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ローンの返済終了通知がきました

2016年に借りた給振ローンの返済終了通知がきましたー。わーい。
融資の完済通知って忘れた頃にくるから嬉しい。

2016年6月と言えば、レンアイ型採用を生み出す直前。起業したものの1年で人も金もなくなって、でも”採用”の分野はどうやら外してないぞ。でも自分のこれまでのやり方がどうやら間違っている。ゼロから組み立てなおそう。と崖っぷちに立っていた時です。

不安…というより開き直って、心は躍動していた記憶があります。

で、とにもかくも最初はお金。
出ていくものを減らし、現金をどう確保するか。
法人としての借り入れとは別に個人としてのローンをまとめて1ヶ月分でも2ヶ月分でも時間を稼ごうとしたいた時のローンだったと思います…。7年という悠久の時を経て、それを完済しました。

楽天の社長さんのように何千億を借りたり、何百億の株を売ったり、みたいなスケールとは全く違うけど。
でもとにかく自分で調べて、自分で考えて、自分で動き出して借りたお金。
自分で失敗して、自分で反省して、自分で借りて、自分で返した。

起業・独立するときにお金の勉強はしないといけない。
と人は言う。それは

税金対策や節税テクニックのセミナーを聞くことではなく。
法人と個人の違いの本を読むことでもない。
ましてやiDeCoかNISAか、インデックス株か、NFTかと、あっちゃん動画見て知ったつもりになることでは全くない。

地元の商工会に行ってマル系融資って何?と質問したり
公庫の創業融資に申請する書類をそろえたり。

銀行の窓口に行って、相談してもいい。
定期預金100万円あればそれを担保に100万円貸してくれるローンもあるし
僕が使った給与振り込みに使っている口座なら安く借りれるローンもある。

急にクラファンに走ったり。
ましてや消費者金融に逃げ込んだり。
そんなことする前に、世間にはあなたが知らないだけで
充分に挑戦する時間と権利を支援してくれる機関や制度がある。

とにかくお金のことを他人に相談することが恥ずかしいとか、怖いとか。そういうマインドを少しでも変えることから始めた方がいい。

ただ最初は、あなたの挑戦には程遠いくらいの額しか借りれないかもしれない。
でもそれが自分の現在地だ。

お金。という超現実の指標で自分の信用度が明示される。
現在地と目的地との距離感が明確になる。マラソンでもスタートとゴールが決まってなかったら走りようがないじゃない。

僕はようやく個人的なローンが終わったところで
法人としての借入はまだまだ、あります。
全然、ひよっこ、駆け出しです。

父親とは子どものオムツを替えた回数で自覚が醸成され
経営者とは背負った融資額で覚悟が強固になる。

のかもしれません(笑)

まぁ、人それぞれの価値観だから数字は過度に大きくなくていいと思う。

でも7年前の僕みたいな人がいたら参考まで。
怖いだろうけど、
やるならやれ。
やらないならやるな。
頑張ってね。

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