【乳がん】仕事を休むことにしました

 こんにちは。もじょこです。2021年11月末に、乳がん(浸潤性乳管癌)ステージⅡと診断されました。検診を受け始めた日のことから、診断が出た日のこと、治療のことなど、これから書き綴っていきます。

 今日は、がんになったら、仕事はどうなるんだ、という点について話したいと思います。

 まず、がんです、とお医者さんに言われました。午前中の診察だったため、その日は午後から出勤し、まずは上司にがんだと言われたという旨を話しました。
 私の場合は、数日前に針生検を行い、まず最初にがんと告げられ、CTやMRIといった検査、ステージやどの治療が有効かについては後日話すことになっていたため、詳細なスケジュールは後日になるが、いずれ闘病に伴い休みが必要になるかも知れないという話まではしました。

 その後、詳細な結果が分かり、「術前化学療法」が勧められたこと、抗癌剤治療の場合は通院ででき、仕事をしながら治療している人もいるという話をお医者さんからいただきました。そのうえで、家族も入れてどうするか話し合いました。

 私は、教員という仕事の内容などをふまえると、通いながら抗癌剤治療を行うのは難しいのではないかと考えました。そう考えた理由は以下の通りです。
①スケジュールが分かっているとはいえ、突発的な休みが必要になる可能性がある⇨授業の代行、部活動監督の代行等、周囲に負担をかける
②私は長距離通勤をしている(車で片道1時間ちょっと)⇨体調が悪くなって帰宅できない、運転中に体調を崩すなどの危険性がある
③私の性格上、治療よりも仕事を優先してスケジュールを組んでしまいそう⇨精神的に追い込まれる危険性がある

 ①については、授業は月〜金までありますから、例えば金曜日に抗癌剤治療を行えば、翌週の月曜日に休みを取る=金・月のみ時間割交換等の手続きを取っておけば大丈夫とは考えられますが、火曜日も具合が悪かったら…一週間副作用が続いたら…と考えると、突発的に休みを取り、同じ教科の先生方に代行してもらったりしなければならなくなります。また、抗癌剤治療後の翌日・翌々日に部活動があると、代わりの先生に監督をお願いしなければなりません。
(注1)私は水泳部顧問で、校内のプールが温水ではないため、市内のプールに行って監督しないといけません=安易に「やっとけ〜」とかにできない
(注2)顧問は2人制ですが、1人がクビになったため、実質1人で持っています笑
 これらを考えると、「仕事できる日は行く、行けない日は休む」のは、周りをかなり巻き込んでしまうと考えました。また、抗癌剤治療による副作用の内容や、②・③もふまえ、抗癌剤治療を行う半年間は(元気な日もあるにしても)治療のためお休みをいただいた方が良いのではないか、と自分で考えるようになりました。

 上司(校長)に上記のことを相談し、上司は「仕事のことは一切考えないでいい」という話、「副作用について聞くとまとまって休んだ方がよさそうだ」という話をいただき、まとまってお休みをいただくことにしました。

 なお、休みは、半年間であれば「病休」扱い(給料が出る)にできること、もし長引いたら「休業」扱い(給料出ない)になるが、最初の1年間は休業手当が出るからお金のことはあまり心配していません。公務員は、こういうところが本当に厚遇されています。

 正直、半年も休むと仕事をやりたくなくなるような気がしますが笑、まずは仕事のことを考えず(とはいえ考えてしまうけど)、自分と向き合う時間を大切にすることにしました。

 今日はここまでです。読んでいただき、ありがとうございました!

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