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うつ病という暗闇の終わりを見せられるように

毎朝、起きると、
「また朝がきた。今日も苦しい一日が始まる。死にたい。」
そう思う。

お昼も、夜も、ずっとずっと、死にたいと思う。
やりたいこともないし、休憩したくもない。
ただ、私が今したいことは死ぬことだけなのに。

結局それを誰も許してくれないから、私は今まで以上に頑張っている。
頑張って、頑張って、生きている。


はじめまして。

私は去年(2022年)の4月から闘病生活を送っています。
病名はうつ病。

先月(2023年1月)の末に「病気が治った」と直感的に分かってからようやく回復しつつあります。実に10ヶ月、全力で闘い続けました。

それはまるで深海にいるかのようで。
自分の五感すら頼りにならない真っ暗闇のなかで、もがき続けました。
深くて、広くて、いつまた息が吸えるのか全く分からなかったんです。


さて


最初の引用文を読んで、あなたは何を感じたでしょうか。
恐怖?共感?驚き?同情?はたまた怒り?

これは、私が闘病中につけていた日記の抜粋です。
このnoteには、私が書いてきた日記やうつ病という病気について私が思うことを投稿していこうと思っています。




今回私がnoteを始めた理由は、

①同じ病気と闘っている人に、「ひとりじゃない」と伝えるため
②うつ病という病について知りたい人に、その実態を知ってもらうため

この二点です。

闘病中、何度も私は、こんな辛さは誰にも分からないだろうと思いました。
とにかく痛みから逃れたくて、でもその痛みに終わりは全く見えなくて、絶望しました。

そんな私の心の救いだったのが、うつ病経験者たちの言葉でした。

はじめは、「なんでこんなに共感できるんだろう」と不思議でしたが、その痛みが病気のせいなんだと理解するにつれて、そしてその痛みに終わりがあるということを知って、「もう少し辛抱しよう」と思えるようになりました。


だから、私がこの経験を発信することで一人でも多くの人に、うつ病という暗闇の終わりを見せられるように、願っています。


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