似ている彼女
文章を書くのは難しい。
このnoteは文章を書く練習のために登録した。
この数日、途中まで書けるが最後までいかず下書きだけがたまっている。
なので、なにも考えずに書いてみることにした。
同級生にぽっちゃりしていて二重が可愛い子がいた。
彼女は彼氏が途切れなかった。
しかし、モテるわけではない。
イケイケな男子からは嫌われていた。
彼女に彼氏が途切れないのは、女子にあまり縁のなさそうな子を狙っていたからだ。
彼女は自分の力量を知っていた。
知っているからこそ、手を出す範囲も絞られている。
いわゆるオタサーの姫状態。
当時からよく分からない大人の男性の知り合いがいたり、性に関する知識が豊富だったり、今思えばネットを上手に使っていたようだ。
『私、バイなの』と笑顔でさらっと言われたことは今も鮮明に覚えている。
性への執着は相当強かった。
寂しかったのだと思う。
そんな彼女も結婚した。
そうか、あんなに異性関係が激しくても落ち着くときが来るのか…なんて当時は思った。
そして子供が生まれた。
が、話を聞けば甘いキラキラした結婚生活ではないようだ。
夫婦双方にデートする相手がいるのだ。
それを許していると。
彼女には文面でやり取りができる異性が常にいるようだ。
驚いたが彼女らしい気もした。
私が何故、彼女のことを考えるかと言うと、私と彼女はどこか似ているとずっと感じていた。
だからこそ、彼女がどの様に幸せになるのかが気になった。
学生の頃の私が彼女と似ていた部分は、誰かに愛されたい欲求が強かったと今は思う。
当時はまだ若く、愛され方など分からず、ただひたすらにそれを満たすためだけに自分を好きになってくれる男の子を求めた。
彼女はそのまま大人になったようだ。
私はそんな彼女のことをもう自分のようには思えなくなっていた。
実を言えば、自分のことのように思えないことに安堵している。
気持ちが想像つくので心配だが、彼女は彼女なりに自分を満たしているようだ。
今回のことから…
学んだことはあまりない。
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