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旦那さんへ③

 私は楽天的ではあるが無謀なことはしないタイプだと思っている。
何か新しいことを始めたり変化がある時には、それなりに調べ物をする。
旅行程度なら行けばどうにかなるかなと思って、詳細な旅のしおりなどは作らないが乗り換えが絡む場合などはすごく調べてしまう。乗り遅れた場合や路線を間違えた時の場合まで調べるから、そういう私的にはずせないところが無意識にあるようだ。

 なぜ今回こんなことを書いているかと言うと、昨日の会話が気になったからだ。
私は最近『新築の家を建てる』について調べだしている。その事について旦那さんに話したところ

俺だって引っ越しができる貯金があるなら考えたいよ?

そんな反応が返ってきた。

 旦那さんは石橋を叩いて渡るタイプ。楽天的な私とは対称的だ。
そんな訳で私の『大丈夫!どうにかなる気がする』根拠を昨日から探し始めている。
子どもが産まれた後の手当や給付金、旦那さんの会社の家族手当(これに関しては旦那さんのが調べているはずだから、告げられないのであればないんだろうなと思っている)などなど。

 それと引っ越し費用や初めにかかるお金はどれくらいか…まだまだ調べ終えてはいないのだが、新築の戸建から中古マンションなど家を購入した経験のある人たちにも話を聞こうと思っている。

 これまでに家を買った話を聞いていると、探し始めてから3ヶ月くらいで決まりましたよ~と賃貸物件を決める早さと変わらないくらいの話をよく耳にしていた。いくらなんでも、それは早すぎると私でも思うが結構そんなものなのだなという印象も受けた。

 何も私は今すぐに引っ越しをしようとしているわけではない。
次の更新は13か月後。更新をするかしないかの意思を管理会社へ表示するまで約11か月(もしかしたら10か月かもしれない)。
私はこの残り時間が少ない状況に、直感的に焦っている。子どもの泣き声が大きくなっていくことや歩き始めた後の騒音などの近隣からのクレーム、それに伴う旦那さんの在宅ワークへの影響。
子どもはどんどん大きくなることを考えると、家が手狭だなって感じる瞬間が必ず来る。そこに更新費用を払うのかどうか……

 引っ越さないですむならそれでいいと思う。けれど、いざ引っ越すとなったときに更新まで時間がない状況で賃貸やら分譲やらを焦って探したくはない。全てとは言わないがある程度の心構えができる状態で移動先を探したいのだ。情報の収集はするに越したことはない。

 私は楽天的ではあるけれど無謀な提案はしないと思っている。そして、先に起こる不安は常に頭にある。きっとこの不安の部分が人によって違うのだろう。

 

 

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