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相手のメリットを考え抜く

こんばんは。Do you love yourself? You are special.

水野・クレーア・来実です。

前回は、人生に一番大切な力について書きました。今日は相手のメリットを考え抜くことについてです。

前回、無人島の例を出しましたが、実際には人は社会的な動物であり、家族や会社、地域、あるいは個人的な趣味などの何かしらのコミュニティに属して生活しています。

人には他者と繋がりたいという本能的な欲求があるといわれています。

あなたは仲良くなりたい!と思った人と仲良くすることが出来ていますか?一時的ではなく、長期的に良い関係を築けていますか?

この問いに、もちろん!と答えられる方は、今回の記事のことは既に無意識なり意識的になり実践されていることかと思います。

もし、片想いばかり、仕事の人脈がうまく築けない、いい友人ができにくい、人からバカにされたり疎まれてしまう、ということがあるならば、あなたは人生において、自分のメリットばかり考えて生きているからなのかもしれません。

頭が良かったり、容姿が秀でていたり、優しかったり、そういった人から好まれる資質を持つ人は人気があります。しかし、それだけでは長期的にお互いに豊かさをもたらす関係性には繋がりません。

人は良くも悪くも飽きるもの。好ましい資質もずっとともにいれば当たり前になっていきます。それに、容姿などは時間の経過と共に衰えていく、無限資産ではありません。

では、逆に年齢と共に増やすことが出来る資産があるとしたらそれは何でしょうか?

答えは今日のテーマである、相手のメリットを考え抜く、ことです。

仕事での取引ではこの能力は絶大な効力を発揮します。むしろ、この能力なしに成功を収めることは不可能ともいえるでしょう。

相手にとって、その商品・サービスがいかにメリットがあるのか。例えば残業時間を削減できるとか、工数を減らせてストレスを減らせる、それでありながら生産性は上がり、売上も上がる、そういったことをいかに相手の立場に立って、相手の評価に繋がるように考え、伝え、立ち回れるか。正当な勝負なら、それを徹底的にやり抜けば向かうところ敵なしでしょう。

逆に、自分(自社)のメリットだけ伝えて、購入してほしい!では相手にされないのは明らかでしょう。

メリット、それはプライベートにおいては愛情ともいえるでしょう。相手の(自分で気付いていない)特別な魅力に気付かせたり、相手にとって為になる情報やモノを提供できたり、自分が培ってきた能力を発揮したりすることです。

長期的に良い関係を築き、人生に成功をもたらすには、この相手のメリットを考え抜き、行動することが不可欠です。

またこれには、同時に人を見抜く目も必要ではありますが(ただ一方的に消費するように人と付き合う人を遠ざけること)。

何度もしつこいようですが、MBAではこのメリットを考えることを息を吸うように出来るようになるまで鍛えられます。もちろんこれを効果的に活用できるかは、卒業後のその人の気構えによりますが。(知識や理論を振りかざして得意げになる残念な方も全くいないわけではありません。本当に残念ですが…)

仕事にも人生にも成功をもたらすこの力、手に入れてみたくはありませんか?





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