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中核人材ってなに?だれ?


最近、行政用語で”中核人材”なる言葉が目につきます。
言っている意味や使いたくなるシーンは充分にわかるので
その言葉止めろ。と言いたいわけでありません。

採用コンサルタント的には
よく求人広告に書いてある「幹部候補募集」と同じで
中核人材と自称し、中核人材集まれ!と言われて、集まってくる人って果たして中核人材だっけ?
というあたり疑問だよね。と忠告しておきたいのです。

中核人材も幹部候補も雇う側、会社側目線の言い方で
人は自分のことを
「あー。オレは中核人材だなぁ」とか
「私って、幹部候補よねー」とか
言ってる人…いないでしょ。

いたとしても、その人だいぶやばいでしょ。
むしろそう思っている人こそ中核人材じゃない人だから、ミスマッチを生む温床になっているけど、気づいてる?

中核人材には、経営企画っぽい人や、まさに幹部候補、あとオープニングスタッフとか、いろんな要素が含まれているんだと思われます。

ここで中核人材の対義語も同時に示せば、わかりやすくなりそう。
この時に絶対「労働者」「非正規雇用」「派遣社員」「アルバイト」とか言っちゃいけませんね。
ただここ決めとかないと、品のない経営者はそう言ったりするから、マジで行政の方やマスコミの方、中核人材って言葉使うの気を付けて欲しいです。

えーと。なんだろ。
企業やプロジェクトの中核には入らずに
自分本位、個人本位で自立して、働く人たちというニュアンスで、フリーランスとかになるのかなぁ。
専門職とか、プロ人材とかになるかもしれません。

で、こうやって対義語を考えていくと
中核人材って、今の時代に、そう簡単に会社を辞めないで忠誠心を持って長く働いてくれる、正社員。
ってニュアンスに集約されていく気がします。

中核人材、中核人材。と言わずに
組織依存型安定志向人材。でも向上する気持ちは持ち合わせてね。
くらいのニュアンスなんかなと言語化してみました。

異論反論ありそうだけど、とりあえず”中核人材”のブラッシュアップ第1稿まで。



#写真は我が家の中核人材

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