「60点主義のウソ」と「好きを仕事に」の本当の大切さ
株式会社女子マネという、友達と作った会社で代表をしている中里桃子と申します。コミュニティやオンラインサロンの立ち上げや運営をナリワイとしています。
2018年に『オンラインサロン超活用術』『オンラインサロンのつくりかた』等の本を出版して、その後トントンと4冊目の本が2019年6月12日に刊行されました。なんと4冊目は恋愛本…!(恥ずかしながら)
6月13日、新刊本にあわせてプレスリリースを出しました。
13日の15時に配信したプレスリリースから
14日の朝に、さっそく取材のお問い合わせを頂いたんです。
実はリリースをすっかり忘れていまして(汗)
13日の朝、「あ!プレスリリース忘れてた!」
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1日セミナーだったので
電車移動中にプレスリリース作成(所要時間30分)
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セミナーの休憩中にPRTimesで配信(所要時間15分)
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翌朝、取材依頼1件!
というバッタバタで作成したのですが、反響があって嬉しかったです。
元々は、急きょ思い出したのと、その日は1日研修だったので
リリース作成はチームメンバーに依頼しようとしました。
でも、「プレスリリース作ってくれる?」って聞いたら
「日曜になりますけどいいですか?」って聞かれて
「じゃあ自分で書きます」って書いたのです。
今朝、取材依頼きたよーって報告したら、
「早っ!!なんでそんなに早いんですか?」と驚かれました。
うーん、それは、、、
きっと、
60点主義
だからではないかと思ったのです。
あと、30後半になって、めっきり体力が落ちてしまって
1日6時間稼働するがやっとなので
(ただ人の話を聞いているだけでも、疲れます)
とにかく時間がない!だから、あんまり完璧を求めずさっさと出してしまえるのではないかと思います。
個人的な性格だと思いますが
「やろうと思います」
「~~するつもりです」
という言葉はあまり使いません。
「やるつもり」「やってやるぜ!」って言うくらいなら
「やり終わった」と言いたいんですよね。
私は、同じ内容について「やろうと思います」って2回言ったことがありません。
それで、リリースを60点主義で30分で完成させて配信したことをFaceookで投稿したら
「共感!わかる!」の嵐でした。経営者達から。
「やっぱりねー」と思ったのですが、彼ら彼女らが、そこで追わされるのに、なんだか違和感があったんですよね。
60点主義って、短い時間で60点までもっていけることなんだっけ?と。
「好きを仕事に」のリアル
「60点主義」と「好きが仕事ななっているかどうか」ってすごく関係があるんじゃないか、と思ったんです。
というのも、私は
たった30分で、プレスリリース0点から60点にした訳ではない
ということ。
なぜなら、前々から
新刊のリリースを書きたいと思っていて
私はPRやプレスリリースを学んでいて
30分で40点から60点にした
これぐらいが正しい表現です。
さらに、株式会社女子マネの代表であるから
自分の事業の全体のシナジーや流れが分かっていて
優先順位も高いのが腹オチしています。
発売した直後にリリース出さなきゃ意味がない!って。
しかも、本を出すのもPRするのも、私の好きなことです。
好きなことは、ずっと考え続けていられること。
だから、
ゼロからスタートではなく
既に40点スタートくらいの状態だということ。
世の中の「60点主義でスピードが大事だぜ!」っていう人は
大体元から40点くらい取れる、好きな分野での文脈で60点主義というスピードの話をしているんじゃないか。
と思ったのです。
取り組む前の時間から
うっすらと準備を重ねて
スタートする時点で既に40点だからゴールが早い。
だから何だ?というと、
その企画の当事者や
例えば社長がそれが出来るのは当たり前だってこと。
チームでそれが出来るようになるには
ポイントが2つあって
ひとつは、
全体のプロセスを伝えておいて
(前工程・次工程、年間スケジュールなど)
その仕事の優先順位を伝えておくこと。
※且つ、依頼する側が「今日いますぐやって欲しい」とかいう暴投をしなくていいように段取りすることw
もうひとつが、超重要で
依頼するテーマや内容に関して
その人が
「好きで関心が高くて、いつのまにかずっと考えてしまえること」であることにすること。
そして、雇う側や依頼側からしたら、
✓メンバーの好きな事や得意を見出して任せること
✓その仕事の面白さを感じてもらうこと
✓全体像を見せること
✓あなたの担当部分の重要性をちゃんと伝えること
✓社会的な意義を伝えること
これがめっちゃくちゃ大事だということ。
スタッフの仕事が遅い、とか
やる気が足らん、という経営者は(半分は私のことw)
適切な仕事の全体像と優先順位を伝えることと
その子が仕事に関心を持つような伝え方をしてないだけ。
さらに、その子が好きで得意になれる分野を見つけるべく
小さく仕事を任せて伸ばしていかないと
「痺れるようないい仕事」なんてフィードバックして貰えません。
私も勿論できてなくて、5年付き合ってきたチームメンバーが、やっと(笑)、痺れるようないい仕事をするポジションを見つけられました。
うわー、これやって貰ったらピカイチだな、っていう働きで、それをみた皆が「羨ましい!すごい!」って言ってくれます。(自慢)
でも、ここまで来るのには、お互いとても長かったです。笑
だってね、社長の仕事なんて
社長が自分のやりたい事に人を巻き込んでいる訳だから、
そのくらい、関わってくれる人の人生も大切に扱っていいと思う。
会社員時代の私は、活き活きと夢を語る社長を見て、一緒に叶えたい!と思いつつ、ふと冷静に
「あー、就職ってそ社長の夢叶えるお手伝いなんだな」と気が付きました。
だからですね、いま、誰かのサポートとか、雇われる側だったら意識すべきことは、夢が重なる人と働いたほうが幸せです!ということ。
そして、、雇われて仕事をするということは「雇い主の夢のお手伝いをしている」ということに変わりなく、間違っても「働いている人の自己実現」のためではありません。
だから、夢が重なる人と一緒に居てね!
さらに、自分の側の努力としては「好きなこと、ずっと考えても苦じゃなく楽しいこと」を人生の早いうちに見つけておくことが大事なんです。
これが、仕事においてどれだけアドバンテージになるか、というのはその仕事が好きな人と、そうじゃない人では、
「スタート地点から既に40点の差がついている」と考えると、その重要性が伝わるのではないかと思う。
「好きを仕事に」とはオジサマたちが鼻で笑うような、甘ったれた願望では決してないのです。
いきなり「好き」にはならないと思うから、それでも仕事に対して、面白味を見つけられるか、好きになれるか、という工夫がなければ、同僚とよーいドン!で始めたつもりの業務において、時間を追うごとに”なぜか周回遅れ”からスタートする、という地獄のようなレースに突入してしまうということです。
私も、何度も何度も、地獄レースを体験しました。
好きを見つける方法は、世の中に死ぬほど転がっているので、ぜひ自分に合う方法で好きを見つけて欲しいと思います。
ちょっとでもその方向性が見えてきた人は、7月にスタートする発信力講座がお勧めです。
それではまた♪
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