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他者とわかり合うということ

自分と価値観が合わない、あなたの行動が理解できない。
「自分と違う」という出来事は日常茶飯事に起こりうる。
そして、私達はどうしようもないことだとわかっていても、
その違いにイライラさせられ、不満を垂らしてしまうことがある。

昨日、私も仕事で同じ出来事が起こった。
他のチームの人から、私の仕事について質問がきたのだけど、
「その視点は自分にはないよ」と言ったたぐいのものだ。

当然チームが異なれば、見ている視点も違うし、
重視する仕事の内容も異なる。
だからお互いに許しあえればいいのだけど、
同じ組織にいるという仲間意識があるからこそ、
「なんでわかってくれないの」という感情が芽生える。
相手に対して甘えてしまうのだ。

恐らく全くの”初対面”の人であれば、私達は
それなりに気を使うはずだ。
一緒にいる期間が長いからこそ、そんな相手には
理解していると思ってしまうし、
理解してほしいとも思ってしまう。
何だか都合がいい話ですよね。。。

最近購入した本で、「わかりあえないことからはじめる」という
タイトルのものがある。
まだ、家に届いていないのでどんな内容かわからないが、
タイトルから想像できるのは、私と相手は異なる人間なのだから
どこまでいっても本当にわかりあえることはない。
その前提で人付き合いをしていくことを学んだほうがよい、
というような内容の気がする。

この考えってすごく大事なことで、
家族でも友人でも職場でも皆、わかりあえないことを
忘れてはいけない。
初対面のときのような、「何も知らないからこそ、相手を理解する」
姿勢がいつまでも大事だと感じる。

昨日のように「なぜわかってくれないの?」と
思ってしまったときは、どちらかが悪いわけではなく
自分も相手も違う人間なのだから当たり前のこと。
「少しでも理解するために話し合おう」と行動に移すことを
心がけていきたい。

私達人間はいくつかのカテゴリーに収まるほど
シンプルではない。
むしろ、複雑な糸が絡み合っているかのように
一人ひとり異なる細胞の塊だ。
決して、自分と同じ人間は一人もいなく、
共感はできても、同様の考えを持っている人は
いないことを理解しておく。

このような姿勢が、人間関係を築く上で
大切なことなのだと思う。

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