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私にとって「好きなこと」は感情よりも経験を通して見つかった。”好き“なことの見つけ方も人それぞれという話。

自分の「好き」なことを生業にできたらさぞかし幸せなことだろう。
子供の頃のようにただひたすら自分の”好き”を突き詰めていく。純粋無垢に楽しんでいた時間を思い出すこともある。

ただ、”好きなこと”を生業にするって簡単なことではない。というのも2つの理由がある。
一つは自分の好きなことが見つからない。色んなことに興味は持つけど、どれか一つの好きなことに絞るのが難しい。あらもこれもやってみたいからこそ、「自分が本当に好きなことってなんだろうか?」となる。

もう一つは好きなことを生業にしたいけど、仕事にすることで嫌いになってしまうパターン。イチロー選手が「好きなことを趣味として行うことと仕事にすることは全然違う。後者は辛いことやプレッシャーも多くなるから純粋に楽しめなくなる」といっていたが、まさにこのこと。

世の中にも自分の好きが早く見つかる人と、色んなことを経験する中で見つかる人がいる。自分もおそらく後者だろうと思う。
スポーツ選手や小説家など、ある特定の分野を突き詰めている人は早い段階で”好きなこと”が見つかった人なのかもしれない。

どちらにせよ、最終的には”好き”を生業にできたり、生きがいにできたら楽しみも増える気がする。


だとしたら自分の好きはどのように見つかるのか?

最近私は2つの好きを見つけた。
それは“書くこと”と“読むこと”だ。書いたり読んだりすることは自分以外の他者にとっては苦痛なこともあるだろう。けど、自分にとっては快楽であり、日常の疲れを忘れて没頭ができる。

私が書くことと読む事が好きになったのは幼少期からではない。むしろ高校卒業するまでは“大っ嫌い”だった。それが今では大好きになりつつあるから不思議だ。


きっかけは何だったのだろうか?
と考えてもこれといって大きな出来事はない。
ただ「嫌いだったことでも続けていくうちにいつしか好きになっていた」ということはいえる。

大学受験で浪人をした時、予備校の先生から「読書」の大切さを学んだのが、読み始めのきっかけ。初めは嫌いだったことを無理に行っていたので、楽しさよりも辛さが優っていた。

でも読書を楽しいと思えたのは、続けていく中で、“自分の変化”が得られたから。速読できるようになった。語彙力が増え日常のコミュニケーションが楽になった。そしてコミュニケーション自体が楽しかなった。

こんな感じで、“自分にとってのメリット”が感じられたから、もっと読みたい、という気持ちに変わっていった。


そして、活字を読むことにハマっていくと今度は「書きたい」という欲が出てきた。
自分が思うこと、考えたこと、感じたことを自由に言語化していきたい!言葉にする事で“人生を味わい尽くす感覚”が得られ、これも自分の高揚感に繋がっている。(書くことも苦手だったのに今では数分でブログも書けるようになった)


私自身の体験ではあるが、初めから好きなことがあった訳ではなく、とにかく「やり続けた結果」いつしか好きにかわっていた。

こうして今も息子が散歩中に寝たので、スタバでくつろぎながら携帯片手にブログを書いてる。


今日のブログを書きたかったのは未来の自分に向かってでもある。

もしかしたら、今好きなこともいずれは嫌いに変わることがあるかもしれない。その時、「自分の好きなことって何だろうか?」と思い悩むのではなく、興味があることややってみたいこと、やる必要があることを続けて見ることで「好きが生まれる」ことを思い出したいから。


自分にとって好きなことというのは、今やっていることや経験していることが、楽しいに変わったもの。


好き、嫌いな気持ちから何かを始めるのではなく、何かを始めてから感情が後からついてくる。

好きなことの見つけ方は人によって様々違う。

今日はそんな発見を言葉で綴ってみた。

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