡されてしまいます。どうする、ダニエル?というのが公演のストーリーです。
劇団ノーミーツとのコラボということでキャラクター以外に人も出演します。ピューロランドのプロデューサーやスタッフ、そしてスポンサーであるバイアス製菓の部長と社員。
ショーの変更に悩むのはダニエルだけではありません。
サンリオが好きで、一緒に仕事が出来るのを楽しみにしていたバイアス製菓の社員・小室さんもまた仕事としての成功と、みんなのやりたいショーとの間で悩むことになります。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44984164/picture_pc_cb476fa6e0b70e6991d1ef8143d0edf9.jpeg?width=800)
ワクワクするピューロランド1階
ワンカットでの演劇ですが、カメラは様々な場所を動きます。
知恵の木を中心にしたピューロランド1階のあらゆる場所が舞台になるので観ていてとってもワクワクしました。
メインの舞台は大好きなフェアリーランドシアター。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44984695/picture_pc_2cf2680163de131226c7ad169d05c3fa.jpeg?width=800)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44984719/picture_pc_2a737817357d9c667d8f667abb9d78d0.jpeg?width=800)
このシアターは客席まで一体の世界観となっているところが本当に素敵で、子供の頃からずっと憧れの場所です。
20時からの公演だったこともあり、エントランスの階段を清掃しているスタッフさんの姿も。他の場所でも閉園後のスタッフさんたちが度々写っていました。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44985170/picture_pc_4aa51d7338a28448ab63d3d5f22b3139.jpeg?width=800)
壁紙がかわいい1階キャラクターフードコート。
用意されていたのは30周年記念フードメニューでした。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44985398/picture_pc_a04536a794f6fae787df7b6b84e29ee9.jpeg?width=800)
知恵の木を中心にぐるっと囲む形になっているので、パレードの写真を撮影する時にキャラクターの後ろに人が映り込まないのがピューロの強みだなあと思っています。どこを切り取っても背景が綺麗。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44985705/picture_pc_6f29889604df3eb146decf8c754eb2b6.jpeg?width=800)
普段は見られないお手洗いから出てくるシーン。
フェアリーランドシアター横のお手洗いはシアター同様の世界観なのでピューロでお勧めのお手洗いのうちのひとつです。もうひとつはディスカバリーシアターのところ。そちらも、ものすごくかわいいです。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44985996/picture_pc_05150840d06dbcb0695b838bff3c53ee.jpeg?width=800)
キャンディファクトリーを使っていたのも面白かったですし、この前後の場所移動がとても好きでした。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44986217/picture_pc_f118cb744bb4e4bbffdd0fcf6dc83680.jpeg?width=800)
これが全てカメラワンカットなんです。すごい。
実際にピューロランドを歩いているような気持ちになります。
大人の事情って、なあに?
ここの項目では内容の詳細に触れていくので、ネタバレを見たくない方はスクロールしてください。
公式HPのストーリーの1文目に記載されている「大人の事情って、なあに?」はこの物語の中でキーとなる台詞です。
会社員としての決断。
自分の心の中のやりたいこと。
みんなの気持ち。
イメージ戦略、ってよく聞きますよね。大事だと思います。
だけどイメージだけが大事なわけでは決してないです。
キティちゃんやダニエルはもちろん生きています。
けれど人間と同じように生きているという描き方ではなく「キャラクターとして」生きている、を徹底して描いているのです。
そしてキャラクターとして生きている彼らが問いかける「キャラクターは必ず可愛くないといけないの?」と「バレンタインは女の子が男の子にチョコレートを渡すイベントなの?」のメッセージ。
わたしたちの持っている「バイアス」への問いかけ、それこそが「大人の事情って、なあに?」に繋がるのです。
この演劇は、キャラクターを愛しているサンリオだからこそ描ける「バイアス」の物語なんですよね。
ピューロランドに行きたい…
観たらきっとサンリオピューロランドに行きたくなると思います。行ったことがない方にこそ観てほしい。サンリオのショーってやさしくて、そのやさしさに大人の方が泣けてしまうんです。
ビバラバ、音楽もとっても良いので円盤化してほしい…。
今日を入れて残り4公演。わたしも再鑑賞しようかな。
興味がある方は是非!幸せな50分を過ごせますよ。
こちらは、過去のピューロランド記事です。
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