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酒屋の造り手訪問記②        

山梨県・富士河口湖町 7c|seven cedars winery様


皆さまこんにちは!
こみや酒店です!

今年のテーマは【伝える】です。
造り手の皆さまの想いや、自分が直接お伺いする中で感じた事、どこでどのようにお酒がつくられているのかなど、まだまだ伝えきれていない部分があると思っております。

造っている人や場所など、そのシーンを想像することが出来るとよりお酒を飲むのが楽しくなります。

こみや酒店でお買い物をしていただいた暁にはその1本の事を味だけでは無い色んなことを知ってもらいたいという思いがあります。

ぜひ気軽に読んでみて下さい〜


② 山梨県・富士河口湖町
7c|seven cedars winery様

先日は山梨県富士河口湖町に昨年10月よりスタートしたセブンシダーズワイナリーさんへ伺ってきました!

セブンシダーズワイナリーでは鷹野ひろ子さんが主体となり合計3名でワインを造っています。

(ワイナリー名について)
セブンシダーズとは7本杉を意味します。これは河口浅間神社(北)⛩にある天然記念物の樹齢1200年にもなる7本杉をモチーフにしています。

河口浅間神社の七本杉の看板

最初はワイナリーをやる計画は一切なかったそうですが、わずか数ヶ月の間にワインを造ることになったとのこと!

現在植えられている品種はワイナリーのすぐ目の前にある畑にシャルドネ、ソーヴィニヨンブラン 、プティマンサン、ケルナー、ピノノワール、メルロー、プティヴェルドです。畑ごとのフィールドブレンドを予定。

ワイナリーの前にあるシャルドネの畑

また、ケルナーは様子見とのこと。
北海道でもケルナーはだいぶ減っているのでもし上手くいけば非常に楽しみなワインが出来そうです!

今まで河口湖でブドウ栽培をしている農家さんがおらずどの品種が適しているかの適品種を見つける作業から始められています。

契約農家さんとも良い関係を築き、鷹野さん自体が勝沼在住ということと、古くからのお付き合いなどでブドウを提供して貰っているそうです。

セブンシダーズワイナリーでは、
【一人一人の葡萄に合わせた仕込み】を大切にしております。

小規模でコンパクトなワイナリーながら、写真7枚目にある小さなたくさんのタンク。これはワイナリーが大切にする、農家さん一人一人に合わせた仕込みが出来るよう、計算して様々な大きさのタンクを導入しています。

農家さん一人一人に合わせた容量のタンク

そうする事でタンクがだんだん農家さんのお顔に見えてくるので中途半端なワイン造りは出来ないと仰っている姿が印象的でした。

樽熟成の甲州も10樽ほどあり、さすがに新樽100%だとブドウの特徴が掻き消されてしまい、コンセプトである農家さんごとワインにするという事にはなりません。よってリスクもありますが、フランスから古樽も購入し樽感が出過ぎないようにするとのこと。輸入の古樽は微生物汚染の危険があるので、しっかり85度のお湯と硫黄燻蒸で殺菌しています。

樽熟成されている様子

樽熟成のワインや醸しのワインもありましたので今後のリリースが楽しみですね!

現在はデラウェア&ジーガレーベのスパークリングのみリリース(1stリリース)されておりますが、こちらはもうワイナリー完売。こみや酒店にも残りわずかとなっております。発売から半月あまりで約4000本が完売という予想以上のスピードでした。。

ファーストリリースのスパークリングワイン!在庫残り僅か。

長文お読みいただきありがとうございました!

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