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31年前のスタジオジブリ作品『海がきこえる』

ずっと観たかった映画の1つ。
いつかYouTubeで見つけた作品がリバイバル上映されることになった。

【あらすじ】
高知の高校を卒業した杜崎拓は、東京の大学に進学した。一人暮らしを始めた矢先、同郷の友人から高知の大学に進学したと思っていた武藤里伽子が東京の大学に通っているという話を聞く。荷物の中から見つけた里伽子の写真を見ているうちに、拓の思いは自然と2年前の高校2年の夏の日へと戻っていった。家庭の事情で東京から転校してきた里伽子。彼女は、親友・松野が片思いしている相手という、ただそれだけの存在のはずだった。その年のハワイへの修学旅行までは。

Wikipedia「海がきこえる」

舞台は1990年代の高知と東京を、高校時代をメインに描かれていた。
高知県に行ったことがなければ、こんな高校生活を送っていないし、この時代を生きたことがない僕にとって、映画館に映し出される映像の全てが新線だった。
それにも関わらず、ずっと前に経験したことが、過ごしたことがあるような懐かしさを不思議と感じた。
他のジブリ作品が非現実的な夢の世界という感じに対して、この作品は日本のどこか誰かの日常を一番近くで見るといったような雰囲気があった。

「余韻」と言えば、映画が終わったエンドロールが流れ出すタイミングやゆっくりと席を立ち、出口へ向かうタイミングなど観終わった直後にくるものだと思っていた。
しかし、この映画を観て初めて違う形の余韻を経験した。
なんとなく映画は見終わって家に帰り、次の日から日常を過ごしている中で、「あぁ、そういえばあの映画よかったな、、、」「あの後ってどうなったんだろう?」と余韻が沸々と湧き上がってくるような感じだった。

作品詳細や静止画は下記のスタジオジブリサイトに纏めてありますので、是非確認ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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