言語化することの威力は思っている以上に、大きいのに。
言語先日、某建設業での採用相談で
社長から常務から担当者からズラーと並んで、相談されるシーンに遭遇しました。
そこで、採用的な強み・特徴ではなく
売上的なビジネス的な強みを聞いてみたんですが
「そんなこといきなり聞かれても、ね。てへへ。」
みたいな反応をされていたのを見て、
ああ。言語化してあげたい。と思っちゃいました。
ちなみにココは通常の採用コンサルができない、出会い方なもんで、僕がリサーチして言語化してあげるわけにはいかないんですよね…。
みなさん、言語化っていうと
キャッチコピーみたいに短い言葉を連想されますが
必ずしも、そんな短くなくていいんです。
あと、経営理念の唱和みたいに一言一句間違わずに社員全員が言える合言葉とも違います。
ましてや、0から創り上げる言葉でもなくて
ただただ自分たちの今の状態を表す言葉で充分です。
そして一度、作ったら憲法のように変わらないものでもない。
いついかなる時に聞かれても
その相手とシーンによって、異口同音で
淀まず喋れたり、書けたりすることを「言語化」だと思っています。
なんかね、日本のお父さんたちが
言語化が苦手なのは
「言わなくても、わかるだろう。」
「察する心、阿吽の呼吸。」
みたいな美学に、侵されているのが大きいんだろうなと思っているところです。
百歩譲って、結婚(採用)したあとなら、それはそれでいいのかもしれませんが、採用する前って、他人です。
他人にも「言わなくてもわかるだろう」って精神で向き合うから、採用ができないんです。
何もしなくても、人が寄ってくるようなモテモテさんなら、いざ知らず。
採用コンサルを呼び出さないといけないくらい人手不足で困っているのなら、
言葉を尽くして、伝えていくなんて、
大前提中の大前提。
他人を口説くときのことを思い出してみてください。てへへ。とか言ってる場合じゃなかったでしょうが。
言語化していきましょ。ホント。
あと、言語化って、他人の真似したら変になるから、そこも気をつけてね。ではでは。
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