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舞い降りた言葉と素敵な美術作家との出逢い

半年ぶりのお墓参り。1人でゆっくり手を合わせてお線香をあげた後お掃除をしていると、墓石の横にかすれて薄くなっている彫られた文字が気になりました。
ゆっくりなぞってみると

「主のみの前に満ち溢れる喜びがあり、主の方にはもろもろの楽しみがある」

今まで何故気づかなかったか、いや、読んでいて忘れていたかも覚えていない。
祖父母を見送ったときは賛美歌を歌った記憶があるけれど、両親も私も無宗教。

ただ、今の私にこの言葉が純粋に降りてきてくれたかのように感じました。


おじいちゃんおばあちゃん、ご先祖様、
素敵な言葉をありがとうございます✨✨

お墓の上は緑が綺麗でした

お墓は自宅から車で2時間ほどの場所にあります。
このまま直帰するのも勿体ないので近辺を調べていると、何やら近くの図書館で素敵なイベントを発見。

昨年の秋に湧水町を舞台に展開した美術作家 平川渚「手編みの物語をあつめるプロジェクト」。湧水町のみなさんから手編みのあみものとエピソードを集め,展示「いとなみ」と「あみものをほどくワークショップ」を行いました。
このプロジェクトの成果をふまえた平川さんの個展を今年の12月に霧島アートの森で開催します。これに先立って,個展で発表する作品制作のため,ほどいた糸を使って平川さんが作品づくりを始めます。くりの図書館の一室をアトリエとして間借りし,制作の様子を公開します。

地元の方々から思い出の手編みの品々の糸を丁寧にほどき
この平川渚さんの制作過程が町の図書館で実際に間近で見ることが出来るとのこと。なんて素敵で贅沢なイベント!

図書館の一室で静かに糸を紡ぐ作家さんがいらっしゃって
糸をほどく前の思い出の手編みの品々の写真が飾ってあり
また、作家の過去の展覧会や個展の様子も紹介されていました。

公式インスタグラムから写真拝借しました。
(イベントは終了しています)

平川渚さん、今まで存じ上げませんでしたが
お話すると、とても穏やかでお綺麗で気さくな方でした。
創造力と根気を持ち合わせて、ひと針ずつ静かに丁寧に紡ぐ姿に感動。

さらに今までの作品や展覧会の写真を拝見して瞬時に一目惚れしました。

信濃国 原始感覚美術祭2016
地は語る、水のかたりべ より
(HPから画像お借りしました)

この上の写真の作品は、即興インスピレーションで数日制作して開催後は撤去。
幻想的で美しく儚くも潔い。
私だったら撤去時は絶対泣きます。

一気にこの方のファンになりました!

完成された作品を今冬に見に行くのが楽しみです!
おじいちゃんおばあちゃん、素敵な出逢いもありがとう😊

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